花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

手作りマスクに挑戦してみた(4)

2020年04月02日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

昨日のニュースでは、いよいよ政府も洗って使える「布マスク」を生産して、全家庭に配布するらしい。

この間、我流で「布マスク」を手作りして来た私としては、「やったね」という気持ちになった。

すでに30枚以上作り、親しい方々に差し上げて来たが、サイズや材質の面で更に工夫が必要だと思った。

形だが、世界のニュースを見ていると、あごの下まで覆う大きなマスクをしている人が多いので、取り合えず今までの型紙の丈を2cm長く補正して作って見た。布は少し多めに必要だが、あごの下まで隠すマスクができた。(人によっては3cm長くしてもよいと思う。作り始めた最初の型紙から、補正した私の型紙は4番目になった)

前にも書いたが、この「立体マスク」なら「プリーツ式マスク」よりも少ない布地で作ることができる点が良いと思う。

今回は、製作順に写真を掲載する。これも我流だが……

下の写真の型紙は、3番目の型紙。

4番目は下だけさらに2cm長く直して製作し直した。「縫い方」の写真は、この4番目で裁断し、印をつけたものだ。

「縫い方」

【裁断】型紙を中裏に合わせて置いた表布地の上にピンでとめ、縫い代は、ゴムを通す左右だけ3~4cm、上下は0.5~1cmつけて布を切り取る。(布地の厚みがある場合は、多くする)

【印付け】両面チャコペーパー(片面なら、2つに折って使うと良い)を挟み、裏側の要所に印をつける。裏布地も同様に裁ち、印を付ける。

【ミシン縫い】

①それぞれのダーツを縫う。(縫い代を返した時にひきつらないように、完成時の印の外と内を対称的に縫うのもポイントだ②表裏の布を中表に合わせ、印通りに待ち針を打って上下を縫う。その際、裏布だけはゴム通しの縫い代を外して縫う。また、ダーツを片方に重ねて倒すとその部分だけ厚くなるので、左右に開くように倒すと良い。③下の写真のように、裏布だけ左右の縫い代を切り取る。④上下の縫い代に、2~4か所、縦に切込みを入れると、返した時に縫い代が吊らない。この後、予め爪で縫い代を開いておくと良い。

表に返す。爪で折り目を付ける。

上下に端ミシンをかける。この時、表布の色に合うミシン糸を使うと糸が目立たない。

(私は、針に糸を通さなければならない上糸を一々変えるのが面倒なので、縫い目が表になる下糸だけを色を合わせた糸に変えている

両横の表布の縫い代を適当に折って、ミシンで抑える。端糸の始末を済ませ、左右にゴムひもを通して完成。

     

今までは綿100%の布地を使って来たが、吸湿性が良いため息の水蒸気を吸って湿る。綿は乾きにくいので、気分的にも、ウイルスにも良くないと思う。それで、今度はポリエステルと綿の混紡布を見つけたらそれで作って見たいと思っているところだ。

ニュース解説などによれば、他のウイルスに比べて、この「新型コロナ」の寿命は長く、東南アジアやアフリカなどで感染のパンデミックが起こると、今のグローバル化した世界ではなかなか絶滅することは難しいらしい。つまり、半年や1年で収束しないかもしれないのだ。

マスクに大きな効果があるかどうかは定かではないとしても、空気感染や飛沫感染を防ぐ効果は小さくないというので、私はこれからも、暇と材料があれば作って、身近な人たちに渡したいと思っている。

 

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やっとパソコンが届いた

2020年03月28日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

昨夜、パソコンを注文したY電気店から、入荷したという知らせがあった。それで今日、買ってから2ヶ月経って、やっと届いたパソコンを受け取りに行って来た。「新型コロナ」の影響で、中国で生産していたパソコンの多くが生産できなくなっていたためなのだ。

このパソコンは、画面の表示が今までのと変わっているところが多く、慣れるのに日にちがかかりそうだ。多分、私の年齢を考えたら、このパソコンが人生の最後になると思う。大事にして楽しみたい。

北海道では先月末から「新型コロナ」の感染防止の対策で「不要不急の外出を避けて、自宅で待機をする」という緊急事態になって1ヶ月になる。この所、全国的には爆発的な感染は抑えられているが、東京、関西で感染者が急増していて、予断を許さない状況である。

