昨日1日降っていた雪が今朝止んだので、伯母の所へ「トートバッグ」を届けに行くことにした。
あり合わせで持って行く煮物を作りながら、四国から買ってきた金柑がまだ少し残っていた事に気がついた。
それで大急ぎで甘煮もつくることにした。
経験した事が無いので、本を見てつくった。
(作り方) ①へたを取った金柑に包丁で縦に7~8本切込みを入れる。
②指で上下を押し潰しながら、切り込みの隙間から中の種を取り出す。
③2度、水を替えて湯がく。
④砂糖を入れて煮詰める。
やってみたら③④は簡単だが、①②の作業が思ったよりもずっと手間がかかった。しかし、完成した甘煮は優しい甘さで美味しくできた。
伯母は金柑の甘煮を初めて食べたらしく、「変わった味がするね。美味しいよ。」と言いながら、続けて3個食べた。
「トートバッグ」は、予想外の形にできていたようで喜んでくれた。
それと、家にあったゆで小豆の缶詰も2缶持参した。簡単にお汁粉ができると喜んでくれた。
前に私が作って上げた×÷の混ざった四則計算問題40題の紙をやり終わったと言って見せてくれた。間違っていたのは僅か6題だったので驚いた。
建物内に同居している人の中には、一緒に風呂に入ったばかりなのに、廊下で会うと「風呂に入りましたか。」と聞く様な人が何人かいるけれど、自分はああはなりたくないから努力するのだと話す。
私は、「長生きすると大抵の人はそうなるけど、仕方が無い事だよ。」と言った。
「髪が伸びたけれど、雪道を美容院に行くのは面倒なので切って欲しい。」と頼まれた。工作用の鋏しかなかったが、それで何とか短く切った。
それから2時間ほどおしゃべりをして、日没前に帰って来た。