2020年初版 代田亜香子/訳
※「ジュヴェナイルまとめ」カテゴリー内に追加します
今作が2020年出版で、今のところペンダーウィックの四姉妹の最後だけれども
まだまだこの後の物語も出版されるのかなあ?
子どもたちが大きくなったら、児童書では扱いにくいかも
巻数が増えるたびに登場人物の数がどんどん増えていって
どれが誰だか頭がごちゃごちゃになって一時停止してしまう/汗
欧米の児童書は片親の設定が多いのは、現実を反映しているのだろうか?
母親を亡くした娘のトラウマが描かれていて、4巻のうち一番ヘヴィな内容だった
悲しみと絶望感が子どものこころにずっと残るものだと分かる
ハウンドも亡くなり、ペットロスについても描かれている
娘が思い悩んなでいるのを心配して、家族が説得するのは
私の好きな『フラニーとゾーイ』を思い出す
欧米の子どもたちの食生活も伺えて、毎日パンケーキやピザを食べて、栄養バランスが心配になった/汗
【内容抜粋メモ】
登場人物
ペンダーウィック一家
父 マーティン 植物学教授 時々ラテン語を交えて話す
母 エリザベス がんで亡くなった
ロザリンド 長女 大学生
スカイ 17歳
ジェーン 16歳 小説家志望
バティ 10歳 エリザベス プロのピアニストになるのが夢
ハウンド 愛犬
アーロンソン 天体物理学者 通称アイアンサ 夫ダンは事故死 再婚相手
ベン 息子 石集めが趣味
猫アシモフ
リディア 2歳
クレア 父の妹 トゥロンと結婚
ジェフリー コテージで知り合った少年 ボストンの寄宿学校に通う
ミセス・ティフトン 母
アレク 父 プロのサクソフォン奏者
ニック 隣りのガイガー家の長男 陸軍中尉
トミー 弟
グリューンフェルト先生 バティの音楽教師
ハウンドが高齢で亡くなって、バティは自分の世話が足りなかったせいだと思い込んでいる
ロザリンドはロードアイランドの大学に通っていて、休暇や連休に帰省する
トミーと一時期ラブラブだったのに、今はなぜか別れている
石集めが趣味のベンは、親友ラファエルと映画を撮るのが夢
バティはプロピアニストになるのが夢 親友はケイコ(日系人?
読書感想文マニアのロー先生は提出した数をグラフにして競わせているが
バティはいい本ほど感想文にしたくなくて、提出できずにいる
名誉きょうだいのジェフリーが週末に来ると知って大喜びのバティ
大嫌いなラドキン先生が体調不良で休んでいる間
代理のグリューンフェルト先生が来て、バティは滅多にないキレイな声だと褒めて
ボイストレーニングをすすめる
バティは“メンター”のジェフリーと11歳の誕生日にグランドコンサートを開こうと計画するが
スカイはジェフリーに恋愛対象にされるのが気に入らなくて、来るなと言ってしまう
ジェフリーの母はデクスターとも離婚して、3度目の結婚も離婚、別の人と婚約中!驚
*
バティはボイストレーニング料を自分で稼ぐために“ペンダーウィックなんでも屋”を始める
最初に仕事をくれたのは、アイバジアン老夫婦が預かっているデブのダックスフント、ダッチスの散歩
ダッチスをまた殺してしまうのではないかと怖れて断ろうとしたがムリだった
グリューンフェルト先生に頼んで、ちゃんとしたボイトレ講師を見つける間
週に1回、音楽の指導をしてもらうバティ
ダッチスの散歩中、リードが枯れ枝にひっかかっている犬を見つける
カラーのタグに名前パクチー(w)、住所も書いてあって
家に連れて行くと家族は泣いて喜び、パクチーの散歩も依頼される
*
ニックが軍の休暇で帰ってくる
ロザリンドはオリバーというBFを連れて来る
スカイには科学、ジェーンには文学、ベンには映画に関する知識をひけらかして尊敬を得るが
ちょっとずつ間違ってることが分かる
オリバーはニックとロザリンドが付き合ってるかベンに聞いて、口封じに5ドルくれる
裏取引で得たお金など要らないと、バティと一緒にお札を破いてトイレに流す
*
スカイの誕生日
オリバーはニックにマウントをとろうとして
ニック大好きなリディアのティアラのタンポポを
バラに無理やり変えようとして泣かせてしまう
廊下で話すスカイとジェフリーの会話が聞こえてくる
お母さんは妊娠中にがんになり、バティを産むために治療をせずに死んだと話すのを聞いて
バティは自分のせいで母を死なせたと思う
翌朝、バティはパジャマのままクイグリーウッズに行き、禁止されている川を渡り
ボロボロになって、ベンの同級生の双子テスとノラに見つけられ
ニックが教えてくれた電話にかけて迎えに来てもらう
