花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

伯母の野菜つくりを手伝う

2012年05月13日 | 高齢期の生活全般

先月末にインフルエンザにかかったというので伯母の所に行くのを遠慮していたが、もうそろそろ全快したのではと、一昨日暫くぶりに行って来た。
朝電話をして必要なものはないか尋ねたら、種芋を買ってきて欲しいと言う。
去年も芋や野菜の植え付けを手伝ったので、化成肥料2種(野菜用と芋用)、米ぬか、私のところにある葉物野菜の余り種を見繕い、長靴やホウなどを積んだ。種芋は途中の町で買い求めて行った。また、蕗の煮しめ、家にあったレタスやとまと、きゅうり、玉ねぎ、ニンジン、ジャガイモなども持参した。

豪雪だった岩見沢市に入ると、広い雪捨て場にはまだ積み上げられて捨てられた雪が7~8mの高さで残っていた。
伯母の施設(高齢者専用住宅)の向かいの家を見ると、大きな車庫が雪の重みに耐え切れずにつぶれていた。幸い車は入っていない時だったとか。豪雪の怪力を思った。

ところで伯母は、建設後まだ何も植えていなかった施設の庭の一部を4年前から友人と2人で借りて、そこに花や野菜を植えて来た。私も家の庭から球根類や宿根草を何種類も車で運んで庭つくりに協力して来たのだ。

家を出てから1時間後に着いた時、冷たい強風が吹きつける中で、すでに伯母は施設の庭先に出て私を待っていた。
93歳の腰が曲がった伯母が畑を耕すのは無理なので、私がスコップで耕して畝を作り溝をあけて、そこに伯母が肥料を入れて、キタアカリの種芋を1kgと夏大根、春菊、小松菜の種を蒔いた。
この時期を外すと生育に影響が出るので、伯母は今日植え付けができたことをとても喜んでいた。
「来年はもう無理かも知れない。」と伯母が言ったので、「同じような作業なら、来年も手伝うよ。」といって励ました。
夕方、いつものようにお礼の電話が入った。
自分で育てた野菜や芋を、毎日自分で料理して食べようとする気持ちを持ち続ける限り、伯母はこれからも元気でいられるのではと私は思っているのだ。

             
                (今朝は6℃しかなかったが、晴れたので午後は12℃位になってくれるかも知れない)

コメント (2)
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