私も自分のできることを考え、「手作りマスク」を作って、普段お世話になっている近所の方たちに差し上げたりして来たが、マスクの材料に必要な「ガーゼ地」や「細いゴム紐」を置いてある筈の店を数軒回っても全く見つからないので、マスク作りは暫く休むことにした。

昨日は庭の雪が溶けて消えたので、待ちに待った庭仕事を少しずつ始めた。

花畑のゴミを集めて埋めてから、バラや牡丹、葡萄の木の根元に、牛糞堆肥、油かす、化成肥料を施して、発芽を促す春一番の作業をした。木の数が多いので結構時間がかかったし、途中で堆肥などのストックが無くなり、ホームセンターに買いに走ったりもした。

肥料をやりながら思った事は、今の特別な時期に、私には自宅にいてもする仕事や楽しめることがあって良かったということだ。そうでなければ、他に何か時間つぶしをして楽しむことを見つけなければならないと思う。

高齢者が自宅でジッと動かずにいたら、確実に筋力が衰え、認知力も低下して行くらしいから、年齢的には尚更、注意しなければならない所だった。

この度外務省は、世界中の国々の危険情報を2に変えた。

外国へ行きたくてもしばらくは航空機など渡航手段が大幅に制限されると思うので、この際、家でできることを探して、意味ある毎日にしたいものだ。今休館している市立図書館が、4月1日には開館するというので、本を借りて来て読んだり、TVで映画やドラマも見たい。

余談になるが、先月行った「インド」の外出禁止のニュースを見た。違反者を警察が棒でたたいたり、強制的にスクワットや腕立て伏せをやらせていた。13億の人たちを取り締まるのは大変な事なのだと思う。それに、多くのホームレスの人たちが今、どうなっているのかがすごく気になる。

 

 

 

 

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娘が一人で引っ越した

2019年06月04日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

異動の内示を受けた娘の現在迄の勤務場所は、我が家から車で数時間かかる遠さなので、引越しの荷造りの手伝いには行けなかった。

しかし、「札幌での荷受時には、手伝うから。」と告げていた。

それにも拘わらず、娘は「7回目の引越しだから、一人でできるから。」と私の手伝いを断った。

仕方が無いので、荷物を積み込んでから車で夕方我が家に着き、一泊した娘に、心づくしの夕食と朝食を作って一緒に食べた。

また、朝御飯の残りでお握りを作り、数種類のおかずをタッパーに入れて持たせた。

私自身もかっては転勤族だったので、勤めていた時から今の家に落ち着くまでには、引越しを沢山した経験を持つ。

引越しの大変さが分かるだけに、誰の力も借りずに一人で引っ越すとはさすが私の娘だ、と思う反面、私が一人の働き手として子供から期待されない時期が来たのかなという寂しさも感じている。

          (早朝6時なので、「牡丹」の花はまだ閉じている)

 

 

 

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初春の片付け

2019年03月14日 | 暮らしと住まい・耐久消費財
市の廃棄物収集日に合わせて、伯母の遺品に加え、家庭内の使用不可になった生活用品を処理したいと考え、やおら整理に取りかかった。

まず数年前まで外国旅行で使った大型「スーツケース」が一つ。
これは「スーツケース」としては4つ目に買った物だったが、今のに比べると大分重いので、使用していなかったものだ。
見ると2度程修理に出した痕があった。これを持って十数回旅行に行ったので、十分に元は取れたと考え、場所を取るので、使えない事は無いが中に鍵を入れて思い切って捨てることにした。

次は十数年前に買ったのと7~8年前に買い換えた2台の「プリンター」だ。
これもメーカーに修理に出した事があるが、使っているうちにまた不調になり、結局使えなくなり、昨年、3台目を新たに買い変えた。
屋内のクローゼットに置いてあったが、結局役に立たないので捨てる事にした。

また、台所の大きい「鍋」2つ「フライパン」1つ。
「鍋」の1つは、底が深くて正月の煮物などに使い勝手が良いテフロン加工の鍋だったが、表面の塗装が剥がれて底の金属が剥きだしになり安全性が気になっていたものだ。「フライパン」もテフロン加工が駄目になったものだ。
そしてもう一つの鍋は、凄く重たい「鉄製のすき焼き鍋」。肉を焼いてからタレを入れるすき焼き料理に適していたが、最近は煙が飛び散らないようにタレを煮立たせてから肉を入れる事が多いので、思い切って処分した。