ベンはバティの様子が変なことに気づき、ラファエルは夢遊病じゃないかと疑う
バティはハミングも出来なくなり、グリューンフェルト先生の前で泣いてしまう
帰宅するとジェフリーから誕生日プレゼントが届いていて
中身はベートーヴェンのレコードと
4歳の時にジェフリーにあげたハウンドの写真
ボイトレのために貯めたお金を使って、ジェフリーのいるボストンに行こうと決心し
ベンだけに話して、誰にも言わないと約束させる
*
翌日はひどい雨
バスに乗ったら、ランニングしてたニックが見つけて乗ってきて家まで送りかえす
バティは学校へも行かず、寝てばかりいて、誰にも理由を言わない
ロザリンドは心配して帰宅し、オリバーもまたついてくる
モップス会議を開いて、バティについて話し合うつもりが
みんなオリバーを嫌っていることに気づく
ベンが口止め料をもらったことも聞いて、熱が冷めたロザリンドは
ベンがニックから教えてもらったセリフでオリバーを追い払う
「あなたがいい人なのは分かるけれども、深い仲になるつもりはない」
*
父はこれまでの出来事からバティが引きこもった理由が分かり、最初から説明してくれる
リジーと結婚して、子どもは4人欲しい、年は近いほうがいいと言っていた
父:
バティを妊娠中にがんが見つかった
出産後に治療できると思って、バティを産み、結果亡くなったが
もう一度選択のチャンスがあったら、同じ決断をするはずだ
お前は最高の贈り物だよ
*
ニックの出発を祝うと同時にバティの誕生日パーティーも開く
トミーも来て、ロザリンドとの仲が戻る
スカイはバティにクイグリーウッズで一番好きな秘密の場所を教える
スカイ:
私、あまりいい姉じゃなかったね
ハウンドは私のことが好きだと思ってた バティが生まれる前は
バティは自分のせいでハウンドが死んだというと
ハウンドは高齢で死んだこと、一番世話していたのはバティだと教える
ニックは別れ際、また犬を飼うように伝えて、軍に戻る
スカイの誕生日プレゼントでジェフリーが部屋に来る
ジェフリー:犬は死ぬ 人も死ぬ 最終的には必ず死ぬんだ
バティはジェフリーとグランドコンサートを開いて♪Over the Rainbow を歌う
*
バティはヒンケル先生からボイストレーニングを受け始める
家には動物シェルターからもらったフェススパーとソナタという犬がいる
みんなでニックの帰還を祝いに出る
※「ジュヴェナイルまとめ」カテゴリー内に追加します
今作が2020年出版で、今のところペンダーウィックの四姉妹の最後だけれども
まだまだこの後の物語も出版されるのかなあ?
子どもたちが大きくなったら、児童書では扱いにくいかも
巻数が増えるたびに登場人物の数がどんどん増えていって
どれが誰だか頭がごちゃごちゃになって一時停止してしまう/汗
欧米の児童書は片親の設定が多いのは、現実を反映しているのだろうか?
母親を亡くした娘のトラウマが描かれていて、4巻のうち一番ヘヴィな内容だった
悲しみと絶望感が子どものこころにずっと残るものだと分かる
ハウンドも亡くなり、ペットロスについても描かれている
娘が思い悩んなでいるのを心配して、家族が説得するのは
私の好きな『フラニーとゾーイ』を思い出す
欧米の子どもたちの食生活も伺えて、毎日パンケーキやピザを食べて、栄養バランスが心配になった/汗
【内容抜粋メモ】
登場人物
ペンダーウィック一家
父 マーティン 植物学教授 時々ラテン語を交えて話す
母 エリザベス がんで亡くなった
ロザリンド 長女 大学生
スカイ 17歳
ジェーン 16歳 小説家志望
バティ 10歳 エリザベス プロのピアニストになるのが夢
ハウンド 愛犬
アーロンソン 天体物理学者 通称アイアンサ 夫ダンは事故死 再婚相手
ベン 息子 石集めが趣味
猫アシモフ
リディア 2歳
クレア 父の妹 トゥロンと結婚
ジェフリー コテージで知り合った少年 ボストンの寄宿学校に通う
ミセス・ティフトン 母
アレク 父 プロのサクソフォン奏者
ニック 隣りのガイガー家の長男 陸軍中尉
トミー 弟
グリューンフェルト先生 バティの音楽教師
ハウンドが高齢で亡くなって、バティは自分の世話が足りなかったせいだと思い込んでいる
ロザリンドはロードアイランドの大学に通っていて、休暇や連休に帰省する
トミーと一時期ラブラブだったのに、今はなぜか別れている
石集めが趣味のベンは、親友ラファエルと映画を撮るのが夢
バティはプロピアニストになるのが夢 親友はケイコ(日系人?
