花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

伯母の納骨を済ませた今日、牡丹が開花した

2019年05月29日 | 高齢期の生活全般

3日間程高温の日が続いたが、今日は曇りで気温も21度しかない。庭では「牡丹」が一気に開花した。

花の写真を写し終えた頃、妹が突然札幌からやって来た。

どうやら約束していた明日の「納骨」を、勘違いしたらしい。妹は、勘違いしているのは私だと言い張る。

仕方が無いので、急いで準備をして墓があるI市に向った。

 

I市は、伯母が私の住む町に来るまで、農家の嫁として嫁いでから70年間を暮らした町だ。

墓地には、私の祖父に当たる人が昭和6年に建立した古い「先祖代々の墓」がある。

今日行って見ると、この2年程で回りに随分新しい墓が増設されていて驚いた。

ニュースなどから、最近は「墓じまい」をする家族が増えたと思っていたが、ここは違うようだった。

墓は遺骨を最後に収める場所として法律で決められているし、とても便利な所だから増えたのだろうか。

「墓誌」に「戒名」がない墓も目立った。お寺との繋がりが変って来ているのかも知れない。

 

私は、墓の中に伯母の遺骨が入るかどうか心配していたが、9年前に入れた7つの遺骨が下に落ち着いたらしく、空間がたっぷりあった。

持参した庭の花を飾り、菓子や果物を供え、遺骨を納めてから、蝋燭と線香を焚き、手を合わせた。

妹と「この先、この墓を誰が管理をするのだろうか。」と話したが、誰も思い当たらなかった。

「敷地内の事務所」で手続きをして、骨箱と骨壷などを引き取ってもらってから帰宅した。

伯母の納骨が急に1日早まって慌しかったが、とりあえず「納骨」が済み、私の責任を果たし終えて安心した。

 

この「白花牡丹(島根連鶴)」は、一昨年、伯母がプレゼントだと言って庭に植えてくれたものだ。伯母は3ヵ月半前に亡くなったが、この真っ白い豪華な花を見せたかった。(昨年もこの牡丹が咲く直前に入院してしまった)

この花が「納骨」に合わせて咲いてくれて良かった。この先もずっと毎年、我が家で咲き続けてくれる事だろう。

    

他に今咲いているのは「エンジ色牡丹」と「薄ピンク色牡丹」だ。

       

「黄色牡丹」も間も無く開花するだろう。「牡丹」の花は、一際大きいので、一気に庭が華やぐ。

コメント (4)
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