『王妃の紋章』~満城尽帯黄金甲(2006)中国
監督:張芸謀(チャン・イーモウ)
出演:チョウ・ユンファ、コン・リー、リウ・イエ、ジェイ・チョウ、リー・マン、ニー・ダーホン、チェン・ジン、チン・ジュンジエ ほか
滑稽なほど度を超えた贅を尽くした王朝の模様を、ここまで豪奢に再現した映画製作側にも驚く。
いったいどうゆう政治をすれば、ここまで金品が一箇所に集中出来るのか。
でも、ありあまるお金の中に暮らす王族は誰一人しあわせじゃなかった。
いつの時代も、どこの国でも常に権力者は他の侵略を恐れ、家の中でも継承者争いに気が抜けない。
物語が終わったあとも、なぜ王が王妃を毒殺しなきゃならなかったのかが分からなかった。
親・子殺し、近親相姦、あらゆるタブーにまみれて混乱する王朝。
今作も他と同様に、史実に沿って作られたかどうか気になった。
▼storyはgoo参照
中国、五代十国、後唐の時代。重陽節を前に王家の人々は王宮に帰って来ていた。
王と王妃の間は冷え切り、王妃は継子の皇太子と不義の関係を続けていた。
しかし、皇太子は、侍医の娘で後宮の女官と付き合っている。
王妃は、密偵を放ち、王が王妃の健康のために毎日運んでくる“薬”の中身がトリカブトという猛毒であることを突き止める。
密偵を務めた侍医の妻もまた、悲しい過去があり、王に恨みを抱いていたのだった。。
毒を盛られていることを知りながら、息子の王位継承のために飲み続ける母親役に
ベテランのコン・リー、渾身の演技で観ているほうが息苦しくなるほど
次男役のジェイ・チョウは精悍な顔立ちでカッコいい(ちょっと見シャカの植松くんに見えなくもない
なんと彼がラストの主題歌を歌っている模様。重い史劇のあとのラブロマンスみたいな歌がなんともフシギw
いちいち詩?を詠みながら時間をゆって回る人や、何千、何万とゆう後宮で働く女官たち、
庭に敷き詰められた菊の花、誰も手をつけなくても運ばれつづける高級な食事などなど
毎日費やされてゆくハンパない額のお金と手間ひまは、見ていて馬鹿馬鹿しいほど。
忍びがいるのは日本の時代劇と同じだけど、なんだか最近の中華系の映画は、
ムダにワイヤーアクションがありすぎるのが目に付く。
流行りが過ぎて、あとで観直したらきっと苦笑ものだろう。
『レッドクリフ』も予告を観たらかなりワイヤーな予感。。
監督:張芸謀(チャン・イーモウ)
出演:チョウ・ユンファ、コン・リー、リウ・イエ、ジェイ・チョウ、リー・マン、ニー・ダーホン、チェン・ジン、チン・ジュンジエ ほか
滑稽なほど度を超えた贅を尽くした王朝の模様を、ここまで豪奢に再現した映画製作側にも驚く。
いったいどうゆう政治をすれば、ここまで金品が一箇所に集中出来るのか。
でも、ありあまるお金の中に暮らす王族は誰一人しあわせじゃなかった。
いつの時代も、どこの国でも常に権力者は他の侵略を恐れ、家の中でも継承者争いに気が抜けない。
物語が終わったあとも、なぜ王が王妃を毒殺しなきゃならなかったのかが分からなかった。
親・子殺し、近親相姦、あらゆるタブーにまみれて混乱する王朝。
今作も他と同様に、史実に沿って作られたかどうか気になった。
▼storyはgoo参照
中国、五代十国、後唐の時代。重陽節を前に王家の人々は王宮に帰って来ていた。
王と王妃の間は冷え切り、王妃は継子の皇太子と不義の関係を続けていた。
しかし、皇太子は、侍医の娘で後宮の女官と付き合っている。
王妃は、密偵を放ち、王が王妃の健康のために毎日運んでくる“薬”の中身がトリカブトという猛毒であることを突き止める。
密偵を務めた侍医の妻もまた、悲しい過去があり、王に恨みを抱いていたのだった。。
毒を盛られていることを知りながら、息子の王位継承のために飲み続ける母親役に
ベテランのコン・リー、渾身の演技で観ているほうが息苦しくなるほど
次男役のジェイ・チョウは精悍な顔立ちでカッコいい(ちょっと見シャカの植松くんに見えなくもない
なんと彼がラストの主題歌を歌っている模様。重い史劇のあとのラブロマンスみたいな歌がなんともフシギw
いちいち詩?を詠みながら時間をゆって回る人や、何千、何万とゆう後宮で働く女官たち、
庭に敷き詰められた菊の花、誰も手をつけなくても運ばれつづける高級な食事などなど
毎日費やされてゆくハンパない額のお金と手間ひまは、見ていて馬鹿馬鹿しいほど。
忍びがいるのは日本の時代劇と同じだけど、なんだか最近の中華系の映画は、
ムダにワイヤーアクションがありすぎるのが目に付く。
流行りが過ぎて、あとで観直したらきっと苦笑ものだろう。
『レッドクリフ』も予告を観たらかなりワイヤーな予感。。