読書感想文マニアのロー先生は提出した数をグラフにして競わせているが
バティはいい本ほど感想文にしたくなくて、提出できずにいる
名誉きょうだいのジェフリーが週末に来ると知って大喜びのバティ
大嫌いなラドキン先生が体調不良で休んでいる間
代理のグリューンフェルト先生が来て、バティは滅多にないキレイな声だと褒めて
ボイストレーニングをすすめる
バティは“メンター”のジェフリーと11歳の誕生日にグランドコンサートを開こうと計画するが
スカイはジェフリーに恋愛対象にされるのが気に入らなくて、来るなと言ってしまう
ジェフリーの母はデクスターとも離婚して、3度目の結婚も離婚、別の人と婚約中!驚
*
バティはボイストレーニング料を自分で稼ぐために“ペンダーウィックなんでも屋”を始める
最初に仕事をくれたのは、アイバジアン老夫婦が預かっているデブのダックスフント、ダッチスの散歩
ダッチスをまた殺してしまうのではないかと怖れて断ろうとしたがムリだった
グリューンフェルト先生に頼んで、ちゃんとしたボイトレ講師を見つける間
週に1回、音楽の指導をしてもらうバティ
ダッチスの散歩中、リードが枯れ枝にひっかかっている犬を見つける
カラーのタグに名前パクチー(w)、住所も書いてあって
家に連れて行くと家族は泣いて喜び、パクチーの散歩も依頼される
*
ニックが軍の休暇で帰ってくる
ロザリンドはオリバーというBFを連れて来る
スカイには科学、ジェーンには文学、ベンには映画に関する知識をひけらかして尊敬を得るが
ちょっとずつ間違ってることが分かる
オリバーはニックとロザリンドが付き合ってるかベンに聞いて、口封じに5ドルくれる
裏取引で得たお金など要らないと、バティと一緒にお札を破いてトイレに流す
*
スカイの誕生日
オリバーはニックにマウントをとろうとして
ニック大好きなリディアのティアラのタンポポを
バラに無理やり変えようとして泣かせてしまう
廊下で話すスカイとジェフリーの会話が聞こえてくる
お母さんは妊娠中にがんになり、バティを産むために治療をせずに死んだと話すのを聞いて
バティは自分のせいで母を死なせたと思う
翌朝、バティはパジャマのままクイグリーウッズに行き、禁止されている川を渡り
ボロボロになって、ベンの同級生の双子テスとノラに見つけられ
ニックが教えてくれた電話にかけて迎えに来てもらう
ベンはバティの様子が変なことに気づき、ラファエルは夢遊病じゃないかと疑う
バティはハミングも出来なくなり、グリューンフェルト先生の前で泣いてしまう
帰宅するとジェフリーから誕生日プレゼントが届いていて
中身はベートーヴェンのレコードと
4歳の時にジェフリーにあげたハウンドの写真
ボイトレのために貯めたお金を使って、ジェフリーのいるボストンに行こうと決心し
ベンだけに話して、誰にも言わないと約束させる
*
翌日はひどい雨
バスに乗ったら、ランニングしてたニックが見つけて乗ってきて家まで送りかえす
バティは学校へも行かず、寝てばかりいて、誰にも理由を言わない
ロザリンドは心配して帰宅し、オリバーもまたついてくる
モップス会議を開いて、バティについて話し合うつもりが
みんなオリバーを嫌っていることに気づく
ベンが口止め料をもらったことも聞いて、熱が冷めたロザリンドは
ベンがニックから教えてもらったセリフでオリバーを追い払う
「あなたがいい人なのは分かるけれども、深い仲になるつもりはない」
*
父はこれまでの出来事からバティが引きこもった理由が分かり、最初から説明してくれる
リジーと結婚して、子どもは4人欲しい、年は近いほうがいいと言っていた
父:
バティを妊娠中にがんが見つかった
出産後に治療できると思って、バティを産み、結果亡くなったが
もう一度選択のチャンスがあったら、同じ決断をするはずだ
お前は最高の贈り物だよ
*
ニックの出発を祝うと同時にバティの誕生日パーティーも開く
トミーも来て、ロザリンドとの仲が戻る
スカイはバティにクイグリーウッズで一番好きな秘密の場所を教える
スカイ:
私、あまりいい姉じゃなかったね
ハウンドは私のことが好きだと思ってた バティが生まれる前は
バティは自分のせいでハウンドが死んだというと
ハウンドは高齢で死んだこと、一番世話していたのはバティだと教える
ニックは別れ際、また犬を飼うように伝えて、軍に戻る
スカイの誕生日プレゼントでジェフリーが部屋に来る
ジェフリー:犬は死ぬ 人も死ぬ 最終的には必ず死ぬんだ
バティはジェフリーとグランドコンサートを開いて♪Over the Rainbow を歌う
*
バティはヒンケル先生からボイストレーニングを受け始める
家には動物シェルターからもらったフェススパーとソナタという犬がいる
みんなでニックの帰還を祝いに出る