『あさき夢みし』(1974)
監督:実相寺昭雄
出演:ジャネット八田、花ノ本寿、寺田農、岸田森、丹阿弥谷津子、原知佐子、三条泰子、、東野孝彦、古今亭志ん朝 ほか
▼あらすじはgoo参照のこと
今作でのヒロインの名は「四条」だが、ウィキで見ると「二条」とある。
ほかにも、愛人の「雪の曙」は「霧の曙」になってるのは意図的?
途中、伊勢関連のエピソードあり。世間の穢れから縁遠いはずの巫女?と浮気したみたいだったが?
女房という身分とはいえ、手塩にかけて育て、寵愛していた女性を次々とほかの男にゆだねるって
御所ってヒトは何を考えていたのか?それとも、昔の女性の意思はそれほど無視されていたのか?
今でも女性の長旅はなにかと不安も多いだろうに、途中までは侍女を連れていたとはいえ、
後半は得意の絵を売りながらさまざまな場所を巡り歩いた二条の固い信念は想像を超える/驚
実相寺昭雄監督は、『「ウルトラマン」、「ウルトラセブン」の演出で名を高めた』とある。
ほかにも、『帝都物語』(1988年)、『姑獲鳥の夏』(2005年)などなど。
おお!『ユメ十夜 第一夜』(2007年)では松尾部長まで絡んでるではないか?!
ジャネット八田さんてゆうハーフの女優さんを古典に起用してるビックリキャストをはじめ、
ドロッとした濃い~映像&演出で、古典らしからぬバタ臭さが終始漂う今作。
ほかの作品も気になる。。
こないだ読んだ原稿に載ってた「とはずがたり」の世界が少しずつ見えてきた。
二条さんはかなりの美人だったのかな?絵の才能もあったみたいだし。
それにしても出生から後世に至るまで、なんと悲運な運命に翻弄された女性だったのか!
容姿と身分ゆえに権力、情欲に抗えないまま、子どもを授かっても親子の縁も薄く、
尼僧となって諸国を旅して歩いた先に見えたものとは・・・???
ますます原作に興味が湧いてきた。
色は匂へど 散りぬるを
我が世誰そ 常ならむ
有為の奥山 今日こえて
浅き夢見じ 酔ひもせず
(うつくしいものは儚く、この世は絶え間なく変わってゆく。
奥山(無常のこの世)を越えて、酔って浅い夢など見ないようにしよう)
→「いろはにほへと」
監督:実相寺昭雄
出演:ジャネット八田、花ノ本寿、寺田農、岸田森、丹阿弥谷津子、原知佐子、三条泰子、、東野孝彦、古今亭志ん朝 ほか
▼あらすじはgoo参照のこと
今作でのヒロインの名は「四条」だが、ウィキで見ると「二条」とある。
ほかにも、愛人の「雪の曙」は「霧の曙」になってるのは意図的?
途中、伊勢関連のエピソードあり。世間の穢れから縁遠いはずの巫女?と浮気したみたいだったが?
女房という身分とはいえ、手塩にかけて育て、寵愛していた女性を次々とほかの男にゆだねるって
御所ってヒトは何を考えていたのか?それとも、昔の女性の意思はそれほど無視されていたのか?
今でも女性の長旅はなにかと不安も多いだろうに、途中までは侍女を連れていたとはいえ、
後半は得意の絵を売りながらさまざまな場所を巡り歩いた二条の固い信念は想像を超える/驚
実相寺昭雄監督は、『「ウルトラマン」、「ウルトラセブン」の演出で名を高めた』とある。
ほかにも、『帝都物語』(1988年)、『姑獲鳥の夏』(2005年)などなど。
おお!『ユメ十夜 第一夜』(2007年)では松尾部長まで絡んでるではないか?!
ジャネット八田さんてゆうハーフの女優さんを古典に起用してるビックリキャストをはじめ、
ドロッとした濃い~映像&演出で、古典らしからぬバタ臭さが終始漂う今作。
ほかの作品も気になる。。
こないだ読んだ原稿に載ってた「とはずがたり」の世界が少しずつ見えてきた。
二条さんはかなりの美人だったのかな?絵の才能もあったみたいだし。
それにしても出生から後世に至るまで、なんと悲運な運命に翻弄された女性だったのか!
容姿と身分ゆえに権力、情欲に抗えないまま、子どもを授かっても親子の縁も薄く、
尼僧となって諸国を旅して歩いた先に見えたものとは・・・???
ますます原作に興味が湧いてきた。
色は匂へど 散りぬるを
我が世誰そ 常ならむ
有為の奥山 今日こえて
浅き夢見じ 酔ひもせず
(うつくしいものは儚く、この世は絶え間なく変わってゆく。
奥山(無常のこの世)を越えて、酔って浅い夢など見ないようにしよう)
→「いろはにほへと」