存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

週刊金曜日 2023年4/14号

2023-04-30 20:59:04 | 坂本龍一

続けて、教授の追悼 雑誌を読んでいる。

週刊金曜日 2023,4,14発行 600円(税込み)

教授の社会的な活動についてまとめてある。
ソウル・フラワー・ユニオンの中川敬、古謝美佐子、佐原一哉、鎌田慧らのコメントも。

■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計 「徴用工の人生のつづき」 崔善愛
■金曜アンテナ
・貧困の現場で格闘する若者たちが討論会 「困窮者に寄り添う努力を」 竪場勝司
・グーグル日本法人の“大規模”リストラに従業員ら反発 初の労組結成、団体交渉 寒川栄


追悼 一人の音楽家に何ができるのか、何ができたのか 坂本龍一という生き方 藤田正


■さらん日記
■凱風快晴ときどき曇り 「武道的思考」 内田樹
■政治時評 佐藤甲一
■【特集】これでいいのか徴用工解決策 安保と経済を優先、被害者を置き去り
・【青木理×文聖姫・本誌編集長対談】 尹政権の動きは「新冷戦」的な発想に基づくもの むしろ地域の緊張は高まりかねない
・日本企業と政府の不法行為認定と謝罪 被害回復と和解、両国の未来志向の協力関係構築に必要 金銀智
・韓国政府の解決策は法的に有効なのか? 被害者の権利を消すことはできない 山本晴太
・尹大統領の初来日と徴用工問題 韓国大統領の「片思い」 日本政府・企業の公式謝罪と法的賠償以外の解決あり得ない 鈴木裕子
■2023統一地方選 維新は選挙戦の後半で「カジノ」の訴えを控える戦略に 「カジノ誘致を承認した選挙結果とは言えない」と市民団体 平野次郎
■性売買経験者が訴える性産業の搾取構造 「性売買は自発的選択ではない」 李美淑
■メディアウオッチ 「Colabo」の「公金不正」は否定されたのに誤解招く報道で攻撃が激化し活動に支障 少女らの居場所奪った責任の一端 李美淑
■地下水は誰のもの フランスで始まった「水の囲い込み」 羽生のり子
■不謹慎な旅 還暦のニュータウン 常盤平団地 写真・文/木村聡
■上がれども下がる気配なし 鶏卵価格の高騰が止まらない 垣田達哉
■らんきりゅう 「引き下げられた生活保護費 今、必要なのは緊急的な引き上げだ」 雨宮処凛
■【提携連載企画】公害『PFOA(ピーフォア)』31 摂津市民がダイキンに2万4498人分の署名を提出 元保育士が子どもへの影響を訴えても「反応なし」 Tansa・中川七海
■自由と創造のためのレッスン ペルーで今、何が起きているのか 廣瀬純
 ■著者に聞く 杉山大二朗さん 漫画と文章で 中村哲医師との日々つづる
■経済私考 佐々木実
■はまぐりのねごと 中山千夏
■なまくらのれん 小室等
■写日記 松元ヒロ
■きんようぶんか 本・映画・音楽・TVドキュメンタリー
■言葉の広場、金曜川柳、漫画、論考
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■ヒラ社長が行く 植村隆
■社告
■金曜日から、編集長後記、社員募集のお知らせ
■猫様 想田和弘

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MUSIC MAGAZINE 増刊 坂本龍一 本当に聴きたい音を追い求めて

2023-04-29 22:16:53 | 坂本龍一

2023,4,28発売
1650円(税込み)

坂本龍一 本当に聴きたい音を追い求めて

続けて、教授の追悼 雑誌を読んでいる。
以下の目次にある 「はじめに」は制作部の教授への思いが伝わるコメントが掲載されている。
「ミュージック・マガジン」と姉妹雑誌「レコード・コレクターズ」の近年の取材や過去の取材も編集しているとのこと。
「芸術新潮」は訃報を聞いてコメントしている人たちの話があるが、こちらは、どちらかと言うと過去に買っていた雑誌も多く、それでも漏れもあると思って買いました。

最近、教授やYMOのレコードを買って聴くことがメインとなってきていて、アナログ盤の音の響きも、針を落としてターンテーブルの回転やA面B面を裏返したり、デジタルやネットとは異なる面倒な作業が心地よかったりする。

生活の中で、どれも一気には読めないんだけれど、じっくりと読みたいと思います。

もくじ をコピペ

■ はじめに(ミュージック・マガジン制作部)

■ 追悼 坂本龍一〜今はただ残された彼の音楽を聴きふけるのみである(小野島大)