さらに着なくなった私の「オーバーコート」2着、それに「伯母の衣類」などを合わせると、大量のゴミになった。
指定された袋に入れて、自宅前に置くと持って行ってくれるので助かる。

まだ使わなくなった「パソコン」もあるが、これは電気店に引き取って貰おうと思っている。
それと、クローゼットの片隅に、昔飼育していた「熱帯魚」の大きい「水槽」がまだ残っている。
時々外国へ出かけるようになってからは、「熱帯魚」の管理ができなくなって飼育を止めたのだ。
この水槽で今年は、比較的手が掛からない「金魚」を飼おうかと考え、捨てるのを止めた。ただ、最近頻発する地震を考えると、水槽を置く事に一抹の不安はあるが。
                                     
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昨夜の地震、我が家では

2019年02月22日 | 暮らしと住まい・耐久消費財
昨夜21時22分ごろ、2階の寝室で寛いでいた時、突然、地震が起きた。
揺れが収まった約10分後に階下に下りて各部屋を確かめた。トイレの棚に置いてあった「土鈴」(昔、京都で求めた品)が一つ、転がり落ちていて割れていた。中の小さい玉が転がっていた。

       
        「早行きて いつしか君を 相見むと」と書いてあるが、「万葉集」の作者不詳の句で、下の句は「思ひし情 今そ和ぎぬる」だそうだ。「急いで行って君にあったら、心が和んだ」という意味

仏壇がある部屋に花を沢山飾ってある。その花瓶が倒れて、水がこぼれていないか気になったが、大丈夫だった。
居間に入りTVをつけたら、私の地域は「震度5-」と出ていた。昨年9月の「震度5強」よりは低かったのだと思った。
食器棚のマグネット式開き戸の一つが6cm程開いていたが、落ちた食器はなかった。
前回は中のワイングラスなどが飛び出し、ガラス片が沢山飛散していて、片付けようとした時に「ブラックアウト」が起きて真っ暗になってしまった事を思い出した。
それでまた改めて戸を紐で縛って開かないようにした。縛ると、食器の出し入れができなくなるので、その時は解かなければならないが。
水道、ガスも確かめてから寝た。

今朝のニュースでは、札幌などで交通機関が止まり、「帰宅難民」がでたらしい。夜はまだ気温が零下数度なので、大変だったと思う。
また、JRが点検のため、駅と駅の間で数時間にわたり停止し、その間、乗客は車外に出られなかったという。動いたのは未明になってからだったらしく、目的地についても、自宅までの交通機関はタクシーしかない。タクシーが無い町も多いので、本当に大変だったと思う。
既に今までも言われていることだが、北海道では、特に「冬場の避難対策」が真剣に検討され、早急に準備されるべきだと思った。
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「殺鼠剤」を使って2週間

2019年01月25日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

今月になってから「コンポスト」に鼠が侵入して生ゴミを漁っているのを発見した。
土を重ねながら入れている生ゴミはほとんど凍り付いているのに、底から穴を掘りながらやって来たのだ。直径7~8cmの穴が3つ開いていた
並べて置いてある隣の「コンポスト」を見ると、こちらも2つの穴があり、通路で繋がってる様だった。
「コンポスト」は隣家との境界に置いてあるので、多分巣は隣家側にあるのだろう。

取り合えず昨年使って余った「殺鼠剤」を随分探したが、どこにしまったのか判らない。
新たに8個入りのを農協から買って、毎日1個ずつ置いておいたが、それはすっかり持って行かれてしまった。私も食べたくなるような鰹節系の良いにおいがする「殺鼠剤」なので、巣に運んで、毎日ゆっくりと味わったのだろう。

次に仕方なく別の種類の24個入りのをホームセンターから買って来て、今度は1日2ヶずつ入れて置いた。
それも一昨日まで綺麗に無くなっていた。

しぶとい鼠だと思い、今度は即効性がある「殺鼠剤」の餌を一昨日の夕方、新たに買って来て置いた。
しかし、2日経った今朝見ても手が付けられていない。

多分、ついに弱って死んだのだろう。これでまた生ごみを入れられる。
今朝は残された2つを回収して、久し振りに物置に置いて置いた生ゴミを投入した。
終って見たら、鼠との根競べが2週間も続いた訳だ。
「殺鼠剤」3個の金額は1800円。やれやれ…。
                                

