メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

ブラサキpresents 「Snuck宇宙/下北クリスマスナイト」

2010-12-23 23:55:55 | 音楽&ライブ
ブラサキpresents 「Snuck宇宙/下北クリスマスナイト」@下北沢440
【出演】
・Bloodest Saxophone
・GYPSY VAGABONZ

今回は土曜じゃないってことに前日気づいて危なかったっ!
そして、朝から快晴!・・・ほんとに今日スナックですよね?
F氏と下北で待ち合わせ。サイゼで魚介類のパエリアの夕食、美味しかったv


GYPSY VAGABONZ
前回見たのは2008年か?ブラサキとはけっこう絡んでるみたいv
Vo.Hidekoさんは真っ赤なチュチュで、頭にはおっきな花3つ着けて可愛い。フルートの音色もとってもステキ!
小柄なのに声量がしっかりしてて♪Fly me to the moonなどなど独特なアレンジ
♪ギフトって曲は、昔叔母からもらったオルゴールに入ってなかったっけ?フライ~もオルゴール持ってるv
♪君の瞳に恋してる も面白いアレンジだった(この曲大好き
♪It's My Life(Bon Joviカバー

ギターのコーヘイさんは、ハッチェルバンドの時の変顔もせず、なんだか眠そう?(ツアーの疲れかしら?
まゆみさんと内藤さんが見に来てた!


Bloodest Saxophone
440に入るなり、甲田さんの料理のスパイシーなかほりがいっぱいに漂ってた!

新譜からと旧譜から数曲ずつ、そして今夜はクリスマスアルバムからも数曲/嬉

♪TAKEO
タケオさん本人がずずずいと前に出て、自分の名字を連呼!とっても良い声でした~
地元九州ツアーから大盛り上がったみたい

可愛いサンタコスプレに着替えたHidekoさんとも1曲共演v
歌詞を書いた紙を見ながら歌ってて、なんだかCohさんが会社の部長さんで、Hidekoさんが営業事務の女の子みたいだった


ユキさんネタ
Hidekoさんが引っ越した先にユキさんがいたってびっくりだよね/驚×500

ペヤングソース焼きそばのソースをかけずに「秘伝タレ」をかけて食べると激辛くて美味いと紹介。
イカ墨みたく黒かったけど、結局秘伝タレは秘伝のまま?w
焼きそばが茹で上がるまでの時間を利用して、紙芝居。とは言っても絵は3枚だけだったんだけど、
「マッチ売りの少女」のはずが1枚目の少女は貞子ですかっ!?怖すぎです。。
2枚目の少女は、楳図かずお!?なんでこんなに上手いんだろう。。
3枚目は急にハッピーな絵になって、少女はおばあさんと天に昇っていったんだとさ。
なんだかスナック宇宙は、料理と切っても切れないライブになってきましたw
ルーマニアワインも入り口に並んで売ってたしね。


アンコールには、絶妙なタイミングでパパさんが参加!♪Pork chop chic を力強く叩いて上がったあ~
そっか、去年のラストスナックにも参加したんだっけ。その後、視力の具合はどぅーなんだろう?
盲目のピアニストがいるんだから、盲目のドラマーがいてもいいんじゃないか?
なんて、パパさんの素晴らしいドラムを見ながら思わず思ってしまった。

そのまま熱が冷めやらず、ダブルアンコールか?と期待したけど、ユキさんの挨拶のみで今年のブラサキはお開き。
サイゼも440もとにかく暑かった!!! のぼせてしまってわたしも幻影を見るところでした/滝汗
来年のスナックも今から楽しみv
来年はどんなゲストが登場するんだろう???

いつもと違って、翌日は会社なためちょっとガッカリ



追。
F氏から聞いた会社にいる「きな臭い男性社員」の話に爆笑w
「きな臭い」を人につける形容詞として使うって、「しょっぱい」以来の衝撃でした。
Xmasプレゼント交換では、あったか靴下をもらった。ありがとううううう!!!
これで、今年の冬を乗り切りたいと思いますv



コメント (2)

『クリスマスをさがして』

2010-12-23 12:25:24 | 
『クリスマスをさがして』(How Six Found Christmas)金の星社
作・絵: トリーナ・シャート・ハイマン
訳: 若林千鶴

クリスマス本
少女が深い森に1人で住んでいるって設定自体がすでに童話的でイイ。
たくさんの動物たちの期待をつれて、最後はきっと1軒の家にたどり着いて、
そこの家族とともに美味しい晩餐に招かれるんだろうって想像していたら、
みなが見つけたのは古ぼけたビンが1本。

