※「作家別」カテゴリー内に追加します
酒井駒子さんの絵本は読むと心が緩んでほっとする
「学研おはなし絵本シリーズ」
バラエティに富んだ全70巻
日本の絵本界をリードする作家たちによる描き下ろし創作絵本
読み聞かせにもぴったりで
親子で過ごす絵本タイムがより楽しくなります
2005年初版 2012年第10刷
これもとても人気なんだな
学研て品川区にあるんだ
この本についての問い合わせ先がやけに詳しく書いてある
電話は編集部直通
この本以外のお問い合わせは学研お客様センターへ
雪が降っただけでどうしてこんなにみんな特別な気持ちになるんだろうね
四季があるってとても豊かな心を育むんだと思う
【内容抜粋メモ】
朝起きたらママが
まだ寝てていいよ
昨日の夜から雪がいっぱい降って
園のバスが動けなくなっちゃったんだって
ベッドから飛び降りて外に出ようとすると
雪が止むまで出ちゃダメと止められる
でもママがお皿を洗っている間に
内緒でベランダに出て
急いで雪のお団子を一つ作った
お昼になっても雪は止まない
ママは買い物に行くのをやめて
僕とトランプをした
遠くでお仕事をしているパパは
雪で飛行機が飛ばなくなって
帰ってこれないと連絡がくる
外はすごく静か
雪の降る音だけが聞こえてくる
僕とママしかいないみたい、世界で
夜になったら雪が止んでる
もう寝る時間なのにちょっとだけねと
外に出るの許してくれる
まっさらな雪の上にたくさんたくさん足跡をつけた
雪のおばけも作った
手が冷たくなって、鼻水が出て
もう帰りましょう
また明日ね
明日ね
パパも帰ってくるよ
雪がやんだら
明日が普通にやってくるって
ほんとはとっても奇跡なんだなと涙が出た
最後に三つ並んだ家族の雪だるまが
とても愛おしい
最初にこの原画を見たとき
ママでなくてパパだと思った
黒っぽいズボンを履いているせいかな
絵本だからっていうのもあるかもしれないけれども
酒井さんの作品って親子の物語が多いな
絵はとってもシンプルで
団地の部屋は僕が住んでいるところ以外
誰もいないんじゃないかってくらい
何も描かれていないし
ベランダにも何も置いていない
それが別に不自然でもなく
より男の子とママのほうに視線が行く
うさぎの生態はよく知らないので
感情によって犬や猫みたいに
耳が上がったり垂れたりするのかなあ?
そうしたリアリティよりも
ストーリーの感情を重視して
全体の暖かい質感が伝わってくる
壁紙や床、服の色も極力抑えているけれども
元気な男の子の黄色いセーター
長靴などの黄色が効いている
ふんわりした雪も温かく感じられる
子どものセリフでストーリーが進むのもいい
大人になると、雪で電車が遅延するのでは?とか
滑って転ぶのでは?とか
なんでもネガティブに思考が働くけれども
子どもは「ゆき!」
もうそれだけで超ハッピーなんだよね
そういう気持ちを忘れたくないし
「服が汚れるから」とか
「転んで危ないから」とか言って
子どもの自由なこころを止める大人にはなりたくない
酒井駒子さんの絵本は読むと心が緩んでほっとする
「学研おはなし絵本シリーズ」
バラエティに富んだ全70巻
日本の絵本界をリードする作家たちによる描き下ろし創作絵本
読み聞かせにもぴったりで
親子で過ごす絵本タイムがより楽しくなります
2005年初版 2012年第10刷
これもとても人気なんだな
学研て品川区にあるんだ
この本についての問い合わせ先がやけに詳しく書いてある
電話は編集部直通
この本以外のお問い合わせは学研お客様センターへ
雪が降っただけでどうしてこんなにみんな特別な気持ちになるんだろうね
四季があるってとても豊かな心を育むんだと思う
【内容抜粋メモ】
朝起きたらママが
まだ寝てていいよ
昨日の夜から雪がいっぱい降って
園のバスが動けなくなっちゃったんだって
ベッドから飛び降りて外に出ようとすると
雪が止むまで出ちゃダメと止められる
でもママがお皿を洗っている間に
内緒でベランダに出て
急いで雪のお団子を一つ作った
お昼になっても雪は止まない
ママは買い物に行くのをやめて
僕とトランプをした
遠くでお仕事をしているパパは
雪で飛行機が飛ばなくなって
帰ってこれないと連絡がくる
外はすごく静か
雪の降る音だけが聞こえてくる
僕とママしかいないみたい、世界で
夜になったら雪が止んでる
もう寝る時間なのにちょっとだけねと
外に出るの許してくれる
まっさらな雪の上にたくさんたくさん足跡をつけた
雪のおばけも作った
手が冷たくなって、鼻水が出て
もう帰りましょう
また明日ね
明日ね
パパも帰ってくるよ
雪がやんだら
明日が普通にやってくるって
ほんとはとっても奇跡なんだなと涙が出た
最後に三つ並んだ家族の雪だるまが
とても愛おしい
最初にこの原画を見たとき
ママでなくてパパだと思った
黒っぽいズボンを履いているせいかな
絵本だからっていうのもあるかもしれないけれども
酒井さんの作品って親子の物語が多いな
絵はとってもシンプルで
団地の部屋は僕が住んでいるところ以外
誰もいないんじゃないかってくらい
何も描かれていないし
ベランダにも何も置いていない
それが別に不自然でもなく
より男の子とママのほうに視線が行く
うさぎの生態はよく知らないので
感情によって犬や猫みたいに
耳が上がったり垂れたりするのかなあ?
そうしたリアリティよりも
ストーリーの感情を重視して
全体の暖かい質感が伝わってくる
壁紙や床、服の色も極力抑えているけれども
元気な男の子の黄色いセーター
長靴などの黄色が効いている
ふんわりした雪も温かく感じられる
子どものセリフでストーリーが進むのもいい
大人になると、雪で電車が遅延するのでは?とか
滑って転ぶのでは?とか
なんでもネガティブに思考が働くけれども
子どもは「ゆき!」
もうそれだけで超ハッピーなんだよね
そういう気持ちを忘れたくないし
「服が汚れるから」とか
「転んで危ないから」とか言って
子どもの自由なこころを止める大人にはなりたくない