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トイレの悪臭トラブル

2018年12月01日 | 暮らしと住まい・耐久消費財
トイレの匂いが気になり始めてからかなりの月日が経った。
最近では気温が低くなり、窓も開けられなくなって来たので、臭いを急に強く感じるようになった。
今までは便器自体に付いている「脱臭装置」が劣化したのだろうかと思って来たが、よくよく調べたら悪臭は手洗いの水道管の隙間から立ち上って来ている事が判明した。つまり床下からの臭気なのだ。

私は配管の仕組みが分からないので、もしも配管の継ぎ目がずれるかどうかして便器内の排水が滞っているとしたら、床下が大変な事になっているに違いないと想像した。私の家の基礎は、セメントを流して作った鉄筋コンクリートの箱型の基礎だから、水が流れる所は配管外には無いからだ。
早速、我が家の建築会社の担当者に電話で事情を連絡したが多忙らしく、直ぐにはいつ来るかの返事が無かった。

その間、トイレの汚水をできるだけ流さぬように、昼間は近くのスーパーや公民館、伯母が入院している病院などのトイレを借用した。
しかし早朝や夜間はそれもできず、一階と二階の便器に流さずに放置していた。

連絡して10日目の昨日、家を建てた時の配管業者がやっと調べに来てくれた。
調べてもらって分かった事は、トイレ室内の手洗い場の下にある「排水用塩化ビニール管」(写真左側)が、床下の見えない所でずれていたと言うのだ。
それで、その隙間から汚水管の臭気が室内に立ち上がって来ていた訳で、便器内の汚水とは全く無関係だった事が分かった。
               

とに角、原因が分かって良かった。昨日から、必要な時はやっと安心してトイレを使えるようになった。
今回の様にちょっとした事が原因だったとしても、私が見て分からない場合はどうしようもなく、専門業者に早めに相談するのが一番だと思った出来事だった。

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屋根と外壁の塗装が始った

2018年09月03日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

我が家は、新築以来、早13年目なので、屋根、外壁の塗装をしなければならない。昨年から工事を依頼していた塗装業者が、いよいよ先週から仕事を開始した。
最初1日かけて、大きさも高さもある家の周りに足場を組んだ。流石に手早い仕事ぶりだ。
翌日からは、窓などのペンキを塗らない場所の養生作業。幅広いビニールをテープで止めて行く。そしてさび止め塗装。
そこまでした所で2日間雨が降り休業した。

休憩時間にお茶を出しているが、聞くと作業員は「日給月給」で、雨などで仕事ができない日も多いが、働いた日だけしか賃金がもらえないと言うのだ。
おまけに北海道は、冬場は半年間塗装の仕事は無い。50日出る「失業保険」とアルバイトで凌いでいるらしい。
これでは子供を育てることもできず、結婚はできない訳だ。
こんな内情を話してくれた中年の作業員を励ますつもりで、「将来は親方になれるといいね。」と言ったら、「今の建築は、外壁に塗装のいらない建材を張るだけだから、その内、塗装業はいらなくなると思うよ。」と返された。
建築工法がどんどん簡略化の方向に向って行っている今、彼らにとって将来は厳しいことを教えられた。
また、小泉内閣以来進められて来た経営者には好都合の「不定期不安定低賃金雇用」が、私の傍にもあったのだ。
私にできる事は、彼らに気持ち良く仕事をしてもらうことしかないので、毎日、麦茶やコーヒーと駄菓子を用意している。

ところで、数年前からテレビのBS画面が雨や風、雪降りの時に凄く乱れて視聴できなくなっていた。
塗装の足場があるので、建築屋に見て欲しいと頼んだ。パラボラアンテナも付いているアンテナが、まるでヤジロベイの様に高い屋根の軒に止められていただけで、グラグラしていたのだ。
「建築後10年の保証期間は過ぎているが、アンテナの立て方が不備なので何とかして欲しい。」と交渉したら、無料で直して貰えることになった。毎日BSの韓ドラを見るので、本当に良かった。

それにしても10年が過ぎると、色々とメンテナンスに多額のお金が掛かり始めた
自分が図面を引いて建ててもらった「戸建て」だから、環境も良く好きな暮らしができて住みやすいが、経済的には毎月家賃を払う「賃貸住宅」と変らないかも知れない。いや建築費を考えるとそれ以上だと思っている。

                            

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ウオッシュレットトイレが寿命?

