花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

また除雪

2016年02月11日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

一昨日から断続的に降り続いた雪のために、昨日は50分間、今朝も1時間弱と除雪作業に勤しんだ。
以前ほど力がなくなり、作業のスピードも落ちた。
しかし、自分の敷地内と敷地の前の道路にかき分けられてできた雪は、責任を持ってそれぞれの家で除雪をしなければならない。だから、仕方なく頑張った。
早朝の作業なので、気温は零下だが、暫くすると汗をかく。この時期、なかなかできない運動だが、天がその機会を与えてくれていると考える事にしている。

変わり映えがしないが、今朝の除雪を終えた玄関前通路の写真だ。庭の積雪も大分多くなって来た。
       

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電気暖房をやめる工事をする

2015年08月30日 | 暮らしと住まい・耐久消費財
今朝6時の気温は15℃、最高気温も21~23℃程度に涼しくなって来たが、冬に備えて先日、我が家の暖房方式の改修工事を済ませた。

今の家の新築を計画した十二年前は、国を挙げて「オール電化」の「セントラルヒーティング」を宣伝し、北海道でも暖房の電化が新築住宅に多く採用される時代だった。
私も自分が年々年を重ねて行く内に認知症などになるかも知れないと考えて、熱源に炎が無く、管理もしやすい電気暖房が「一番安全」だと考えて採用したのだった。

ところが全く予想外の福島の原発事故が起こり、「原発の安全神話」が崩れ去って、全国の原発の運転がストップ。そして電力会社自らが「節電」を呼びかける状況に変わった。
(事故が起きて初めて私は、全国に多くの原発が作られ、稼動していることを知ったのだった。原発で大量に作られた電気は貯める事ができないから、国を挙げて「オール電化」を推奨したのだろう事も知った)
事故後、電気料金も事故後は徐々に高くなり、北国で電力に頼る暖房は高額になった。

また、今までは安い8時間の「深夜電力料金」で電気温水器を動かす代わりに、昼間の16時間の電気料金は一般家庭の1.6倍という高額なものだったので、私はできるだけ「深夜電力」を多く使うように、毎日努力を重ねて来た。
「深夜電力料金」で使える深夜0時から朝の8時までに、洗濯機、掃除機、オーブン、電子レンジ、アイロンなどをなるべく使うように努力した結果、平均するとほぼ深夜電力2に対して昼間電力1の使用量に抑えて来ていた。

最悪だったのは、「セントラルヒーティング」の稼動が、夕方4時からの電力需要が高くなる時間帯に計2時間に渡りカットされてしまうので、その時間は室温が下がり寒いというのも問題だった。

何よりも、使った原発燃料の最終処分場が決まらないまま、原発を再稼動させることは決して許されないと考え、思い切って電力に頼る暖房システムを改修する決心をしたのだ。

今後は灯油が良いかガスが良いか調べたが、結果的に今まで電気暖房で使って来た各部屋や玄関、廊下、トイレなどにある十数箇所の「パネル」をそのまま使うことができる「ガス暖房」を選んだ

そこで今まであった大型の「電気温水器」を撤去して、そこに「ガス湯沸かし器」を設置した。勿論「電気暖房機」も取り外した。
調理台だけはガスを使っていたので、ガス管はその配管から繋いだ。
改修工事は2日間で済んだ。

まだ暖房を入れていないので、今までの電気料金と比べて価格がどうなるかは判らない。
しかし、昼間、一般家庭よりも高額な電気料金でなくなったので、今までに比べて電気料金を気にしなくて良くなったのと、暖房が夕方から夜にかけて2時間切れる事が無くなった事は嬉しい。
これで今冬は気温が何時下がっても安心していられそうで、思い切ってこの時期に改修して良かったと思っている。


