花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

一人旅の思い出など

2017年08月30日 | 海外旅行 色々
若い頃から旅が好きで、国内の主な観光場所の多くには既に行っているので、近年の旅の多くは外国だ。
誰でも知っている国に行っていた頃は、友人や身内を誘いやすかったので、2人でツアーに参加していた。
気が合う人と行く旅行は、楽しさは二倍にも三倍にも増幅し、緊張感も低下するように思う。
しかし次第に、一般的な国には行ってしまい、他の人があまり興味を示さない様な国に行こうとすると、同行者がいなくなって来た。
それでも私は行きたい訳で、その頃から一人でツアーに参加する旅行がおおくなった。ツアーなら金額的には高めだが、言葉の問題もないし、一人でも安全、安心だからだ。

一人旅の最初は「南アフリカ4カ国周遊」だった。長旅で疲れたが「ビクトリアの滝」を見、動物自然保護区を回って満足できた。
その次は「ペルー」「ブラジル」だった。こちらも凄い長旅だったが、「マチュピチュ」や壮大な「イグアスの滝」を見て大感激し、一人旅に自信が出だした。
その後「オーストリア」「カナディアンロッキー」「中国四川省」「北インド」などでは、素晴らしい山岳風景をたっぷりと楽しめた。
「エジプト」「チュニジア」は「アラブの春」の後の様子を知りたくて出かけた。私が行った後、両国共にISがらみの事件が起きた。今思えば、良い時期に行く事ができて良かったと思っている。
今年も「チェコ」は一人参加だったが、ツアー内で友人ができて、自由行動を共にし、とても楽しかった。
しかし、異文化の国「イラン」には、モスクの美しさとイスラム教国の雰囲気を知りたくて出かけたが、少し早まったと後悔した。なぜならその後の昨年4月から「アメリカ」の入国許可条件が変り、行く際にイラン、イスラエルなどの数カ国に渡航経験がある者はビザを取らねばならなくなって、凄く苦労したからだ。

もう直ぐで後期高齢者の一員に加えられる私。最近はバランス感覚が低下し、たまたまふらついたりする事が増えた。
しかしできれば、これからもまだまだ見た事がない景色や文化、人との触れ合い、感動を求め、外国旅行に出かけたいと思っている。
私が普段している庭仕事や畑仕事は、そのための準備体操である。
いよいよ足腰が弱り、重いスーツケースやリュックを運べなくなって外国まで出かけるのが難しくなったら、国内でまだ行っていないところを訪ねる予定だ。

                      


北朝鮮からのミサイル発射に思う

2017年08月30日 | 社会・事件・ニュース
29日早朝6時2分に鳴った「Jアラート」で起こされ、北朝鮮のミサイル発射を知った。
「丈夫な建物や地下に避難して下さい」とあるが、地下鉄は札幌にしかないし、我が家が丈夫な建物で有るかどうかも分からない。
直ぐにラジオやTVをつけて状況を知ろうとしたが、既に6時7~10分頃北海道の南東をわずか2分間程で横切り、2700km飛行後、襟裳岬の東1180kmの太平洋に落下したという。
そんなに早く到達するなら、ハッキリ言って非難する時間など無いに等しい。
また、日本は迎撃手段を全く取らなかったというが、何故なのかもよく分からない。

その後の情報、今朝の新聞記事に拠れば、北朝鮮は迎撃されないように防備が十分でない北海道、東北を通過させて実験したのだろうという。
そして現在の北朝鮮は「短距離スカッド」ミサイル(射程300~500km)は約800発、「中距離ノドン」(射程距離1300km)200発を保有しているという。
この状況から考えると、今後、日本全土を攻撃する事は十分に可能になっているのだ。

今まであまり深く考えて来なかったが、いよいよ核弾頭がいつ飛んで来るか分からない状況が現実になったと言えるだろう。
安倍首相は「米韓などと連携して北朝鮮への圧力を強化していく」という考え方を述べている。
米・露・中国・日本・韓国が合致して北朝鮮の暴発を防ぐ事が大事だと思うが、利害が噛み合わず、なかなか共同歩調を取れない事が歯がゆい。
これからは、自宅に核シェルターになる地下室を作ろうとする人も出て来るように思う。また、木造の建物よりも鉄筋コンクリート建ての方が良いかも知れない。
我が家では、実際に攻撃されたら、被害を完全には防げないのだから、伯母とは「一日々々を大事に生きる事しかないね」と話しあった。
ハッキリ言って核戦争になったら、勝者も敗者もなく、互いに破滅するだけだと思うのだが、北朝鮮は何を考えているのだろうか。

             

今知ったが、29日「国連安全保障理事会」は、北朝鮮の日本を跳び越して太平洋にミサイルを発射したことを非難し、ミサイル開発計画中止を求める議長声明を「中国・ロシアを含む全会一致で採択」して出したと言う。