『金環食』(1975)
原作:石川達三 監督:山本薩夫
出演:仲代達矢、三國連太郎、宇野重吉、京マチ子、西村晃、大滝秀治、峰岸徹、中村玉緒、山本學 ほか
『白い巨塔(1966)で医学界、『戦争と人間』(1970)で軍閥、『華麗なる一族』(1974)で経済界を斬った監督が今作でついに政界の汚職事件に挑んだ155分の本格的社会派作品。
▼story(例によって政治絡みは自信がないけど・・・
昭和39年、票集めの裏金をバラまいて寺田内閣発足。
まもなく金貸しの石原参吉の元に官房長官・星野から2億用意してほしいと遣いがくる。
石原は星野の身辺を探り始め、寺田総理の郷里・九州の福流川ダム建設を巡って竹田建設と発注元の電力開発株式会社の一派の談合と汚職の件を突き止める。
青山組と争う竹田建設は双方とも政治家への献金で落札を操る。
通産省の大川大臣の元には寺田総理の妻の指示が書かれた名刺が渡され、
次期留任を条件に圧力がかかるが断ったため、早期辞任に追い込まれる。
ダム建設が竹田建設に落札後、神谷代議士は、石原と日本政治新聞社社長・古垣の集めた証拠資料をもとに決算会議にかけるが。。
あらゆる場面であらゆる裏金が動いて、それを当然のように「金は政治の潤滑油だ」というセリフがリアル。
と同時に、いろんな権力の下に芸者さんや、愛人などなど、いろんな立場の女性が絡んでる。
国民に真実を伝えるべく新聞記者ですら、高見の見物ではせっかく裏を暴いてももみ消されるだけということか。
政界を揺るがす証拠とされる名刺を写したフィルムのやりとりに50万円とか、
「動く金が欲しい。15万円ほどくれ」て、今の金の価値ならあれっ?て額だけど、
当時ならもっと高い値段だったんだろうなw
それなら、ダム建設費用に45億円て額は相当なものだったろう。
原作:石川達三 監督:山本薩夫
出演:仲代達矢、三國連太郎、宇野重吉、京マチ子、西村晃、大滝秀治、峰岸徹、中村玉緒、山本學 ほか
『白い巨塔(1966)で医学界、『戦争と人間』(1970)で軍閥、『華麗なる一族』(1974)で経済界を斬った監督が今作でついに政界の汚職事件に挑んだ155分の本格的社会派作品。
▼story(例によって政治絡みは自信がないけど・・・
昭和39年、票集めの裏金をバラまいて寺田内閣発足。
まもなく金貸しの石原参吉の元に官房長官・星野から2億用意してほしいと遣いがくる。
石原は星野の身辺を探り始め、寺田総理の郷里・九州の福流川ダム建設を巡って竹田建設と発注元の電力開発株式会社の一派の談合と汚職の件を突き止める。
青山組と争う竹田建設は双方とも政治家への献金で落札を操る。
通産省の大川大臣の元には寺田総理の妻の指示が書かれた名刺が渡され、
次期留任を条件に圧力がかかるが断ったため、早期辞任に追い込まれる。
ダム建設が竹田建設に落札後、神谷代議士は、石原と日本政治新聞社社長・古垣の集めた証拠資料をもとに決算会議にかけるが。。
あらゆる場面であらゆる裏金が動いて、それを当然のように「金は政治の潤滑油だ」というセリフがリアル。
と同時に、いろんな権力の下に芸者さんや、愛人などなど、いろんな立場の女性が絡んでる。
国民に真実を伝えるべく新聞記者ですら、高見の見物ではせっかく裏を暴いてももみ消されるだけということか。
政界を揺るがす証拠とされる名刺を写したフィルムのやりとりに50万円とか、
「動く金が欲しい。15万円ほどくれ」て、今の金の価値ならあれっ?て額だけど、
当時ならもっと高い値段だったんだろうなw
それなら、ダム建設費用に45億円て額は相当なものだったろう。