存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

坂本龍一+高谷史郎 /async surround

2018-03-30 21:49:10 | 坂本龍一
サラウンドシステムが必要だけど、高音質での音体験
高谷さんの映像はピアノや教授のスタジオ、森の風景、雨の降る水面、海岸の海などなど
バーのように見える線と映像の際が動きながら変化していき、また動きが途中で止まって固定化された映像になったりと見ていて面白いと思うかどうか 人それぞれだと思いますが、この作品でしか見ない映像だと思いました。



2018,3,28発売

本龍一は当初より『async』をサラウンドを想定して作っており、
本作はCDアルバム全曲の5.1chサラウンドMIX(24bit/96kHz)を収録した『async』の完結版

<映像>
■ dumbtype高谷史郎作インスタレーション映像をBD用に特別編集。
■ ≪坂本龍一 | async - 短編映画コンペティション(6月15日~9月30日・12月15日発表)≫
の応募作800本近くの中から選出された
「坂本龍一 - async賞」
「アピチャッポン・ウィーラセタクン賞」
「オーディエンス賞」
の受賞3作品を収録。

01.andata
02.disintegration
03.solari
04.ZURE
05.walker
06.stakra
07.ubi
08.fullmoon
09.async
10.tri
11.Life, Life
12.honj
13.ff
14.garden
15.water state 2
 (レコードには入っているけど、CDには入っていない曲)

16.In a Happy Place (A film by Sandup Rongkup) 
 (async International short film competition Winners)

17.Poetry of Banality (A film by Mikhail Basov)
 (async International short film competition Winners)

18.「処暑に満つ」 (A film by J.K.Wang)
 (async International short film competition Winners)



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ベストヒットUSA 小林克也 喜寿特番

2018-03-29 01:04:31 | 佐野元春
1981年に始まった「ベストヒットUSA」
一時期ブレイクはあったものの、続いて来た番組。

小林克也が77歳になったお祝い ということでの1時間枠での特番。

様々な外国ミュージシャンのゲストを振り返る内容もあった。

最初のゲストは鮎川誠
ローリングストーンズを高校2年生で聴いて、惹きこまれていった「サティスファクション」
最近の音楽、ロック、今の活動などについての話題

二人目のゲストは佐野元春 (新・佐野元春 偶然一緒に見た人が 佐野元春変わったなーって言っていた)
ポール・マッカートニーより1つ年上で、ジョン・レノンより1つ下という小林克也
佐野さんの胸に刺さっているミュージシャンとして
the BANDのエッセンス、ヴァン・モリソンのエッセンス
それぞれのフィルムを紹介
克也さんは佐野さんに「屈折して」という言葉を使っていたが、
佐野元春に影響を与えたミュージシャンに共通するのは、
白人でブルースなどの黒人の音楽の影響を受けている

BANDやヴァン・モリソンだけではなく、デヴィッド・ボウイ
なども入っているんじゃないの?

佐野さんは確かにそうだけど、肌の色も違うし宗教も違うかもしれないけれど
良い影響を受けている soulのある音楽がある

the BARNを20年ぶりに再発することについて
大阪フェスティヴァルホールでの映像を流しながら、
ウッドストックで録音した話、一緒にライヴをした話
言い方は可笑しいかもしれないけれど、音楽は国境を超える。
10代の頃にあこがれていたミュージシャンたちと一緒に音楽をやって
同じ土台に立って、自分たちと同じで変わらないと実感した。

小林克也さん 毎回見ている訳ではないけれど、これからも色んな曲を紹介して下さい。

コメント (2)
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Johann Johannsson / Englaborn (Remastered)& Variations

2018-03-28 22:40:13 | album j
2018,3,23発売

2018年2月9日に突然亡くなってしまったヨハン・ヨハンソン。
教授の「ASYNC」リワークアルバムに参加していて、肌が合うので聴いてみたいと思っていたところだったので、割とショックを受けています。
そして、その死がこのアルバムを発売することになったのかもしれないけれど、坂本龍一によるヨハン。ヨハンソンの曲をリワークしたものが入っているということもあり購入して聴きこんでいる。




