花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

友人と水芭蕉鑑賞に行く

2022年05月01日 | 日記

花友さんと毎年、石狩圏南部の恵庭市にある国指定の「カリンバ遺跡」に「水芭蕉」の見学と撮影に出かけて来たが、今年は記録的な大雪に見舞われたので、「水芭蕉」がどのような状況になっているかが気になりつつも、お互いの都合が上手く合わず、やっと鑑賞に出かけたのは5月の初日の今朝だった。

 ※「カリンバ史跡」の概要 

カリンバ遺跡は、JR恵庭駅と国道36号線に挟まれた市街地にある。平成11(1999)年の市道建設の前に恵庭市教育委員会が行った発掘調査で、約3000年前(縄文時代後期)の「土抗墓群」「大型合葬墓」が発見された。中には赤色に漆塗りされた櫛、腕輪、腰飾り帯の他、土器397点が見つかり、2005年、国の指定遺跡に登録され、遺物は翌年、国の重要文化財に指定された。(恵庭市のホームページより)

この寒冷な場所に、3000年前に縄文人達の集落があったのだ。どのように寒い風雪を凌ぎ、どのような生活を営んでいたのかを想像するだけで不思議な気持ちになる。

午前中から雨が降るという予報なので、その前に「水芭蕉」の写真をと2人で急いで出かけた。どうやら「水芭蕉」は、最盛期を2日程過ぎてしまっていたように見えた。また、昨年よりも花数も少なく、公園が荒れて来ているように見えたが、今年も「水芭蕉」を観賞して撮影できた。

「水芭蕉」は湿原に自生する植物で、後部の花を包み込む苞は「仏炎苞」であり、花は、黄色い「内穂花序」の部分に数え切れない数がある。

ここの湿原は、油性の成分を含む水だが、その水の量が今年は少なくなっていた。

   

       

  

「座禅草」は、特に数が少なくなっていた。「座禅草」は僧侶が仏炎を背に座禅して祈っている姿に見えるのでこの名がついたらしい。「水芭蕉」と違って、水が流れない場所に繁殖するという。

帰りに桜が満開の公園に立ち寄った。満開を過ぎて葉が出始めていたが、北国にもようやく春が来たことが実感できた。

帰宅したら予報通りの雨天になり、気温も下がった。

 

コメント (4)
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