それを持ち帰って、赤い実のついた枝を挿したら、それがクリスマス!
「みながそれぞれのクリスマスを見つければイイ」ってゆう作者のメッセージを読んで、
禅問答のようにストンと腑に落ちた。

なにもケーキを買って、プレゼント交換するだけがクリスマスじゃないんだものね。
まあ、毎年ケンタのパーティーバーレルは憧れるけどw

少女の絵は中島潔を思い出させた。
絵本にはいつもいろんな動物が出てくるから単純に嬉しいv




JINGLE BELLS/"Fats" Waller
コメント

ワーグナー歌劇『ワルキューレ』(全3幕)

2010-12-23 12:00:20 | 演劇・オペラ
リヒャルト・ワーグナー歌劇『ワルキューレ』(全3幕)

指揮:ダニエル・バレンボイム
バイロイト祝祭劇場管弦楽団

出演:
パウル・エルミング(ジークムント)
ナディーヌ・セクンデ(ジークリンデ)
マティアス・ヘレ(フンディング)
ジョン・トムリンソン(ヴォータン)
アン・エヴァンス(ブリュンヒルデ)
リンダ・フィニー(フリッカ)
エヴァ・ヨハンソン、ルート・フローレン、シャーリー・クローズ、片桐仁美、エヴァ・マリア・ブントシュー、リンダ・フィニー、ビルギッタ・スヴェンデン、ヘーベ・ダイクストラ(ワルキューレ)

(録音:1992年6、7月バイロイト)

ウィキ参照
ワルキューレ

『ニーベルングの指環』
完結まで26年かかった。上演に約15時間を要する長大な4部作。

序夜 『ラインの黄金』2時間40分 (完成1854年)
第1日 『ワルキューレ』3時間50分 (完成1856年)
第2日 『ジークフリート』4時間 (完成1871年)
第3日 『神々の黄昏』4時間30分(完成1874年)

お酒みたいなタイトルに惹かれて選んだが、北欧神話が原案。
半神てゆうくらいだから、こんなに欲望にまみれた性格づけなのだろうか?
『嵐が丘』みたいなワケありなはじまり方からすでにカッコこいい。
双子の兄妹だとわかったのに「愛してる~!」て歌い上げちゃうってほんとオペラって何でもありな世界なのね/驚
とっても一生懸命演じてるんだけど、どうしてもモンスターエンジンの「暇を持て余した神々の遊び」が思い浮かんでしまう

ヴォータンはギリシア神話で言うところのゼウスみたいな主神か。その妻フリッカは「結婚の女神」だそうな。
詳細はサイトを参照してもらうとして、大まかなあらすじは、生き別れとなっていた兄妹が再会して恋に落ち、
妹のだんなフンディングとジークムントが対決する。

フリッカは近親相姦と姦通の罪を罰しなければならないと言い、
心ならずもヴォータンは戦死者を連れてくる女神である娘・ブリュンヒルデにジークムントを負かすよう命じるが、
ジークムントは「まやかしの天国より、妹のいるこの世に残るか、さもなくば2人とも死ぬだけだ」と言い切る。
ブリュンヒルデは心を動かされ、父に背いてジークムントを助けようとするが、ヴォータンによって戦死。

ジークムントの子を身篭ったジークリンデを救おうと馬を駆るブリュンヒルデ。
ジークリンデを森へと逃がしたブリュンヒルデを眠らせ、通りかかった男の妻とする罰を与える父。
勇気のある者のみ許されるよう岩山に恐怖の炎が放たれた。


ここまで壮大なサーガとは思わず、ワケが分からないなりにも、2人の若者の純愛、父と娘の別れには感動した。
こうなったら、ぜひ他の3作品も聴いてみたいなあ!

ワーグナー自身、波乱万丈の人生を送ったようで、解説には「ワグナーにとって結婚という制度は愛とは考え得る限り最も隔たったものであった」
一方で、「結婚生活によって心を乱す原因となるあらゆる恋愛関係から保護され、自分のうちにある芸術家としての本質を高めることができた」と結婚制度の不条理さを自己分析していたとのこと。

ワルキューレの女神たちの1人として日本女性が演じているのがビックリ/驚



ワルキューレの騎行
映画『地獄の黙示録』にも使われ聴き馴染みがある。迫力満点。


「彼女はもはや、お前たちとともに雲の中を馬で駆ることはできぬ。
 処女の花はいまやしぼみ行く。ひとりの男が彼女の女としての愛を得て、
 彼女は男をあるじとして彼に従う。
 嘲りの的となり、蔑まれ、彼女は竈に座し、糸を紡ぐのだ」

コメント