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洗濯機を更新した

2014年10月27日 | 暮らしと住まい・耐久消費財
今まで23年間使って来たシャープ製の全自動洗濯機が、水漏れし出した。
メーカーに問い合わせたら、「もうその型は部品が無いので修理できない。」というのだ。
水漏れの場所を突き止めて、ビニールテープを巻きつけようかとも考えたが、今買っても私自身よりも洗濯機の方が長持ちするかも知れないと思い、更新することにした。

まずいつもの電気店に行った。洗濯機の寿命は、毎日使って7年持つように製造されているそうだ。
それから計算すると、私の場合は1週間に1度しか動かさなかったから、7×7年=49年もつ筈という事になる。今までのが23年しか持たなかったのは、計算上では短命だったことになる。しかし、排水ホースの材質を考えると、計算通りには行かないのも納得できる。

今回機種を選ぶ際に重視したことは、
①人数が少ないので、洗濯物の量に合わせて水量を細かく設定できること。
②すすぎの回数を2回にするか1回にするか、選べること。
③今まで最大6.5kgの洗濯物を洗える洗濯機だったので、今度は7.0kgのものにしたいこと。
④機能、操作が簡単なこと。
⑤価格がそこそこであること
だった。
店員が、「音は静かな方が良いのでは?」と言ったが、離れた場所に置くので、大きくても良いと答えた。

丁度ピッタリの洗濯機が見つかったので、即決定した。
昨日、配達されたので、早速洗濯して見た。
洗濯物の重量に合わせて、水量の選択が4段階になっているのは、水が節約できるので本当に良いと思った。これからは洗濯物の量が少なくても、今迄みたいに溜め込まないで小まめに洗いたいと思う。

(昔使っていた「二槽式洗濯機」も売られていた。この機種は、衣類に合わせて洗濯の操作を細かく選んで分別洗いができる上、水、洗剤が全自動式の半分で済み、経済的な洗濯機だが、洗濯する際、洗濯物を脱水槽に移し変えるなどの手間がかかるのが難点である。汚れがひどいものとそうでないものがある家庭では、「二槽式洗濯機」の利用価値があると思う)

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ベンチが完成

2013年08月05日 | 暮らしと住まい・耐久消費財
雨の心配が無い日、先日作った木製ベンチに1時間かけてペンキを塗った。
ペンキは、昨年2個のベンチに使った水性ペンキの残りがあったので、それを使った。
ペンキを塗って置くと雨や雪に対する耐水性ができるので、ずっと長持ちする筈だ。
先ず、ベンチをひっくり返して裏側から塗り始め、最後に立てて座面を塗り、乾かした。

長さ1.2m、同じ形のがっちりしたベンチが全部で3個になったので、コの字型に並べてもいいし、バーべキュウをする時は、1個を真ん中に置いてガステーブル置きにもできる。また、プランターの置き台にしてもいい。

折角作ったので、長く活用したいと思っている。

          
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木工教室でベンチ作り

2013年07月27日 | 暮らしと住まい・耐久消費財
昨年、市が主催する木工教室に参加してベンチを2個作った。
座板の厚さ3cm、長さ120cmというしっかりした材料でできたベンチが気に入り、できたらもう一つ作りたいと思っていた。
公報で今年の教室開催を知り、申し込んでおいた。
それが今日だった。

指定された午後の時間に出かけた。受付で材料費1200円を払い、工作室に向かった。
私が行った時には既に他の3組の家族が来ていて、工作に取り掛かっていた。

私は昨年の経験を思い出しながら、若い職員にサポートされながら頑張った。
昨年と違って今回は木材の大半が既にカットされていたので、電動ドライバーを使って組み立てて行った。
2回目とはいえ、電動ドライバーの使い方が難しかったが、何とか1時間半で組み立てた。その後、紙やすりで綺麗に磨いて完成させ、指導員にお礼を言って1番先に帰って来た。
(帰宅後、私にだけ専任の職員が最後まで付いていてくれたことが不思議だったが、良く考えたら組み立て時に木材を支えてくれる人がいないと上手く行かなかったことに思い当たった。私だけが1人参加だったので、手を貸してくれたのだろう)

