花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

大白鳥と一年振りに再開

2008年03月22日 | 日記
 一年前の今日、伯父が早朝に亡くなったので駆けつける途中、田圃にいる沢山の大白鳥に出逢ったが、今日も伯父の一周忌の法事に参列するため同じ道を通った。
 私の家からは大白鳥の渡りを見る事は滅多にないが、その道は丁度、水鳥の生息地である苫小牧のウトナイ湖からシベリアへ帰る鳥たちの飛行コースに一致しているのだろう。
 車で15分位行くと大きなV字型を三重にして北へ向かう群に出逢った。白さが際立ち、首が長い大白鳥が4羽、100羽以上の黒っぽいまがんの群に混じって一緒に飛んでいるのだ。
 そういえば去年は、田圃で一緒になって餌をついばんでいたことを思い出した。その田圃を見ると、雪が多かった今年はまだ雪で覆われていて一羽の鳥もいなかった。
 20分位車で走っている間に、次々と別な群に出逢った。25羽位のこじんまりした一団もいた。
 V字型の先頭がリーダーだとしたら、去年とは違ってまだ雪で覆われた田圃の光景にガッカリしているだろうなと思った。今年はどこで餌を食べ、体力をつけたら良いか、飛びながら考えているのだろうか。

 日没間近の5時半頃、同じ道を戻ったのだが、途中、こんどは北へ向かう幾つかの大白鳥だけの群に出逢った。
 今日は、明るい昼間に渡る群と、暗くなる寸前に渡る群を見たが、それぞれに何か理由があるのだろうか。
 昨日の新聞に、春になると花を咲かせる植物のホルモンが見つかったと書いてあった。渡り鳥もホルモンの影響で渡りをするのだろうか。
 私から考えると、わざわざ数千キロもの過酷な渡りをしないで、一番気に入った場所に住み着けば楽なのにと思ってしまうのだが。
コメント
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