今回の暴風雪には本当に参った。昨日まで5日間、大量の雪が降った。一度には除雪できないので、毎日数回に分けて、休みながら除雪をしてきた。
メールで札幌のマンションで暮らす妹に除雪の様子を映した写真を送ると、「可哀想に。」というメールが来た。何か違和感を感じた。
娘が札幌から手伝いに行くと言ってくれたが、車道は両側にうず高い雪山が連なっていて、真ん中に車1台がやっと通れる道しか無い。おまけに交差点はどこも道路の半分まで雪山が飛び出していて、見通しが極端に悪く、いつ接触、衝突事故が起きても可笑しくない状況なのだ。
※ 下の写真 真ん中が歩道、左側は我が家の庭の土手、右の雪山は我が家側の車道の端で幅は2m、高さ2m近い。この雪山が車道の両端にずっと続いているので、車は交差できない1台分の車道になっている。
それで、「危ないから来ないで欲しい!」と断った。
一昨日から除雪の手を付けていなかった来客用駐車スペースの除雪を自分で少しずつ除雪する事にした。庭の積雪の高さは2m程になっているため、重たい雪をスコップで高い場所に投棄するのに苦労した。
この場所を除雪し出して今朝で3日目、積雪の高さが60cm~1m程あった重い雪をここまで除雪できたのでやれやれだ。意外と達成感がある。
物置の屋根や駐車場の屋根にも締まった雪が60cm以上乗ったままなので、駐車場以外はできるところは少しでも取り除きたい。雪の重さは凄いので、建物に負担を掛けてしまうからだ。
TVニュースによると、今回のように湿った雪の重さは、
1㎡×高さ30cm=100kg以上あるそうだというから驚きだ。(雪質により、17~167kg/㎡・高さ30cmでも10倍のさがあるようだ)
特に1階のベランダの雪は、庭の雪と繋がってしまうと重さが一体化しやすいので、毎日除雪している。また、屋根は1m近さの積雪に耐えられるようになっているそうだが、古い木造住宅や車庫、物置などの屋根の雪下ろしは必要だ。
13年程前に建てられた隣家の80才台の夫君は、「屋根の除雪をしたいけど、妻が屋根に上がるのは絶対駄目だと許可してくれない。」と不満そうに言っていたが、屋根からの転落事故が多いので、それを心配しているからだと思う。
(下の写真は平屋建ての隣家の屋根の状態。積雪量は60cm程だ。室内から写した。一度に雪が滑り落ちないように、屋根には横状に何本もの滑り止めが付いているので雪は落ちにくい。しかし、庇には一番負担がかかりそうだ。)
我が家は2階建てなので、傾斜した屋根に滑り止めを付けているが、ほとんどの雪は風で飛ばされて自然に少なくなるので、雪の重さの心配は要らない。)
今日は久し振りに1日中、雪は降らないというので、少しでも太陽熱で溶けてくれることを願う。
また、市役所の排雪トラックが早く来て、車道両側の雪山を排雪し、安全な道路にして欲しいと待ち望んでいる。