昨年塗った防水性のペンキが残っているので、また天気の良い日に塗ることにしたい。
普段しない事をしたので緊張して疲れたが、同じサイズの3つ目のベンチができたので満足だ。

 
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灯油タンクの油漏れ事故

2013年02月05日 | 暮らしと住まい・耐久消費財
1ヶ月程前に近隣の家で起きた事だ。
私が気がついた時には、消防車が2台その家の前に停まっていて、消防士数人がその家の前や庭にいた。
どうしたのかと消防士に聞くと、灯油タンクから大量の灯油が地面に漏れていたらしいという。
土壌や地下水の環境汚染を引き起こすし、もし引火したら火事になる心配があるというのだ。

北国の戸建て住宅では、ほとんどの家庭が暖房用に灯油ストーブを用いている。
各家庭の庭に400L位入る灯油タンクが備えてあって、常に灯油を備蓄しているのが普通だ。
しかし、金属製のタンクは、古くなるとタンク本体や金属の配管に腐食などの問題が起きることがあるらしい。

そんな事があってから1ヶ月経ったが、数日前からその家に工事の業者が来ていて、小型ショベルカーでタンクの周囲の土を掘り起こし、トラックに積んでどこかに運搬している様子だった。
そして昨日は、トラックで新しい土を持って来ていた。

出かけた時にトラックに土砂を積んでいた作業員が道路にいたので、話しかけて聞いて見た。
すると、「漏れた灯油は家の土台の下の方に浸み込んでいたので、その土を石狩まで運んで検査し、その後燃やして灯油分をなくしている。」という話をしてくれた。
話を聞いて初めて、大量の油が浸み込んだ土壌の処理方法が分かった。
この様な事故は、決して珍しいことではなく、結構あるんだとも話していた。

最近は灯油価格が高騰しているので、他人の家のタンクから盗む事件も増えているようだが、こうしたタンクが老化して起きる油漏れ事故は、起きると危険だし、大変な処理作業が必要になるので注意が必要だとしみじみ思った。
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手作りベンチが完成

2012年08月01日 | 暮らしと住まい・耐久消費財
この度、市が主催する「木工作品製作講習」を受けた。
私はベンチの製作にチャレンジした。
厚さ4cmもある座面の板は既に切ってあったが、他はタルキを自分で切り、電動ドライバーで10cmのネジくぎを使って組み立てて行った。
電動ドライバーは普段使い慣れていないものなので、使い方、力の入れ方が分からず汗をかいた。
ベンチ1台に付き、1時間弱の時間で、118cm×32cm×高さ35cmの頑丈なベンチを完成することができた。
準備段階から完成させるまで、指導員の付きっ切りで丁寧な指導には感謝した。

家に持ち帰ってから塗料と刷毛を買って来て丁寧に塗った。材料代と塗料代だけでなかなかの出来栄えのものができた事に、我ながら満足している。
木工製作は面白いし、自分でできる事はなるべく自分でしたいので、来年もまた機会があれば参加したいと思っている。

      
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冬対策が欠陥している仮設住宅

2012年01月31日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

ニュースや新聞によると東日本大震災の被災者用仮設住宅で、水道の凍結や破裂、結露、凍上など深刻な冬場の問題が起きているという。
さもありなんと思った。氷点下になり、大雪が降る冬の住まいには不適切な住宅なのだろう。
応急で建てた住宅だったとはいえ、人がそこで東北の冬を越す事を考えなかったとしか言えないのだと思う。

水道管内の水は零下で凍るのだ。水道管を断熱材で保護するとか、床下を吹きさらしにしないとか、最低の基準として考えるべきだった。
また、家の壁や床、屋根の断熱はほとんどなされていないのではと思って見ているが、そうなれば暖房で温められた空気が窓、壁、床の表面に触れて冷やされると、当然結露になる。
放置すれば構造体が腐食し、カビの温床となるし、それが長期に渡れば住む人の健康被害にもつながりかねない。
政府や自治体はこうしたトラブルを予想しなかったのだろうか。あるいは知っていても費用削減、応急建設という事で無視したのだろうか。

