ニュースによると、この所の本州、九州では日照時間が極端に少なく、植物、野菜の生育に影響を与えていると聞き心配だ。数年前の北海道もそうだった。
当地は、一昨日までの小雨が止み、高湿度だった昨日とは違って、今日は朝から薄曇り。
朝は7時から庭に出て、菜園の茎が硬くなった「春菊」を片付けてコンポストに投入したり、「キャベツ」と「長葱」に追肥して土寄せ、「トマト」の下葉取り、「レタス」に追肥、「枝豆」の芯摘みをした。また昨日は、ポリポットに「白菜」の種蒔きをした。結構忙しい。
6月末から毎朝、最盛期を過ぎた薔薇の「花殻摘み」を続けて来た。日によってはバケツ2杯を越える花殻の量になることもあり、それを約2cmの長さに園芸鋏で切ってから「コンポスト」に投入して来た。だから庭全体としては花数が少なくなって来た。
摘んだ後に化成肥料を少し施すと、やがて新芽が現れ、そこに茎が立ち上がる。大抵は切り取った直ぐ下から2つの芽が伸び出し、葉を付け花を咲かす。つまり剪定後は、花数が2倍になるのである。
既に勢いがある元気な木は、新たな蕾が付いて、花を咲かせ出したものも結構ある。写真は「スーリール・ドゥ・モナリザ」の新芽の一部だ。早くもつぼみが膨らんで開花したのもある。
3日程前から「カサブランカ」が開花した。その横では球根植物の「アルストロメリア」も賑やかに花を見せてくれている。
また他の薔薇より遅く「イエロウ・クイーン・エリザベス」の背が伸びて来たと思ったら、ようやく淡黄色の花が開花し出した。
この薔薇は、1964年ベルギーで作出された四季咲き、直立性で、写真では低く見えるが、高さは1.5m程になり、丸弁咲きで棘が少なく、耐寒性、耐暑性があって、耐病性も強い薔薇だ。
次は「チョコレート・サンディ」。2008年フランス・メイアン社作出。四季咲きのつるバラ、丸弁抱え咲き、中輪、チョコレート色。耐病性に弱い。この花はつぼみが開き始めて開花するまでの中央の端正な姿が実に魅力的だ。今後、株が大きくなったら、つる仕立てを考えたい。
次は先月、花と葉の色に引かれて購入した「ハーモニー銅葉」だ。背丈の低さは「ペチュニア」並みだ。
高価なので一株しか買えなかった。秋に球根ができていたら、大事に越冬させて、数を増やしたいものだ。
右の「ミニダリア」は、種を「チェコ」のスーパーマーケットで見つけ、一袋買って来て、昨年苗を育てて植えたものだ。秋に掘ると小さな球根が付いていたので、室内で越冬させて、春に植えたものである。この他の色もあるので、開花したら紹介したい。
昨日の「ピエール・ド・ロンサール」の姿だ。この薔薇は1987年フランスで作出された。カップ咲き、中心がピンク色のクリーム色で、花径は12cmの大輪だ。耐寒性、耐暑性がある。樹高2.5mになるというので、今後、仕立て方が課題だ。色違いで「ルージュ」と「ホワイト」もある。