この所、普段お付き合いをさせていただいている知人達から、リンゴ、キウイフルーツ、干し柿など、色々な食品のお裾分けがもたらされる。年末になり、遠い親戚などから送られて来るのだろう。中には知人が手作りした「漬物」とか「赤飯」などもいただく。本当に有り難い。
普段の私の食事は、新たに調理する料理は1品程度で、後は作り置きの「保存食」と前食の「残り物」を組み合わせて食べることが多い。
次の写真は、数日前の朝食だ
前日の夜に炊いた「ホタテご飯」と鶏肉と大根、キャベツ、人参の「炊き合わせ」、それに常備菜として作る「タコとキュウリの酢の物」だ。
最近、「炊き込み飯」も良く作る。人参、ひじき、油揚げなどの他に魚介類か鶏肉を入れれば、栄養バランスが良い主食が出来上がるからだ。また一度野菜などを細かく下処理すれば、後はガスレンジが自動で炊き上げてくれるので簡単だ。「炊き込み飯」は、夏場なら保存性が良くないが、気温が0度近い今なら、冷蔵庫に入れなくても、暖房が入らない場所に置いておけば、2~3日は持つ点も良い。
そして今夜の夕食が下の写真だ。
先ほど、花友さんが炊きたての「赤飯」を届けに来てくれたので、早速、今夜の夕食の主食にした。
いただいた「炊き立ての赤飯」と作った「ステーキ」、常備菜のキュウリと玉葱、大根、人参の「アチャラ漬け」だ。「アチャラ漬け」は、一度にキュウリ5本、玉葱2個、人参中1本、大根4cmほどを適当に切り、塩、酢、砂糖、ごま油、唐辛子で作った。沢山でき、まだ数回食べる分が残っている。「ホウレンソウのおひたし」は一把を茹でて切ったものの一部で、他は明日以降に食べるべくタッパーに入れて冷蔵した。
今夜の調理の一番の課題は「ステーキ」だった。今までならどうしても、焼くと牛肉は固めになっていた。今回は先月29日に放送されたNHK「スイエンサー」をたまたま見たが、それを参考にして調理してみた。
そのポイントは、「牛肉は65℃以上の加熱によって固くなる性質があるので、先に表面をさっと焼いたら、ジッパー式の袋に入れて空気を抜き、65℃の湯の中に暫く浸ける。この時間は肉の厚さや量による。今回の肉は厚さ1cm程だったので、10分間浸した。2cm厚さだと20分程度になる。取り出して少し寝かせた後、袋から出し、塩、こしょうで味をつけて、最後にバターを溶かしたフライパンでさっと両面を焼き上げる。あくまでも肉の内部温度を65℃以下に保ちながら熱を通すのだ。
湯の温度を温度計で正確に測るなど少し面倒だが、食べてみたら柔らかくて美味しく成功だった。
次は正月用に赤身の牛のブロック肉を買ってきて「ローストビーフ」を作りたいと思っている。調理の基本は同じだ。
年末年始に来宅する?だろう家族に自慢できるかな。幾つになっても学ぶ事ってやはり楽しい。