北海道では長い間の研究から、これらの問題を乗り越える寒冷地住宅作りを目指して来て、実際に費用は高くなるが高気密高断熱の住宅が建てられて来たので、一般人の私でも水道管の凍結や結露について基本的な知識位は持っているのである。
寒さと結露に悩む人たちの住生活を考えると、仮設住宅のこうしたトラブルの解決策が早急に取られることを願いたいし、来年も冬を越す人たちのためには費用はかかっても厳しい冬を乗り越えるための抜本的な改善策を考慮する必要があると思う。

                  

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新しい計量機

2011年09月02日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

今までは従来型の上皿秤の2kg用を使って来て、複数の材料を加える場合は足し算をしながら測っていたのだが、先日スーパーの催し物会場でこれを見つけた。
10年程前から風袋を除いたものの重さを測ることができるこの手の計量機があるのを知っていたが、まともに買おうとすると3000円以上していた。秤が無いわけで無かったので、なかなか買えなかったのだ。
今回見たら2kg測れるのが1000円だという。これなら取り替えても良いかなと思って、4種類ほど売られていた中で数値が見やすいと言うこれを遂に買ってしまった。
           

この計量機の良い所は、容器の重量を差し引いた重さが分かることの他に、色々な物で溢れている台所で縦にしまえば保管場所を取らない事だ。
せっかく買ったのでできるだけ使いたいと思うが、多分、年中一番多く使うのは「一夜漬け」の野菜の重さを測る事だろう。(野菜に重量の2%弱の塩を加えてビニール袋に入れておくだけで出来上がる簡単さだから)

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住まいの備え

2011年03月26日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

大震災が起るたびに普段からの備えが重要であると警告される。
今までの日本人にとって、最も新しい記憶は、阪神淡路大震災の時の惨事だった。
私も6年前に家を新築することにした時、1番に火災や震災の備えを考えた。

先ず家造りに生かした教訓は、①単純な形、軽い屋根、構造上で地震に強い家にする。②できるだけ各室に2か所の出入り口を付ける。③2階からも外に逃げられる。④寝室の収納は作り付けにして、家具の転倒による事故を防ぐ。電燈は天井に貼り付ける形の物にする。
⑤エネルギー源を1つだけにしない。安全のために炎が出ない電気暖房にしたが、調理台はガスにした。電磁調理器の電磁波が心配されたし、いざという時には引いてあるガスも暖房にできるからだ。

しかし、家を建てる地盤そのものが弱かったら困るので、⑥地盤を調べ、対策をする。
先ず、盛り土をして作った分譲地は避けた。浸水した歴史がないかどうかも自治体に問い合わせて確かめた。また、北海道の地質について書かれている本を読んで、道央圏の地質を調べた。
建築する際は、地質調査をし、必要な杭を必要量打ってもらった。勿論、基礎もしっかりとしてもらった。
(そしてお金はかかったが、外部の検査機関を入れて、建設途中に検査をしてもらった)

こうした事から考えると、今回TVに映される町ぐるみの大変な被害状況を見て、何故、海に面した低地なのに、多くの人が住む町を拡大し続けたのかが不思議なのである。
私の知識では、自治体は5年ごとに土地利用を見直し、市街化区域、市街化調整区域、準工業区域、工業区域などと設定し直しているはずではないのか。
今回、避難場所に指定されていた建物でも、多くの死亡者が出ている事を見る必要があると思う。
今後の町の再建に当たっては、津波の被害の出ないより高地を市街化区域に指定していくことを望みたい。
高い丈夫な防波堤で町全体を取り囲むことは難しいし、今回、防波堤があったがために、引き波が出ていけなかった町もあるらしいからだ。