■ 特集 坂本龍一[ミュージック・マガジン2009年3月号]
□ ロング・インタヴュー〜言葉、音楽、ノイズ、音…(高橋健太郎)
□ ヒストリー(1)セッションマン/裏方として大活躍したブレイク前夜(篠原章)
□ ヒストリー(2)イエロー・マジック・オーケストラ時代(吉村栄一)
□ ヒストリー(3)活発な行動が続く90年代以降(宗像明将)
□ ディスコグラフィ 1976-2009(小野島大、かこいゆみこ、松山晋也)
□ ライヴ・アルバム(伊藤亮)
□ 映画音楽(伊藤亮)
□ 00年代のコラボレーション作品(小山守)
□ 教授の「サウンドストリート」(伊藤亮)
□ 「過激な民主主義」と、そのフレンドリーな魅力(サエキけんぞう)
□ 時代に爪跡を残す、編集者・活動家としての顔(仲俣暁生)

■ 特集 坂本龍一[ミュージック・マガジン2016年2月号]
□ ロング・インタヴュー(吉村栄一)
□ 『千のナイフ』リイシューと『Year Book 1971-1979』(松山晋也)
□ 復帰後の坂本龍一の仕事は、どれもが深い意味を持っている(宗像明将)

■ 特集 坂本龍一[ミュージック・マガジン2017年5月号]
□ ロング・インタヴュー〜8年ぶりのオリジナル・アルバム『async』に込められた思い(畠中実)
□ 『async』と『Year Book 1980-1984』から見えてくるもの(石川真男)
□ “NO NUKES 2017” リポート(渡辺裕也)

■ 特集 坂本龍一[ミュージック・マガジン2022年12月号]
□ NYのマネージメント担当が語るトリビュート・アルバム制作秘話(宗像明将)
□ デヴィッド・シルヴィアンが語る坂本龍一(坂本哲哉)
□ ヒドゥル・グドナドッティルからのコメント
□ 大友良英が語る坂本龍一(坂本哲哉)
□ 『A Tribute to Ryuichi Sakamoto - To the Moon and Back』全曲ガイド(田山三樹)
□ 『Exception(Soundtrack from the Netflix Anime Series)』(伏見瞬)

■ 特集 坂本龍一『音楽図鑑』[レコード・コレクターズ2020年4月号]
□ ポストYMOの道を模索した散開前後の“凪”の時代(田山三樹)
□ 多文化主義への先鋭的なアプローチ(立川芳雄)
□ 『音楽図鑑』全曲ガイド(小山守)
□ 『音楽図鑑-2015 Edition-』(武田昭彦)
□ 次々と進むアナログ盤リイシュー(武田昭彦)
□ 海外版『音楽図鑑』解説(田山三樹)
□ 当時の坂本龍一の関連本紹介(田山三樹)

■ Ryuichi Sakamoto in MUSIC MAGAZINE
□ 坂本龍一×鈴木慶一〜フィーリングってやつをコンピューターで計量できないかなあ[ニューミュージック・マガジン1978年12月号]
□ デヴィッド・ボウイー・インタヴュー(坂本龍一)[ニューミュージック・マガジン1979年2月号]
□ ボウイーのおもしろさはサウンドじゃない(坂本龍一)[ニューミュージック・マガジン1979年2月号]
□ 通俗的なドイツのイメージを逆手にとるクラフトワーク(坂本龍一/聞き手=北中正和)[ニューミュージック・マガジン1979年11月号]
□ レゲエからロックへと波及したダブ・サウンドの徹底研究〜われわれの時代にダブが提起するもの(坂本龍一)[ミュージック・マガジン1980年5月号]
□ ホルガー・シューカイ・インタヴュー(坂本龍一)[ミュージック・マガジン1982年8月号]
□ 坂本龍一インタヴュー(サエキけんぞう)[ミュージック・マガジン1989年11月号]

■ Ryuichi Sakamoto Article Selection
□ 大貫妙子&坂本龍一(栗本斉)[ミュージック・マガジン2010年12月号]
□ <playing the piano>ツアー(伊藤亮)[ミュージック・マガジン2012年1月号]
□ 『Year Book 2005-2014』を聴く(小山守)[ミュージック・マガジン2015年2月号]
□ 集大成的オーケストラ・ライヴ盤をはじめリリース・ラッシュ(小山守)[ミュージック・マガジン2015年4月号]
□ うないぐみ+坂本龍一(松村洋)[ミュージック・マガジン2015年11月号]

■ 後記・奥付

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芸術新潮 2023年5月号

2023-04-27 00:10:30 | 坂本龍一

20233,4,25発売

教授絡みの雑誌を続けて買って読んでいます。
4月も下旬となってきたけれど、坂本龍一のことを想う日々となっている。
寄稿された文章は以下にあるように、生前に書かれたものが多い。訃報を聞いたことも加筆されてたりしている。

