≪アイルランド「ダブリン」と近郊の観光≫(2)
③「アイルランド国立美術館」
この美術館は1864年に設立され、1015年に改修された小規模な美術館だった。
主な国のオーデオガイドが用意されていて、私達は日本語の説明を聞きながら鑑賞した。
「カラバッチオ」「フラ・アンジェリコ」「モネ」「ドガ」「フェルメール」「ピカソ」など私が知っている西洋画家の作品がぽつぽつと展示されていた。
④「グレンダー・ロッホ」
ダブリンから55km南にある「グレンダー・ロッホ」に行く途中、アイルランド郊外の景色をバスから眺めた。早春の若葉が芽吹きだしたばかりの牧草地で、羊が草を食んでいた。
「グレンダー・ロッホ」はゲール語で「二つの湖の谷」の意味だそうだ。
広い地域に初期のキリスト教会が7つあったそうだが、私達が見たのは「石積みの門」「ラウンドタワー」「大聖堂」「聖ケヴィン教会」「墓地」だった。
ⅰ「石積みの門」は、平らな石を積み上げて作られていた。
ⅱ「ラウンドタワー」は、この地を捜し求めてくる修行者達に遠くからでも見えるよう高さ30mある円筒だった。地面から3mの高さに入り口が作られているのは、ヴァイキングなどの襲撃があった際、梯子をかけて登り、入り口を閉じて、内部に身を隠すためだったそうだ。
ⅲ「大聖堂」は屋根が無くなっていたが、簡素な祈りの場だった事が伺えた。
ⅳ「聖ケヴィン教会」は、煙突があるが窓は無いこじんまりとした石造りの建物だった。
ⅴ「墓地」では、アイルランドの特有な「ハイクロス」が建てられていた。これは十字と円を組み合わせたものだ。
帰り道、振り返ると黄色い満開の「ハリエニシダ」が生い茂るその向こうに「ラウンド・タワー」が小さく見えた。
「ハリエニシダ」は、あちこちに自生していた。
1973年以降、アイルランドでは信教の自由が憲法で保障されているが、現在、人口の95%がカトリックを信仰しているという。
最新の画像[もっと見る]
-
預かったウールの着物からKさんの膝掛けを作った 6日前
-
我が家のベランダは猫の通り道 2週間前
-
預かった木綿のスカートを夏の7分袖シャツにリフォームする 2週間前
-
ダイニングの「シーリングライト」を取り替える 3週間前
-
ズボン5本の裾を短く直して届けた。 3週間前
-
初めて和服のリフォームに取り組む 4週間前
-
風呂敷から買い物袋を作る 1ヶ月前
-
2025年新年を迎えて 2ヶ月前
-
今年も届いたお餅 2ヶ月前
-
娘から歳暮が届く 3ヶ月前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます