花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

手作りマスクに挑戦してみた(4)

2020年04月02日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

昨日のニュースでは、いよいよ政府も洗って使える「布マスク」を生産して、全家庭に配布するらしい。

この間、我流で「布マスク」を手作りして来た私としては、「やったね」という気持ちになった。

すでに30枚以上作り、親しい方々に差し上げて来たが、サイズや材質の面で更に工夫が必要だと思った。

形だが、世界のニュースを見ていると、あごの下まで覆う大きなマスクをしている人が多いので、取り合えず今までの型紙の丈を2cm長く補正して作って見た。布は少し多めに必要だが、あごの下まで隠すマスクができた。(人によっては3cm長くしてもよいと思う。作り始めた最初の型紙から、補正した私の型紙は4番目になった)

前にも書いたが、この「立体マスク」なら「プリーツ式マスク」よりも少ない布地で作ることができる点が良いと思う。

今回は、製作順に写真を掲載する。これも我流だが……

下の写真の型紙は、3番目の型紙。

4番目は下だけさらに2cm長く直して製作し直した。「縫い方」の写真は、この4番目で裁断し、印をつけたものだ。

「縫い方」

【裁断】型紙を中裏に合わせて置いた表布地の上にピンでとめ、縫い代は、ゴムを通す左右だけ3~4cm、上下は0.5~1cmつけて布を切り取る。(布地の厚みがある場合は、多くする)

【印付け】両面チャコペーパー(片面なら、2つに折って使うと良い)を挟み、裏側の要所に印をつける。裏布地も同様に裁ち、印を付ける。

【ミシン縫い】

①それぞれのダーツを縫う。(縫い代を返した時にひきつらないように、完成時の印の外と内を対称的に縫うのもポイントだ②表裏の布を中表に合わせ、印通りに待ち針を打って上下を縫う。その際、裏布だけはゴム通しの縫い代を外して縫う。また、ダーツを片方に重ねて倒すとその部分だけ厚くなるので、左右に開くように倒すと良い。③下の写真のように、裏布だけ左右の縫い代を切り取る。④上下の縫い代に、2~4か所、縦に切込みを入れると、返した時に縫い代が吊らない。この後、予め爪で縫い代を開いておくと良い。

表に返す。爪で折り目を付ける。

上下に端ミシンをかける。この時、表布の色に合うミシン糸を使うと糸が目立たない。

(私は、針に糸を通さなければならない上糸を一々変えるのが面倒なので、縫い目が表になる下糸だけを色を合わせた糸に変えている

両横の表布の縫い代を適当に折って、ミシンで抑える。端糸の始末を済ませ、左右にゴムひもを通して完成。

     

今までは綿100%の布地を使って来たが、吸湿性が良いため息の水蒸気を吸って湿る。綿は乾きにくいので、気分的にも、ウイルスにも良くないと思う。それで、今度はポリエステルと綿の混紡布を見つけたらそれで作って見たいと思っているところだ。

ニュース解説などによれば、他のウイルスに比べて、この「新型コロナ」の寿命は長く、東南アジアやアフリカなどで感染のパンデミックが起こると、今のグローバル化した世界ではなかなか絶滅することは難しいらしい。つまり、半年や1年で収束しないかもしれないのだ。

マスクに大きな効果があるかどうかは定かではないとしても、空気感染や飛沫感染を防ぐ効果は小さくないというので、私はこれからも、暇と材料があれば作って、身近な人たちに渡したいと思っている。

 

コメント (4)
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