イタリアは、北部はヨーロッパ大陸に繋がっているが、他は地中海に突き出た国であり、島国の日本列島に似ている。
しかし、一部の港湾都市を除いて、沢山の町や村が海辺から離れた高地に造られている。鉄道の線路もしかりだ。
だから行って見ると狭い斜面に寄り添うようにして家を建てて人々が暮らしている。高台の建物への行き来は不便で大変だし、漁師は毎度、海辺まで下りなければならないが、数千年の歴史で受けた経験を、きっと生かした生活をしているのだろうと思う。去年行ったシチリア島でもそうだった。
勿論、建築資材の多くは石材なので、低地に住んだとしても、津波に襲われた場合は、木造住宅程には破壊されないのだが。
(木の比重は0.38だというから、水が来れば日本の木造住宅は、今回の様に皆、土台から浮き上がってしまうのだ)

今回の東日本大震災による未曾有の大惨事から得た教訓を、被災地は勿論の事、私たちは決して無駄にしてはならないと思っている。


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取り敢えず簡易懐炉を届けられないだろうか

2011年03月16日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

今朝起きてラジオを入れたら、福島第一原発4号機から炎が30分程上がっていたというニュースが飛び込んで来た。昨日と同じ状態らしい。
一体、使用済み核燃料の保管庫に何が起きているのだろうか。放射線量が強く、近づけないという。大変な状況に突入しているのではないだろうか。

昨夜の内に私の所でも新雪が降った。今朝は東北地方では零下の寒さだそうである。暖房が十分でない避難場所で、多くの人が寒さで震えている事だろう。
避難所までの道路が通れないため、灯油、ガソリンが不足しているという。
避難所の高齢者や防寒着が不十分な人達には、取り敢えず簡易カイロを直ぐにでも届けられないかともどかしい。
私は山や旅行に行く時、よく持参して使う事もある。1個あると1日近く温まる事ができる便利グッズだ。

また昨日は、漏れた放射線に被曝しても健康に被害を及ぼす量には程遠いから、心配しない様にという情報が何度もあった。
しかし、瞬時の被曝になる医療用レントゲン検査などと比較するのは、全くのごまかしにつながるのではないかと思う。
それなら何故、屋内退避を命じているのだろうか。
人々は、平常は外出したり、農業や漁業、建設、運搬他の仕事などをするために長時間外にいる人も多いのである。
僅か1時間の被曝量だけを比較して、だから安全だとは言えない筈である。
その証拠に、福島原発で危険な作業に当たっている人は、短時間ずつ交代で作業をするようにしていることからも伺える。

新聞には、旧ソヴィエトのチェルノヴィリ原発と福島原発の比較を表にして載せている。
それを見ると、チェルノヴィリは出力100万KWの原発が1基だけだったが、福島は複数の原子炉があり、6号機1つだけでも110万KWのものだという。
この先もっと事態が深刻になってくれば、チェルノヴィリの被害に次第に近づいて行くのではないかと本当に心配だ。
ドイツやスイスでは、今回の日本の事故を知って原発建設を凍結する方針を出したらしい。

兎に角、情報隠しが見え見えの東電には正確な情報を求めたいし、国には具体的な救助と支援が早く行き届くようにして欲しい。
我が家にはファックスがないので、ここに書くしかできないのが悲しい。


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東日本大震災から3日目のTVを見て

2011年03月13日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

起きている間は、ほとんどTVを点けっ放しの2日間が続いた。
青森、岩手、宮城、福島の被災地では、次々と目を覆いたくなる惨状が映し出されている。
死亡者、行方不明者の数が、想像できない位の数字にどんどん増えていて、自分だったらと思うと本当に切ない思いに駆られる。
オーストラリアで測定したデーターを分析したら、今回の地震のマグニチュードは8.8よりも強い9.0だったとまた訂正された。
ある研究者はTVで、9.0は1000年に1度の強さの震度で、全く予想していなかったと言っていた。