(1)オリジナル アルバム 「Englaborn」

1. Odi Et Amo
オディ・エト・アモー(われ憎みつつ愛す)


2. Englabörn
エングラボルン

3. Jói & Karen
ヨーイとカレン

4. Thetta Gerist á Bestu Bœjum
人生は浮き沈みがある

5. Sálfræðingur
心理カウンセラー

6. Eg sleppi þér aldrei
「君を離さない」

7. Sálfræðingur Deyr
心理カウンセラーの死

8. Ba∂
浴室

9. Ég heyrði allt án þess að hlusta
「耳をそばだてずに全てを聴いた」

10. Karen býr til engil
カレンが天使を作る

11. Englabörn - tilbrigði
エングラボルン・ヴァリエーション

12. Ég átti gráa æsku
「私の幼年期は灰色だった」

13. Krókódill
クロコダイル

14. Ef ég hefði aldrei...
「もし始めてなかったら……」

15. ...eins og venjulegt fólk
…常人のように

16. Odi Et Amo - Bis1.
オディ・エト・アモー(ビス)

(2)Englaborn Variations

1."Eg heyrdi allt an pess ad hlusta" (A Winged Victory for the Sullen Rework)


2.Odi et Amo (Johannsson/Donadello Rework)


3.Englaborn (Vikingur Olafsson Piano Version)


4.Joi & Karen (Ryuichi Sakamoto Rework)


5.Holy Thursday (Eg heyrdi allt an pess ad hlusta) (Theatre of Voices Version)


6.Englaborn (Viktor Orri Arnason Rework)


7.Odi et Amo - bis (Alex Somers Rework)


8.Salfraedingur deyr (Hildur Gudnadottir Rework)


9.Odi et Amo - bis (Johannsson/Donadello Rework)


10. .…eins og venjulegt folk (Paul Corley Rework)


11.Odi et Amo (Theatre of Voices Version)



HMVより

奇しくも追悼盤に。
坂本龍一をはじめとしたアーティスト達がヨハンソンのデビュー・アルバムをリワーク!
オリジナルのリマスター音源も収録した2枚組。

2018年2月9日に突然亡くなってしまったヨハン・ヨハンソン。数々の受賞歴に輝く作曲家/ミュージシャン/プロデューサーの彼が2002年、イギリスのTouchレーベルよりリリースしたソロ名義のデビュー・アルバム『エングラボルン』。このリマスター版に坂本龍一、アレックス・ソマーズ、ア・ウィングド・ヴィクトリー・フォー・ザ・サルン、他 世界随一の作曲家たちによるヴァリエーションが加わった2枚組がDGから新たに登場! オリジナルの『エングラボルン』はハフナルフィヨルズゥル劇団が上演した舞台のための音楽。サティ、バーナード・ハーマン、パーセル、ムーンドッグといったアーティストから、ミル・プラトー・レーベルやメゴ・レーベルの電子音楽まで、ヨハンソンが受けた影響の広さを伺わせるものでしたが、今回そこに新たなアーティストたちのエッセンスがプラスされ、多彩な魅力を放つ音世界が生まれました。

【坂本龍一氏からの追悼コメント】
「ヨハンはぼくにとって、ごく新しい友達でした。しかし長時間、お互いの仕事の話しをし、あるいはぼくのスタジオで半日、ともに録音したり、知り合ってからはとても深い時間を過ごすことができたと思います。何も約束はしませんでしたが、ぼくはこれから何度も共に音楽を作ることになるだろうと思っていました。お互いのリミックスの交換は、その始まりだったはずです。 そんな彼が何も言わずに突然去ってしまい、ぼくを含めて残された者はただ呆然としています。」 2018年2月 坂本龍一(輸入元情報)

ユニバーサル・ミュージック・JAPANより
数々の受賞歴に輝く作曲家/ミュージシャン/プロデューサーのヨハン・ヨハンソンは、1969年アイスランド生まれ。電子音とクラシックのオーケストラ・サウンドを融合させたヨハンソンの音楽は、バロック、ミニマル、ドローン・ミュージック、エレクトロ・アコースティック・ミュージックなど、多様なジャンルの影響を受けている。映画音楽の分野では、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『ボーダーライン』(15)の音楽で米国アカデミー賞作曲賞、BAFTA(英国アカデミー賞)作曲賞、放送映画批評家協会賞作曲賞にノミネート。また、スティーヴン・ホーキング博士の実話に基づくジェームズ・マーシュ監督『博士と彼女のセオリー』(14)の音楽は批評家に絶賛され、ゴールデン・グローブ最優秀作曲賞を受賞したほか、BAFTA作曲賞、グラミー賞サウンドトラック作曲賞、放送映画批評家協会賞作曲賞にノミネートされた。

