存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

細野晴臣トリュビュートアルバム

2007-04-29 19:02:06 | 坂本龍一
3月22日のエントリーで先行試聴を紹介しましたが、遂に手元に届きました。

圧巻です。
参りました。
YMOキッズは買うべきでしょうねー。

1 ろっかばいまいべいびい- Piano Demo ver.- /細野晴臣
  1973年の発売前の録音したデモです。

2 イエロー・マジック・カーニバル /ヴァン・ダイク・パークス
  オリジナルも持っているし、当時まなが歌うのをラジオで聴いたことがあるんですが、
  こんなにも感じが変わるのかー 軽く明るい

3 風の谷のナウシカ /坂本龍一+嶺川貴子
  木梨憲武夫人である安田成美があどけない頃に歌った曲であるが、
  エレクトロニカ仕立てに。カヒミさんがオリジナルアルバムの延長で歌っているのかと思いました。
  囁くように歌い、水が毀れるような音に、笙が使われていて、教授仕立てでありながら、カヒミ的。

4 わがままな片想い /コシミハル
  コシミハルがやたら可愛らしく少しコミカルに歌っています。音楽って楽しいですねー。

5 ハイスクール・ララバイ /リトル・クリーチャーズ
  ちゃんと長江健次の「なぁ」の部分もカバーされています。
  
6 アブソリューツ・エゴ・ダンス /東京スカパラダイスオーケストラ
  スカパラがYMOのカバーアルバムを出すとヒットするかも。セニョール・ココナッツばりに嵌っています。

7 終わりの季節 /高野寛+原田郁子
  rei hakarakami がカバーしたことで再生・蘇生した感のある曲。この二人のコラボも強烈です。
  ギターの音にシンセ、二人のハーモニーも貴重かな。

8 Omukae De Gonsu /miroque
  このミュージシャンも注目されていますが、この曲、良いですよ。アトムの曲も使われています。

9 ハニー・ムーン /テイ・トウワ+ナチュラル・カラミティ
  流石はTEI TOWA。森俊二、渡辺俊介、上芝はじめ らによるコラボ。
  でしゃばり過ぎない良いアレンジだと思います。

10 北京ダック /□□□
  くちろろ と読みます。commonsで教授がとりあげているメンバー。
  南波一海、三浦康嗣
  沢山の人がコーラスで参加しています。
  最後のクシコスポストも面白い。 

11 三時の子守歌 /ワールドスタンダード+小池光子
  鈴木惣一朗(ワールドスタンド)のギター
  小池光子(ビューティフルハミングバード)のヴォーカル
  
Disc-2
1 恋は桃色 /ヤノカミ(矢野顕子×レイ・ハラカミ)
  アッコさんはカバーしていますが、このコラボも刺激的。基本的にrei harakamiバージョンと言っていいでしょう。

2 スポーツマン /高橋幸宏
  やはり、マッチするんですね。この人の歌声。

3 ミッドナイト・トレイン /畠山美由紀+林夕紀子+Bophana
  女性人のヴォーカルがセクシーです。英語です。
  
4 Turn Turn /コーネリアス+坂本龍一
  小山田君と教授が歌っています。最近のプチプチ感はありません。

5 銀河鉄道の夜 /といぼっくす
  生バンドでYMOのファーストアルバムを演奏したのと同様に、やりますな。

6 蝶々さん /ウッドストック・ヴェッツ(ジョン・サイモン、ジョン・セバスチャン、ジェフ・マルダー&ガースハドソンほか)
  この曲の快調な印象は何となくオリジナルの音にも近いけれど、英語で歌っています。

7 ブラック・ピーナッツ /ヴァカボンド+片寄明人
  片寄君は佐野元春とのコラボに続いてこうしたアルバムにも参加するとはー
  瓶っぽい音です(笑)

8 風をあつめて /たまきあや+谷口崇+ヤマサキテツヤ
  これも名曲ですよね。LEYONAがカバーしたこともありましたが、アコースティックギターでしっとりと
  リコーダーのような音も素朴で、この曲に合ってます。

9 日本の人 /サケロックオールスターズ+寺尾紗穂
  HIS(細野・忌野・坂本冬美)の曲です。ASA-CHANGも参加しています。

10 風来坊 /ジム・オルーク+カヒミカリィ
  これも はっぴーえんど の代表曲ですね。カヒミさんの囁く声。steel panの音も素敵です。

11 Humming Blues -Demo ver.- /細野晴臣
  今年録音したみたいです。


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RADIO KOYOTE

2007-04-29 00:08:38 | 佐野元春
こちらから佐野元春のニューアルバムに関連した内容を聞くことができます。
サンボマスターと共演した話もあります。

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Family Tree / 榊いずみ

2007-04-28 21:38:01 | album s
ネットで予約して買ったので、ダウンロード壁紙つきです。
こういう特典もあったけど、それより久しぶりのアルバムに興奮気味。
橘いずみが結婚して、榊いずみ名義では初めてのアルバムでもある。

このアルバムはミスチルのHomeに続くFamily Treeというイメージがあって
僕の中では浜田省吾・佐野元春・桜井和寿・榊いずみ
はどこか繋がっている部分がある。(昔、町支寛二がいずみさんに関っていた時期もあったしね)

