メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

銀杏

2008-11-22 19:04:34 | 日記
金曜、もう一度耳鼻科に行って、再び聴力検査したら低音の聞こえは前回とあんまし変わらず
じゃ、これは昔からなのでは?(低音の楽器や声が好きなだけにこれはちとショック
ほかに思い当たる原因も分からず、とりあえずマズイゼリー薬はやめて、自律神経系のだけにしてもらった。
なんだかなぁ・・・

夜は実家からまたたくさんの野菜&果物が届いた(感謝×3000
ご近所さんが作った無農薬のキャベツなんてシャキシャキでやわらか~!!!
母が最近ハマってる洋ナシもたくさん入ってたのはいいけど、熟して柔らかいと運んでるうちに当たったところが茶色く傷んじゃうんだよね/涙
ここのところ宅急便を装った事件のニュースばかりでちょっと不安がよぎった。

連休1日目はステキな天気美容院にやっと行ってきたv
図書館に行く道でカワイイ看板を見つけてパソで調べたら、以前行った手が傷だらけの店長さんのお店の姉妹店だった(驚)から初めて入ってみたら、とってもオシャレで明るい雰囲気、サービスも良しで気に入ったv
傷んだ毛先を切って、見た目はほとんど分からないくらいなんだけど。

その足でひさびさ近くのお寺さんにお参りに。銀杏がすっかり黄色に染まってキレイ!
ここは連休ってゆってもいつも数人の人がいるくらいで静かで好き。


毎年、このくらいの時期からもう連休や晴れた週末を使って普段届かない部分の掃除をはじめる。
年末はそれなり忙しくなって、まとめて大掃除!!!なんて元気も出ないから、できる時にやっちゃう。
今日も気持ちのいい昼間のうちに、好きな音楽を流しつつ、けっこーまとめて出来たv


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『雪国』

2008-11-22 18:45:42 | 映画
『雪国』(1965)
原作:川端康成 監督:大庭秀雄
出演:岩下志麻、木村功、加賀まりこ、沢村貞子、早川保、柳沢真一 ほか

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。。。」

この一文で有名な同名の小説の映画化。日本文学はほとんど読んだことがないからほぼ初めて触れた。
真っ白い雪景色、湯煙があがるひなびた温泉旅館、煙をあげて走る蒸気機関車。
どの場面を切りとっても匂いたつような美しさと叙情があるこのロケ地はなんと信州・野沢温泉だとか。

そこで繰り広げられる妻子ある男・島村と、貧しい家の出で複雑な事情を背負った19歳の駒子。
温泉場に愛人を作るなんてほんといい身分だ。のらりくらりと翻訳なんかしながら人間観察をして、
またふらりと東京へ帰ってゆく。
駒子が泣きそうになりながら「あんたは一年に一度しか来ない男なんだわ」と二度もゆっても
その奥にある熱い想いに気づいたのか、気づかないのか???
やっとこさだいぶ経ってから責任の大きさに気づいたって、
女がなにか意を決して言うまでの長い時間を考えたら鈍感すぎやしないか
こないだ観た『秋津温泉』みたいに女が発作的に身を投げてしまわないか心配したが、
盛り上がった場面であっけなく「終」の文字(え゛えっ?!!驚×3000

storyはウィキ参照

髪を結い上げ芸者となった駒子が「客のお見送り」として島村と駅にいる。
「今度いつ来れるなんて分かったもんじゃないもの。わたし待ってるから」と、
いかにも寒そうな待合室で、着物の上に赤い肩掛けが雪の白さに映えてなんとも美しい。
岩下志麻もカンペキだけど、ちょっとフシギちゃんを演じてる加賀まりこの個性も強烈。

小千谷ちぢみ
ちぢみ織の場面が二度ほど出てくる。派手さはないけど着やすく丈夫そうなつくり。
DVD特典は予告編と、ロケ地探訪みたいな映像(なんだかローカル番組みたいな雰囲気

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