 ヨハンソンは11歳より故郷レイキャヴィークでピアノとトロンボーンを学び始めるが、高校在学中、音楽を勉強として学ばせるレッスンに窮屈さを感じ、正規の音楽教育を放棄した。大学で文学と外国語を学んだ後、10年間にわたってインディーズ・バンドに楽曲を提供し、ギターのフィードバックを多用した音楽や、複雑なマルチレイヤーからなるサウンドスケープ作品を作曲。ヨハンソンは生楽器のデジタル処理を駆使しながら、生音と電子音を融合させ、個性的で斬新な音楽を生み出した。

 2002年、ソロ名義のデビュー・アルバム『Englabörn』をイギリスのTouchレーベルよりリリース。その音楽はサティ、バーナード・ハーマン、パーセル、ムーンドッグといったアーティストから、ミル・プラトー・レーベルやメゴ・レーベルの電子音楽まで、ヨハンソンが受けた影響の広さを伺わせた。その後リリースしたアルバムに、金管アンサンブル、電子ドローン、パーカッションのために書かれた『Virðulegu Forsetar』(04)、オーケストラのために書かれた『Fordlândia』(08)と『IBM 1401 – A User’s Manual』(06)――後者はIBMの先駆的汎用コンピューターが発する電磁波の発振音にインスパイアされたアルバム――などがある。2010年にはアメリカの実験映像作家ビル・モリソンとコンビを組み、北東イングランドの廃坑の歴史と遺産を叙情的かつ内省的に描いたドキュメンタリー映画『The Miner’s Hymns』を発表。ヨハンソンは同作の生演奏上映のために金管バンド、パイプオルガン、電子音を含むスコアを作曲し、サントラ盤もリリースされた。

 このほか、ヨハンソンはロウ・イエ監督『二重生活』(12)、ヤーノシュ・サース監督『悪童日記』(13)、マックス・ケストナー監督『Drømme i København (Dreams in Copenhagen)』(14)など、ハリウッド作品以外のワールドシネマやドキュメンタリー映画のサントラも手がけ、高い評価を得ている。2015年には、気の遠くなるようなスローテンポでサウスジョージア島と南極半島の荒涼たる光景を旅していく短編映画『End of Summer』で監督デビューを果たし、同作の印象的なサントラも作曲した。管弦楽、室内楽、舞台音楽の分野では、これまでにカナダ・ウィニペグ交響楽団、バング・オン・ア・キャン、シアター・オブ・ヴォイセズ、オスロ・ノルウェー・シアター、アイスランド国立劇場のために作曲をおこなっている。

 2006年12月、アパラット・オルガン・カルテットのメンバーとして初来日。2007年2月には札幌スノースケープモエレIIの公演で単独来日を果たし、さらに同年7月には<東京の夏>音楽祭2007でコンサート「ヨハン・ヨハンソンの世界」を開催した。

 2016年、6年ぶりとなるスタジオ録音アルバム『オルフェ』をリリースし、ドイツ・グラモフォン・レーベル(DG)よりデビュー。同じくDGより、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督とのコンビ第3作『メッセージ』(16)サントラ盤もリリースし、ゴールデン・グローブ作曲賞、BAFTA作曲賞、グラミー賞映画・テレビ・サウンドトラック部門などにノミネートされた。

 2017年には、構想7年のマルチメディア作品《最後にして最初の人類》をマンチェスターにて世界初演。同年、ダーレン・アロノフスキー監督と『マザー!』(17)で初めてコンビを組み、音楽をほとんど流さないアプローチが話題となった。

 2018年1月に最後の映画音楽作品となった『Mary Magdalene』(18)を完成させた後、2月にジェームズ・マーシュ監督とのコンビ第2作『The Mercy』(18)サントラ盤をDGよりリリース。最後のソロ・アルバム『エングラボルン(天使たち)』リマスタード&ヴァリエーションズを完成させた直後の2月9日、ベルリンのアパートで遺体が発見された。享年48歳。

(訳および加筆:前島秀国)
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MONO NO AWARE / 人生、山おり谷おり

2018-03-27 20:21:22 | album m
2017,3,2発売

人生、山おり谷おり 何度もおり間違えて、僕たちの人生は複雑になっていく
折り紙のジャケ
裏ジャケは10色の折り紙

確か、アジカンのGOTCHが良いと言っていたので、試聴したハズ。

MONO NO AWARE
東京都 八丈島出身の玉置周啓(Gt, Vo) 、加藤成順(Gt)と共に、
大学で出会った同級生の竹田綾子(Ba)、柳澤豊(Dr) で 構成される。
2013年結成。2015年1月からドラムが柳澤豊に変わり、徐々に現スタイルに。