2018年08月25日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

我が家を新築してから12年目。10年で建築会社の無料補償が切れたが、その後にあちこち少しずつ問題が出て来る様だ。
先日、我が家の「ウオッシュレットトイレ」の操作盤が作動しなくなった。外して見たら、単3乾電池の1本が液モレしている。

私はすっかり電池のせいだと考えて、先ず、電池の製作販売会社に電話した。
担当者が「点検修理は当方でします。」と真摯に対応してくれた。
早速、トイレのT会社に問い合わせしてくれ、係りの人が直ぐに来宅した。

色々トイレを点検していたが、その後、「調べたら、操作盤の不具合ではなく、トイレ本体側の信号受信装置盤の劣化によって、上手く受信できなくなった疑いがあります。」
「しかしこの機種は10年の保障期間が過ぎたので、既に生産されていません。部品もありません。従ってトイレを新しくする事になりますね。」という。
そして、本体全部を新設するなら20万円位、信号受信装置の便座後部だけの交換なら10万円位かかると言う

我が家は2階にも同じ機種のトイレがあるが、そこは使用頻度が1階よりも少ないので、まだ受信装置盤の機能はそれ程落ちていなかった。
それで結局、1階と2階のトイレの操作盤を交換して、使用頻度が高い1階トイレを、以前の状態に戻してもらった
その代わりに2階トイレの操作盤は、好きな設定ができなくなってしまったのだ。

その内、また必ず、受信装置盤が今よりもっと劣化すると思われる。その時にどうするか。
トイレをすっぽりと取り替えるのか、背面上部だけを取り替えるのか、または、水は手動で流せるので、ウオッシュレットが故障して使えなくなった状態で使い続けるかを選択しなければならないのだ。
その担当者は、「ホームセンターなどに行くと、量販店向けの商品が安く売られています。当社の製品もありますよ。ただし、機能が少し落ちますが…」とも教えてくれた。

今やトイレは家電製品だ。蓋を外すと、内部は複雑に配線してあり、その1箇所でも故障すれば全く用を成さなくなるという無常な現実を改めて知った。
現代は高度な文化生活をする裏で、耐用年数を製作販売側が決定していて、それが過ぎると会社側は責任を負わなくなる。
仕方なく消費者が再度購入しようとすると、高額な費用が掛かる、という理不尽な仕組みを思い知ったのだ。

昔、多くの家庭で使われていた裸電球は、耐用時間が1000時間と決められていて、その頃に使えなくなるように造られていたと聞く。もしもいつまでも使える電球なら、電球の売り上げは落ちて、会社は利益を得られないからだ。
冷蔵庫、洗濯機、掃除機、TVなどの家電製品は、皆同様な考え方で会社に利益誘導するべく耐用年数が一方的に決められている
私達消費者は、便利さを得る変わりに、大変な精神的、経済的負担を押し付けられているのだと今更ながら思った。

                               


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鼠の捕獲作戦 (二伸)

2018年06月25日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

先月17日に「粘着シート」でコンポストに侵入した鼠を一匹捕獲した事を記事に書いたが、実は他にもう一匹いたのだ。
その後、余っていた「粘着シート」2枚を使ったが鼠が濡らしてしまったようで捕獲に失敗した。
考えあぐねたまま日が経った。

6月15日、ホームセンターから「殺鼠剤入りの餌」を買って来て、その日の夕方、コンポストに3袋入れて置いた。
翌日恐る恐る蓋をあけて見ると、2袋が無くなっていた。
鼠は、餌を巣に持ち帰る習性があるらしいから、多分2袋を持ち帰ったのだろうと思った。

16日の夕方、また2袋入れて置くと、翌朝の17日には綺麗に無くなっていた。
翌日の18日も2個のコンポストに2袋ずつ置いた。翌朝はそのままあったが、20日の朝見たら、片方の2袋が無くなっていた。
また2袋置いたが、5日経っても全く取りに来ていない。
と言う事は、巣に合計6個持ち帰って食べて、薬が効いて死んだのではないかと想像できる。
だとしたらこれからはもう鼠の事を心配せずに、庭の雑草や花殻だけでなく台所の生ゴミもコンポストに入れる事ができる。

