≪「マニラ市内」観光≫(1)
羽田空港を9;35に飛び立ったANA機は、5時間後の13;35に「フィリピン」の首都にある「マニラ国際空港」に着陸した。ヨーロッパの半分の時間で着いてしまったので、改めて近い国だと実感した。(日本との時差は-1時間である)
飛行機から降りた途端、ムッとする熱気に包まれた。気温は30度はあっただろう。
スーツケースを専用バスに積み込んでバスに乗ると、クーラーで冷えた空気が気持ち良かった。
現地の「スルーガイド」は、年配男性のTさん。物静かな話し方をするので、話が長くなると寝てしまいそうだった。
「マニラ首都圏」は、「フィリピン」の人口9234万人(2010年)の8%に当たる1186万人が住む大都会であり、島の中で面積が最大の「ルソン島」に位置する。
空港の傍に建設中の高層ビルが続いた。Tさんに聞くと、「ショッピングモール」や「映画館」「銀行」「ホテル」「カジノ」などが揃った新たな複合エリアを建設中なのだとか。
幹線道路なのに近年車の数が急増しているらしく、物凄く渋滞していた。バスから見ると「トヨタ車」が多かった。
「高速道路」は川に沿って建設中だった。また、建設中の「跨線橋」も見かけた。
中に派手なデザインの乗り合いバス「ジプニー」が多数走っていた。
米軍が使っていたジープを改造したもので、定員は10~15人。行き先の地名が車体に書いてあり、料金は9ペソ(現在は日本円で27円)中長距離の庶民の足だという。
またオートバイが無数に走っていた。横にサイドカーを取り付け、それぞれのデザインを誇った「トライシクル」も、多数走っていた。料金は交渉によるらしい。乗用車が増えて渋滞する市内で、狭い路地にも入り込める「トライシクル」が近年増えているらしい。
この他、余り見かけなかったが、自転車にサイドカーを取り付けた「ペディキャブ」もあり、観光客に利用されているという。