心配した福島第1原発は、昨日の水蒸気爆発による建屋の倒壊後、本日、禁じ手の海水を注入して炉心を冷やし出してから、温度は不安定ながらも低下しだしたというが、避難をした人の中に被爆したらしい人が見つかったらしい。かなり離れた場所の女川原発周辺の放射能測定値が、上がったという報道もあった。
これで安心できると良いのだが、どうだろうか。まだまだ私は心配している。

菅総理が自衛隊の出動数を10万人に増やしたが、TVで被災状況を見たら、もっと必要なのではないかと思う。
69か国から緊急援助隊が救助犬と共にやってくるらしい。
現時点で瓦礫の下の生存者を救出するには、救助犬の臭覚に頼る捜索が1番効果的なのだそうだ。
国内の米軍も、青森の三沢基地を拠点として、救難援助に当たる事になったらしい。これは全く日米安保条約上、当然の事だし、我が国が米軍に毎年膨大な予算を支出している事からも、決して遠慮するべきではない。
これから被災地には様々な団体や個人が支援に入るだろうが、TVではその人たちが組織的に活動できる体制作りを急ぐことが必要だと言っていた。私も本当にそうだと思う。

経済産業大臣が記者会見で、原発の作動停止によって供給電力が低下するので、企業、国民に消費電力の節約を協力して欲しいと訴えた。
国民の誰でもができる事なので、普段から節電に励んでいる私も、更なる節電を実行したい。

避難している人たちは、水、食料、暖房用の灯油、薬品、情報が不足しているという。
近隣の県や東京都から、ガスや灯油を何故供給できないのだろうかと思う。道路が塞がっているのなら、空輸してでも早くに供給して欲しいものだ。
今回、固定電話が繋がらなかったり、携帯電話が役に立たない状況が起きたが、緊急時の対策をもっと取って欲しい。肝心な時に役立たない電話は価値がないのも同然だ。(私の場合、NTTの回線同士はかかったが、私の電話からAUの電話や携帯には今朝まで繋がらなかった。いわき市小名浜に親戚がいるが、安否はまだ分かっていない)

家族や家を失った人達の悲嘆は如何ばかりかと想像するが、今や仮設住宅の建設が緊急課題だし、同時に早急に公営住宅を大量に建設する予算を立てるべきだと思う。

1つ嬉しいニュースがあった。15km沖の洋上で自宅の屋根につかまって漂流していた60歳の男性が救助されたというのだ。残念ながら彼の妻はいなくなったらしい。まだまだ生存者を救助できるのではと期待が出て来た。
まるで傍観者のようで申し訳ないが、私ももっと若くて元気な人間なら現地に飛んで行って瓦礫の一つも片づけたいという気持ちはあるが、それは無理なので、被災者に心を寄せ、できる事をして行きたいと思う。








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火山灰地について

2011年02月19日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

新燃岳の噴火に伴い、大量の火山灰が農作物に被害を与え、家屋の屋根に積もると重くなるし、降雨に伴う泥流の心配もされている。
一生懸命に除去している人々の様子をニュースで見て、大変な作業だと同情にたえない。
日本列島は、死火山、休火山、活火山が沢山あるので、火山灰地で生活したり農業をしたりしている人は多いと思う。以前、鹿児島に行った時、シラス台地も見たことがある。

実は私たちが今畑に借りている休耕地も、火山灰地なのだ。
火山灰にも種類があるそうだし、配分率も問題なのだろうが、その畑の場合、開拓者が第二次大戦後に入植してから農地としたそうだ。
とてもさらさらとした土で、水はけが良い。
勿論雨が降ると、元肥に入れた肥料分なども早く浸透してなくなってしまうので、普通の土地よりは幾分多めに石灰や肥料を入れるが、作物は結構良く育つ。農産物価格が低迷している昨今は、農家にとっては肥料代が大変だとは思う。
昨年私は、地主さんに断って、畑の土を家に運んで来て庭に入れた。
今年は乾燥が好きなトマトを植える土に、少し混ぜたいと思っている。

