■鉄道員(ぽっぽや)(1999)
原作:浅田次郎 監督:降旗康男
出演:高倉健、大竹しのぶ、広末涼子、小林稔侍、安藤政信、吉岡秀隆、奈良岡朋子 ほか
主題歌:鉄道員 (作詞:奥田民生、作曲:坂本龍一、編曲:国吉良一 歌:坂本美雨)
吉岡秀隆のほかの出演作が気になって借りてみた。泣けた~~~~!!!
真面目一筋な鉄道員(健さんにピッタリ!)が、定年を前にした年末年始の1晩を描いた。
真っ白い雪
に、いい感じに寂れた1両編成の赤い電車が、前後にどっしりと雪をくっつけて
雪深い山々の間を抜けて走る姿はしっとりとして郷愁を誘う。
やたらとセリフに「キハ」が出てきて、映画の中で使われている電車もキハらしいが、
なにか特別な機種なのかな???
蘇る数々の思い出が色のトーンを落とした映像で、赤だけが鮮やかに残っている。
駅舎にやって来る謎の少女らのマフラーやベストにも効果的に赤が使われていた。
肝心な吉岡秀隆のシーンは少なかった
でも、北海道の雪が似合うなあ~!
ほかにも話題作にたくさん出演してることが分かったから、観逃していた作品をたどってみよう。
▼stroy
父の遺志を継いで、実直に電車一筋に働き、北海道の過疎化したはずれの駅で駅長を17年間勤め上げた佐藤。
幌舞線は年末といえども客はちらほらで、採算が合わないため近く廃線が決まっている。
定年を前にした乙松を心配して、長年の同僚・仙次は1晩泊まり、
「自分と一緒にリゾートホテルに来い」と説得するも、
「ぽっぽやしかやれない」と頑なに断る乙松。
自宅も兼ねた駅舎にはいろんな思い出があり、眠れずにフラッシュバックとして蘇る。
仙次とともにデゴイチを運転し、ガスにやられて命を落としかけたところを救ったこと。
妻の静枝に十数年待った子どもが出来、手放しで喜んだのもつかの間、
風邪をこじらせて幼くして亡くしてしまった娘・雪子のこと。
炭鉱で栄え、閉山とともに廃れ、事故で父を亡くした少年を引き取ろうと決心するも静枝は急に倒れる。
静枝が息を引き取った時もまた鉄道勤務で忙しく、乙松は最期を看取れなかった。
そんな昔を思い出す間、1人の少女が人形を置いていく。忘れ物を取りにきたのは小学生の姉。
彼女もまた人形を忘れて帰ってしまい、そのまた姉(高校生)が取りにきて、
乙松のためにあったかい鍋を作ってくれる。その味に感動して、乙松は思わず涙を流す。。
この謎の少女のことをうっすらと勘付きつつ、予想外な話の展開にフシギな感動に包まれる。
ラストの夕焼けシーンなど心に沁み入って、いつまでもいつまでも余韻を残した。
原作:浅田次郎 監督:降旗康男
出演:高倉健、大竹しのぶ、広末涼子、小林稔侍、安藤政信、吉岡秀隆、奈良岡朋子 ほか
主題歌:鉄道員 (作詞:奥田民生、作曲:坂本龍一、編曲:国吉良一 歌:坂本美雨)
吉岡秀隆のほかの出演作が気になって借りてみた。泣けた~~~~!!!
真面目一筋な鉄道員(健さんにピッタリ!)が、定年を前にした年末年始の1晩を描いた。
真っ白い雪
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雪深い山々の間を抜けて走る姿はしっとりとして郷愁を誘う。
やたらとセリフに「キハ」が出てきて、映画の中で使われている電車もキハらしいが、
なにか特別な機種なのかな???
蘇る数々の思い出が色のトーンを落とした映像で、赤だけが鮮やかに残っている。
駅舎にやって来る謎の少女らのマフラーやベストにも効果的に赤が使われていた。
肝心な吉岡秀隆のシーンは少なかった
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ほかにも話題作にたくさん出演してることが分かったから、観逃していた作品をたどってみよう。
▼stroy
父の遺志を継いで、実直に電車一筋に働き、北海道の過疎化したはずれの駅で駅長を17年間勤め上げた佐藤。
幌舞線は年末といえども客はちらほらで、採算が合わないため近く廃線が決まっている。
定年を前にした乙松を心配して、長年の同僚・仙次は1晩泊まり、
「自分と一緒にリゾートホテルに来い」と説得するも、
「ぽっぽやしかやれない」と頑なに断る乙松。
自宅も兼ねた駅舎にはいろんな思い出があり、眠れずにフラッシュバックとして蘇る。
仙次とともにデゴイチを運転し、ガスにやられて命を落としかけたところを救ったこと。
妻の静枝に十数年待った子どもが出来、手放しで喜んだのもつかの間、
風邪をこじらせて幼くして亡くしてしまった娘・雪子のこと。
炭鉱で栄え、閉山とともに廃れ、事故で父を亡くした少年を引き取ろうと決心するも静枝は急に倒れる。
静枝が息を引き取った時もまた鉄道勤務で忙しく、乙松は最期を看取れなかった。
そんな昔を思い出す間、1人の少女が人形を置いていく。忘れ物を取りにきたのは小学生の姉。
彼女もまた人形を忘れて帰ってしまい、そのまた姉(高校生)が取りにきて、
乙松のためにあったかい鍋を作ってくれる。その味に感動して、乙松は思わず涙を流す。。
この謎の少女のことをうっすらと勘付きつつ、予想外な話の展開にフシギな感動に包まれる。
ラストの夕焼けシーンなど心に沁み入って、いつまでもいつまでも余韻を残した。