メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

北の国から'95秘密

2009-10-01 21:55:20 | ドラマ
北の国から'95秘密(2枚組)
監督:倉本聰 、出演者:田中邦衛 、吉岡秀隆 、中嶋朋子 、宮沢りえ 、緒形直人 、大竹しのぶ ほか

いや~見応えのある話だった。ついつい引き込まれて時間を忘れて深夜まで見てたから、
今日、仕事中寝不足でなんだかいつもより胸のムカつきが酷かった~
純は正吉と住んでて、ゴミ収集の仕事をしていた。北海道は分別やリサイクルがちゃんとしてる。
柱時計がキッカケでシュウてコと急速に仲良くなる。れいちゃんは結婚することに。
未練たらしく式を見に行くが、「卒業のダスティン・ホフマンみたいにはなれなかった」と純。

一方、蛍は行方不明だと和久井から連絡がある。40代の妻子持ちの医師と不倫して1ヶ月前に病院も辞め、
根室の落石てとこの小さな診療所で同棲してることが分かる。
お金を借りにきて、駅まで送り、その後ろ姿がなぜか凛としていて、
「いいか悪いかは別として、その勇気にはかなわないと思った」
奥さんが訪ねてきてやっと事情を知った五郎は、純とともに蛍に会いに行く。
「元気なら、幸せならそれでいい。ここまできたら自分の思う通りにやったらいい。俺はお前の味方だから」
蛍は初めて泣き崩れる。その後も手紙を書いてよこす。「お父さん愛しています」
こんなセリフさらっと言えるのもすごいんだけど

宮沢りえ自身にもいろいろあって激ヤセしてた頃かな?でも、やっぱカワイイ!
五郎と混浴(!)のシーンなんて、湯けむりの中、頬が染まって同性でもみとれるほど
シュウが東京でAV女優をしていたことを知ってショックを受ける純だが、
なんとか受け入れて仲が戻ったところで終わりなんだけど、五郎のラストシーンがなんだか意味深だった。



「わたしの昭和歌謡史」
高校時代は、なにがキッカケか思い出せないけど、中島みゆきばかり聴いて背伸びをしていた。

この世に二人だけ/中島みゆき
二人だけこの世に残し 死に絶えてしまえばいいと
こころならずも願ってしまうけど
それでも貴方はわたしを選ばない

みんながココロの中にひっそりと隠してるドロドロの部分を、こうしてさらけだせるって凄いことだと思う。


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