20個入りの殺鼠剤を買ったので、余った分は次回また鼠が出たら使おうと思う。
                             

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鼠の捕獲作戦成功する

2018年05月17日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

今春に入って、3個置いてあるコンポストに鼠が侵入した形跡を発見した。
まず、いつもならコンポスト内に沢山いるはずのミミズが、どうしたことか凄く少ないことに気がついた事だ。
2つ目は、スコップで完熟堆肥を取り出そうとしたら、中に2~3箇所空洞がある事だ。変だな~と思った。

そうこうしていると、4日前にコンポストの蓋を開けた時、ねずみ色の毛が短い何かが動いたのが見えた。
驚いて直ぐに蓋をした。初めて鼠がコンポストの下部から入り込んでいたことを確認した瞬間だった。

しかし、ただ生ゴミを食べに来ているだけなら許せると思ったが、ひょっとして、コンポストの中で沢山子供を生んでしまったら手が付けられなくなるし、それは困ることだと考えた。

3日前には、朝生ゴミをいれに行くと、鼠が急に明るくなったので上を見た時、私と目が合った。可愛い目や顔をしていた。
こんなに毎日来ているなら、やはり駆除しなければと思うようになり、昨日、農協に行って鼠駆除の製品があるか聞いて見た。

色々あった。
先ず、毒性の餌を置いておき、それを食べさせて駆除するというもので、数種類あった。
しかし、毒物を、野菜作りの土に混ぜる堆肥には混ぜたくはないから、これは駄目だ。

次のは、昔からあった金網製のネズミ捕り器だ。しかし、売られていたのは床に置くタイプで、底が付いていなかった。これでは下からもぐり込んでやってくる我が家のコンポスト用には向かない。

最後にあったのが、粘着性の成分が塗ってある段ボール紙でできたネズミ捕りだった。
鼠の足が水で濡れると上手くくっ付かないらしいが、コンポスト内なら雨は入らないし、新聞紙を敷いた上に乗せて置けば良い。おまけに毒性は全く無いと言うものだった。
3個セットで600余円だったが、この粘着性のものにした。

夕べまず1箇所のコンポストに1個セットして置いた。今朝、蓋をそっと開けて見ると、案の定、1匹がその上で動けなくなっていた。助けて欲しいと言うようにキーキー鳴いた。
私はまた蓋をして完全に死ぬまでそのままにしておく事にした。
またそうして置いて置けば、案外他にもまだいる鼠がやって来るかも知れない事も考えられる。どうせなら完全に駆除したいのだ。

これで我が家の鼠捕獲作戦は、半ば成功したと言える。数日後、粘々の紙ごと、生ゴミに出そうと思っている。
                       

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これからの住宅政策と都市づくりを考えさせられた本

2018年01月23日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

先週、図書館から借りて野澤千絵著「老いる家 崩れる町ー住宅過剰社会の末路」という新書本(講談社現代新書)を読んだ。
それには現在の住宅事情とその問題点が分かり易く書かれていた。

内容を私なりにまとめると、中古住宅が右肩上がりで増加して行っている。
またやがて団塊の世代が老化して死を迎え、相続放棄されたり管理されない空家が沢山できる時代が直ぐ来る。
それにも拘わらず、このまま新築住宅をほぼ無制限に建て、住宅地の開発を無規律に近い状況で許すという都市開発が全国で進めば、やがてそのつけは既にその町に暮らしている多くの市民が負わなくてはならなくなる。
そればかりか、公共投資に財源が回らなくなり、市民にとって大きな損害になる。
だから現在の宅地造成、新築住宅の建設の考え方を見直す時に来ているという内容だった。

確かに市街化調整地域にバラバラと戸建て住宅や高層マンションが建って行くと、道路、電気、上下水道などのインフラ整備をしなければならなくなる。これには莫大な予算が必要になる。
また、バス、商店、病院、学校、保育所、図書館などの生活インフラが無ければ、そこに新たに住もうとする人は少なく、新築の空家や空き部屋が増え、環境悪化をもたらす地域となるかも知れない。

