花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

友人の孫達にトマトと芋の植え付けを指南

2022年05月15日 | ガーデニング・家庭菜園

昨日の土曜日の9時半頃、小雨が上がり切らない内に友人の孫とその友達が私を迎えに来た。

私が用意して置いた「トマト」の手製苗6個と風除けビニールに必要な短い竹の棒を渡して、一緒に行った。

前回トマトを植える穴は掘って置いたので、昨日は私が1個だけ植え方を見せて教え、それから残りの5本は彼らが石灰、化成肥料888,牛糞堆肥を穴に投棄して混ぜ、トマトの苗を植えて貰った。「斜め植え」は根が多く出るので丈夫に育つというアドバイスもした。支えの竹を立て、テープで緩く苗を止めてもらった。当地は風の強い日がまだ暫く続くので、苗に風よけのビニールは欠かせない。手元にある肥料袋や米袋の底を抜いて貰って風除けにした。

買って来た「北アカリ」の種芋1kgは、1個100g以上ある大きさだった。まず、種芋は農水省が病原菌がない種芋の生産、販売を管理している理由を話し、家庭で余った芋を勝手に植えては駄目だと説明した。次に、芋が大きいので、40~50gに切り分ける方法と植え付け方を教えた。切ったら全部で15個になり、1畝に70cmの幅を取って植えて貰った。何故そんなに広い幅が必要かと聞かれたので、発芽後、子芋が親芋の上にでき、土から出て日に当たると「ソラニン」という毒素が生じるので、そうならないように左右から土を寄せて土盛りをするからだと説明した。

2人とも、真面目に聞いてくれて、手早く植え付け作業をしてくれるので、気分が良い。

植え付け後は、4月末に種を蒔いた「春菊」の間引きをしてもらい、それから菜園全体の除草もお願いした。

先週、孫が「枝豆」の苗を買って来て室内に数日置き、豆部分が4cmにも間伸びした苗を持参し、私が行く前に一人で菜園に植えていた。それを見た私から、そのままでは鳥が柔らかい発芽したばかりの豆を食べてしまう心配があることを話し、我が家からネットを持って行って張らせたという事があった。

それで、昨日、私から「「枝豆」は種で買って植え付ける方が管理しやすいし、経費も安い。」と話した。

9日前に私が種を蒔いた「ホウレン草」が発芽していたのを見て、「初めはこんな姿なんだね。」と驚いていた。私から「「ホウレン草」はアルカリ性土壌が好きな野菜なので、普通の野菜の2倍近くの石灰を撒けば上手く育つから。」と教えた。「エンドウ豆」も10cm程に育ったのを興味深そうに見ていた。

昨日は20歳代半ばで、普段はそれぞれ別々の会社員として働いている彼らとは実質1時間半ほどの作業時間だったが、高齢の私を必要としてくれて、真面目に取り組む2人の姿に、久し振りに清々しさを感じた。今年は若者とのこんな付き合い方ができることに感謝している。来週の土曜日も来ると言っていた。

コメント (2)
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