2016年、1st single「イワンコッチャナイ/ダダ」を自主リリース
2017年3月2日 ファースト・アルバム発売

歌詞カードの冊子はしっかりしていて、歌詞も読みやすく、折り紙のデザインの写真が添えられている。



01. 井戸育ち
イントロのギターで このバンドの音色が解る。
東京育ちの 井の中の蛙

02. マンマミーヤ!
ドラムで始まる
ギターはどこか懐かしい
カップヌードルドゥ のメロディとノイジーなギターが楽しい
ちょっとTULIPっぽさがあって良い感じ。

03. わかってるつもり
ベース、ギター 細かくリズムを刻んで
口ずさみたくなるような メロディ
君のことは わかってるつもり

04. イワンコッチャナイ
デビュー・シングル曲
細かく刻むギター に 言わんこっちゃない の歌詞のあたりが印象的

05. me to me
囁き系の歌
目と目
twitterをスマホでしてるより 会えばいいのに

言葉遊びもあって面白い曲

06. To(gen)kyo
ボコーダーっぽく加工された声でラップ調に
ランランラン
なかなか楽しい♪

07. ブーゲンビリア
バンバンバン 懐かしの街で
ほんのり ビーチボーイズのコーラス

08. 明日晴れたら
このメロディーは どこか懐かしい感じもする
ビートルズっぽいのかな?
コミカルな感じもあって面白い。

09. 夢の中で
君は夢の中では交わってる

エコーのかかった音 サンプリングの声
間奏が長い

10. 駈け落ち
歌のメロディーは ラップ的な要素も入っていて 面白い
ノイジーなギター

駆け落ちしよう そう言っただろう 約束と違う


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くるり / 図鑑

2018-03-25 09:43:13 | album k
久しぶりに くるり を聴いている。



2000,1,21発売
くるり メジャー セカンド・オリジナル・アルバム

森信行がドラムの時代だけど
7,12,15の3曲で あらきゆうこ も参加


1. イントロ
オルゴールで始まるのか と思ったら違った

シングル「虹」のイントロをサンプリング

2. マーチ
ドラムにエレキ・ギター賑やかに鳴って
ヴォーカルメインになる ストンと落ちる感じが良い
ギターがノイジーな部分がある

3. 青い空 <アルバムMIX>
シングル曲。
ロック・ナンバー エンディングのギターが良い

4. ミレニアム
発売された年はミレニアム。
イントロが くるり っぽい
アジア的な要素がある
良い感じ♪

5. 惑星づくり
ジム・オルーク
イントロのギターが宇宙っぽい
ベース 更にドラムが入って

6. 窓
こういう効果音的なものを使うのか?と
音的にも魅力のある曲

呼吸が苦しくなるほどの関係になってしまった二人
僕らは何もしない

最初は色んな夢を見ていてたかもしれないけど、
普通に暮らしながら特に何か駆け引きをしなくても、上手くいかなくなった感じが出せるのは凄い。  

7. チアノーゼ
阪急電車 京都線 東向日駅 梅田方面行のホーム
どうしようもない欲望や衝動

ロックについての考えも歌詞に
今は只の平成12年

8. ピアノガール
ピアノの弾き語りで 静かな感じだけど
歌詞は いかれてる 感じがするかもしれない

9. ABULA
サンプリングされてるのは電車の音かな?
終わりはYMOのDAYTRIPPERのエンディング

10. 屏風浦
ジム・オルーク

京浜急行電鉄本線の屏風浦駅

屏風浦のあの娘は恋を知らない
情には流されずに笑う

こういう関係が表現できるのも魅力的

11. 街
シングル曲
シャウト系と言えるかな

京阪電車の窓から君の背を追って

この街は僕のもの

12. ロシアのルーレット
ドラムが鳴る中で ギターが鳴り
ゆったり歌う
突然 激しくなり 最初のリズムになり
この変化が楽しい
最後は口を開けて指で弾いて鳴らす

13. ホームラン
シャバダバダ 

クールな歌詞

14. ガロン <ガロ~ンMIX>
SUPERCARの中村弘二(ナカコー)によるリミックス
女性の声 桑田佳祐の「ヨシ子さん」と合わせて聴いてみたい

15. 宿はなし
ジム・オルーク

この曲のメロディー いつ聴いても良い♪

「宿は無し」


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