しかし、現状では、銀行が低利でローンを組むために、相続税対策などと言って不動産屋の言うがままに賃貸住宅を建てる人が後を絶たないという。

一方、自治体側は、「人口増加」を絶対目標として掲げ、メリットの大きな国の交付金を当てにした住宅地の造成や新開発地の造成を進めているという。

最後には、この悪循環を断ち切って、今後の町や都市にとってどのようにして行くのが最善策なのか、まず空き家対策にどう手を付けたら良いのかなどを考えるポイントも提起されていた。不動産の登記や相続のしかたにも大きく関わる問題なのだ。

私は今まで町の都市開発計画についてほとんど関心が無かったが、これからは関心を持つ事が大切だと思えて来た。
自分も市の税金の支え手の一人であり、地域環境の担い手の一人だという意識が、この本で初めて芽生えた。
住環境はただ与えられるものではなく、市民一人ひとりの貴重な財産だとして捕らえて行く事が重要だと学んだ。豊富な資料と調査に基づいた読み応えがある一冊だった。 
                                 

 

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年末の大掃除からは時が経ったけど

2018年01月12日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

大掃除で一番苦労した所は、吹き抜けの外壁にある2階の窓の桟(さん)だった。
横幅90cm、奥行きが断熱材の厚み分20cm強あり、そこに小さい虫の死骸が沢山溜まっているのが、2階の廊下から見えるのだ。
しかし余りにも高過ぎる場所なので、脚立を梯子状に伸ばして上がっても届かない。
考えた結果、長い棒の先に雑巾を付けて、反対側の2階の廊下からやっと届いた。
しかし細かな作業はできず、あまり綺麗には拭き取れなかった。

この他にも天窓が4箇所あって、その桟も同様に埃などが溜まっていると思うのだが、桟自体高くて見えない。それを良い事に放置している。
浴室や洗面台、便器の色などは、掃除の事まで考えて決めたが、この窓までは考えなかった。
家は掃除の事まで考えて建てるべきだと実感している。もう私が家を新しく建てる事は無いと思うが…
                         

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今年初めての除雪

2017年01月23日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

昨日は、朝から小雪がずっと降り続いた。陽が射さないので気温も低く、最高気温も-6度だった。
今朝起きて外を見たら、まあまあ積もっている。
近所は既に除雪したらしい。
身支度を整えて氷点下の外へ。

見ると20cmから場所によっては35cmの積雪だ。
先ず、玄関から道路までを、プラスチック製の軽いスコップで25分間除雪。
それから「ママさんダンプ」(写真参考)に変えて、道路を削った雪が置かれたままの車庫前を15分間頑張って除雪した。
久し振りの除雪だし、雪が軽かったので、今朝はそれ程疲れることもなく、逆に身体を動かしたので気分が良い。

この先3月末まで、まだ雪が降って来るだろう。大雪になることもあるだろうが、いつも除雪には「気力」と「体力」が必要だ。
薔薇の庭は雪の下敷き状態。寒さにじっと耐えていることだろう。



 

              

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階段に滑り止めを貼る

2017年01月15日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

先月24日に起床後、二階の寝室から下りる際に足を滑らせて転落し頭部を強打して以来、適当な滑り止めをネットで検索していた。
丁度良さそうな品を見つけたので、注文した。(幅45cm、奥行き21cm、1セット15枚)
数日前に届き、95cm幅の階段に接着した。
冬場は靴下を履いていても足が冷たかったが、貼ってからは温かみを感じるし、剥がれる心配が無さそうなので良い品を見つけたと思っている。
但し、我が家の階段は16段あるが、どの商品も枚数的には14~15枚だった。これは15枚だったので、一番下の階段には貼れなかった。
接着式なので、汚れたら外してネットに入れて洗濯機で洗える所も気に入っている。
これで今までよりは安全になったが、また気が緩むと不慮の事故に繋がるので、必ず足元を確認しながらの昇降に気をつけたいと思っている。
  
今日は西日本の日本海側にも雪が降っているらしい。普段雪が無い地域にとっては、10cmも降ると交通や日常生活に支障が大きいと思う。
当地は今回大雪は降っていないが、昨日の最低気温は-19度、今朝も-15度と冷え切っている。
居間の窓辺では「ピンクアザレア」の蕾が新たに膨らんで来た。2~3日後には一斉に開花しそうだ。
冷え込むこの時期は、本当に春が待ち遠しい。

   

コメント (4)
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