李禹煥の寄稿は、崇高なアーティストの世界での対話に触れた感じに。
村上龍の寄稿は、エッセイを読むときの感覚が蘇って、村上龍っぽい。
宇佐美りんの寄稿は、自分も正にそういう風に聴いて生活の中に曲があったなとも思った。
大友良英の寄稿は、メディアを通して二人の活動を知る者として合点のいく内容
・・・読みながら、止まって考えてたりします。
浅田彰の語り口調で解析を聞いている気がした。
ゆっくり続いて読みたいと思います。

「坂本さんへ、12人からの手紙」
では、李禹煥(リ・ウファン)
村上龍
カールステン・ニコライ
宮永愛子
田中泯
宇佐美りん
大友良英
島袋道浩
アピチャッポン・ウィーラセタクン
中谷芙二子
岡崎乾二郎
大竹伸朗


以下はコピペです。

「芸術新潮」5月号は音楽家・坂本龍一を総力特集

新潮社より、坂本龍一を総力特集した『芸術新潮』5月号が2023年4月25日に発売された。創刊73年のアート誌が、音楽家をメインの特集で取り上げるのは、武満徹以来、ふたり目となる。図らずも追悼特集となった本企画には、浅田彰、李禹煥ほか、豪華な顔ぶれが寄稿。表紙を飾るのは、本誌のために大竹伸朗が制作した渾身の「千切り絵」ポートレイト。

1950年創刊の「芸術新潮」が、これまでに音楽家をメインの特集で取り上げたのは、たった一度だけ。2006年の武満徹氏の特集だった。ふたり目となる音楽家・坂本龍一の特集企画がスタートしたのは、昨年10月頃のこと。編集作業が大詰めを迎えた4月2日、訃報が報じられ、特集は図らずも追悼特集となった。
「聴く」「見る」「読む」の3部構成

本特集は、「聴く」「見る」「読む」の3部構成をとっている。第1章「聴く」では、盟友・浅田彰が、坂本が2017年のソロアルバム『async』で到達した地平をシャープに解析している。坂本の音楽制作に大きなインスピレーションを与えた美術家・李禹煥も登場し、坂本との交流を語る。続いて「見る」では、坂本が近年、数多く手がけてきたインスタレーション・アートに焦点を当てる。坂本と多くの作品でコラボレートしてきた高谷史郎の責任編集で、坂本のアートを総覧する。坂本は、行動するアーティストでもあった。最終章「読む」では、アートジャーナリストの小崎哲哉が、社会に対して、坂本がどのような発言&行動をしてきたのかを紹介する。
画家の大竹伸朗による表紙

画家の大竹伸朗は、「芸術新潮」の表紙のために、坂本の肖像をモティーフにした作品を制作。主に指による「千切り絵」の手法でつくられた、渾身の作品となっている。

唯一無二の表現者であったアーティスト、坂本龍一の活動をしっかりと受け止める特集となっている。

 

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Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2023年4/18号[追悼・坂本龍一]

2023-04-19 22:54:37 | 坂本龍一

坂本龍一のいない世界

覚悟はしていたものの、曲を聴けば曲に浸ることはできるものの
やはり以前とは違う感覚になっている。

ネットや新聞などで教授の追悼コメントや特集が掲載されて、この半月ほど沢山読んで来た。
雑誌も買って読んでいる。

ニューズウィークには
映画『MINAMATA』の監督 アンドリュー・レビタス
音楽評論家のウィリアム・ロビン
松武秀樹へのインタビュー
大江千里の寄稿
1978年からアルファレコードをはじめ、プロデューサーや取締役を歴任した近藤雅信
2009年「OUT OF NOISE」の頃の教授へのインタビュー再録

ネットで読んだものもあるのですが、交流のあった人たちのコメントを読んで偲んでいます。

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高木正勝 /  Marginalia Ⅴ

2023-04-05 22:42:18 | album t

2023,4,5発売をフラゲして聴いている

マージナリア シリーズのアルバムとしては5作目

教授の訃報からの何とも言えない心境
仕事はしているし、やることも沢山ある。
音楽も、自動で色んなものを流したりもしているけれど

高木正勝のこのシリーズ好きで、教授の近年の自然な音に戻っていく過程にも重なって、雨や川や虫や鳥や、自然環境の豊かな山の中で暮らす高木正勝の写真を思い起こしながら聴くのは心地よい♪


「はじめての子育て。再び窓を開けピアノを奏でた一年の記録です。雪が踊り、川になって流れ、花が咲いて、虫や鳥が集った。いつでも誰でも入れて、そこで何をしてもいいような、公園のような場に惹かれています。 」

1 : Marginalia #104
2 : Marginalia #105
3 : Marginalia #106
4 : Marginalia #107
5 : Marginalia #108
6 : Marginalia #109
7 : Marginalia #110
8 : Marginalia #111
9 : Marginalia #112
10 : Marginalia #113
11 : Marginalia #114
12 : Marginalia #115
13 : Marginalia #117

(time 76:06)

 

 

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