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今の周辺道路

2011年01月15日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

最近降った雪が道路の両側にうず高く積まれていて、道幅が凄く狭くなっている状況は、北国の人は知っていても、南国に住む人は知らないと思うので、今日は近郊住宅街の道路を撮影してみた。いつもなら通学中の小中学生が通る時間だが、土曜日なので誰もいない。
まだこの道路は冬を想定して広く作られているが、狭い道路では車1台がやっと通れる状態になってしまうのだ。
下の写真は、歩道の状況である。

     

                             

このような状態では、車庫から車を出す時も、交差点に出る時も、左右の見通しが全然効かないので、どうしても前に1m位飛び出して確認せざるを得ず、とても危ない。
北国の冬には、こんな苦労もあるのである。
(まだまだ積雪すると、幹線道路だけは排雪車がやってきて、積もった雪を数日間かけて市の雪捨て場に持って行くのだが、除雪予算緊迫の昨今は、春までにやっと1~2回なのである。)

また、各家々は、屋根や通路を開けた雪を敷地内に保管する雪捨て場を確保しておく必要があるが、都会になるほど住宅地価格は高く、札幌でも100坪に3軒などという狭い敷地面積の家さえ分譲されている。
敷地に余裕がない家では、屋根の雪を落とす場所がないので屋根の形をフラットにして、春まで雪を乗せたままにする。雪は凄く重いので、家にとっては決して良い事ではないのだが、それも仕方がないのである。

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本格的な雪に見舞われる

2011年01月08日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

今冬は雪が少ないと喜んでいたら、昨日朝から今しがた迄降り続き、この間の降雪量は60cm近くになった。
市の除雪車が夜中に入って、道路の除雪をしたらしい。
しかし、雪を左右に押しのけて道を開け、車が通れるようにするだけなので、家々の入り口には道路を削った固い雪が積み上げられる。その除雪は個人がすることになっているから、道路に面して広く開口部分を取っている家は、その除雪が1番大変なのだ。

昨日の昼、図書館に行く前に30分、就寝前の23時半から1時間、そして今朝は8時から1時間、計2時間半も除雪をした。
近所では大抵、小型除雪機を持っていて、その家の男性が操作して除雪しているが、我が家は1人でプラスチック製ショベル1つで除雪する。
週末に娘が来るかも知れないので、玄関前は車1台分の駐車スペースも確保する。そのため、除雪面積はかなり広い。
しかし、「千里の道も1歩から」。初めは気が遠くなるような思いだが、やっているといつの間にか除雪が完了する。
(61歳まで仕事をしていた時は、朝、車を出して出勤しなければならなかったので、大雪が降れば就寝前と早朝4時ころから起きて真っ暗い中で除雪したものだが、今は時間の制約がないから、気持ちの上では比べものにならない位楽だ)
今朝の外気温は-9度だったが、終るころには汗だくになる。久々に体を使ったという快感も湧く。

    

やっと陽が射して来たが、天気予報では数日間雪マークなので、まだまだ降ってくるかも知れない。
最近見たBBCの「プラネットツアー」(なかなか良い番組なので、このシリーズは気に入っている)で、地球の水資源が枯渇しつつあるということを言っていたが、日本海の水蒸気からできた雲が降らせる雪だと思うと、何だか愛おしくさえ思えてくる。
庭一面、1m近い積雪で埋もれているが、雪が布団になって花木の根を守ってくれるし、春になって溶けて地下水になれば、庭や畑を潤し、飲み水が枯れる事もなくなるのだ。
だから、多少の肉体的な負担は、自分の健康のためにも、そして大きく言えば地球の自然を守るためにも引き受けたい。
除雪機を買う気持ちは、今の私にはない。

    

  

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