1. New Song
 ギターの音が気持ちよい。新しい生活を始める二人に「初心忘れるべからず」というべき歌詞。

2. ホクロ
 このホクロは… 一度聴くと、どこのホクロかわかります(笑)
 リズムを刻む音。彼女らしい曲かなー

3. 3040(サーティー・フォーティー)
 イントロのギターから良い感じ。やりたいことをやらないと!自分に素直になれたら良いね。

4. つまらない世界
 優しい曲。確かに見方を変えれば、この社会はつまらない世界かもしれない。
 でも、生き方しだいで、幸せを感じるかもしれない。
 誰にも等しく月を見上げることができるように…

 サビの部分は痺れます。
 シングルカットしたらヒットするだろうなー。

5. LDK
 がたんがたんと
 夕餉(ゆうげ)の香り という部分のメロディ好きです。
 後半の盛り上がり、タイトな感じも良い感じ。

 あなたの帰りを待っている。
 人は誰かに期待されたり、頼りにされたり、誰かを必要とたり
 そうした交流の中で存在する価値を確認する。
 
6. 虹の庭
 ちょっとビートルズっぽいかな。
 明日なき世代と諦めるな 君が愛を歌え
 か・・・・
 泣かないで…♪と思わず浜省を歌いそうになった。

7. 祈りのレシピ
 日常 それは良いことばかりではないし、嫌なことも多い
 1曲目・2曲目に続く曲かな。
 
8. Name
 こういう曲を書ける彼女は格好良い。息遣いにドキっとするし、歌詞にセンスが出ている。

9. My Little Jealous
 可愛らしい曲。こんな曲を書いてたっけ?
 どこかクールでも優しい曲。

10. 足跡
 ベースをじっくり。素直な素朴な気持ちが出ているんじゃないかな?
 やはり1・2・7曲目に続く感じがする。
 
11. Family Tree
 タイトル曲。愛情で結ばれた夫婦が新しい生活を始めようとする曲かな。
 勿論、榊いずみテイストで

試聴できる曲もあります

あっと言う間に聴いてしまった。
僕にとってはミスチルもいずみさんも同等のミュージシャン。

人によって好き嫌いはあると思うけれど、好きなものは仕方が無いですね。
コアなファンではないかもしれないけれど
彼女の曲に刺激を受けて生きてきた一人です。
コメント (2)
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サハラに舞う羽根

2007-04-28 15:29:21 | 映画
BSでじっくりと見ていた。

19世紀末 ヴィクトリア女王時代の英国

主人公 軍人ハリーはスーダンで勃発したマフディ派の反植民地運動を鎮圧する命令を受ける。
しかし、軍人として凄惨な死をとげるのではという強迫観念を持つハリーは
気のまよいと間近にせまった結婚の相手であるエスネへの思いから、任務を逃れてしまう。

三人の同僚から臆病者を示す三枚の白い羽根を送りつけられる。
さらに、ことの真相を知った婚約者のエスネからも四枚目の羽根をわたされてしまう。

後悔にくれるハリーは、名誉挽回のために身元を隠して最前線の三人のもとへ向かう。
過酷な砂漠の中でヨーロッパ人として野蛮人を扱うことも不可能だと悟ったハリーは
現地の軍人である黒人に救われる。

ハリーの親友で、エスネに心惹かれていることに苦悩する軍人ジャック。
ハリーは救ってくれた黒人を使って英国部隊に敵が攻めてくることを伝えるが、軍人たちは彼をスパイだと捕らえて拷問を始める。しかし、実際に攻め込まれて、偽装部隊にも襲われて英国部隊は壊滅的に、ハリーは偽装部隊として接近し、暴発した銃で失明したジャックを救い出す。ジャックは英国へ。

ハリーは逃げ惑う英国部隊を追い、羽根を渡した一人に会いジャックを託し、さらに捕虜になった友人トレンチを救いに出かける。
しかし、同じ捕虜として過酷な状態におかれ
しかし、飢え、誇りを失い、生きる目的を失い、現地の人々の食料を貰おうとするが、拒否され、再び黒人の兵士に食料と猛毒のケースを貰う。

しかし、これは仮死状態になる薬で、またまた黒人の兵士が二人を救い出し、三人で逃亡する。
しつこく追っ手は迫り、一発残る銃を手にハリーは自分をおとりに二人を逃がす。
不利な戦闘の中、三人は生き残り、黒人の兵士と別れを告げる。

エスネの前に戻ったハリーは羽根を彼女に見せる。
彼女からジャックが幸せそうに生きていることを知り、
「時が癒す。あなたに彼女ができ、私とジャックで…
 愛しているけど、あなたを愛せない
 私を許して…」

ジャックとグラスを重ねたハリー二人だけで話を
ジャックがハリーを弁護してくれたことで礼を言いに来た。
落とした手紙を拾うハリーの顔を手探りするジャックはスーダンで救ってくれたのがハリーだったことに気づく。亡くなった人々に献杯する二人。
エスネがハリーを思う様子に嫉妬していたと告白するジャック
ジャックとの結婚を決めたエスネに 今も嫉妬していることを告白するジャック

戦友との記憶が残る
というジャックの演説

エスネに君は神が僕に遣わせた女性だと
エスネの手を握るハリー

何度も映画化されたようで、僕が見たのは2002年米英
詳細はこちらへ
映像も美しく、凝っている。
戦闘シーンも迫力があり、痛みを伴う。
見る価値はありました。
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COYOTE についてのコメント

2007-04-24 00:50:52 | 佐野元春
1 星の下 路の上 (album ver.)
2 荒地の何処かで
3 君が気高い孤独なら
4 折れた翼
5 呼吸
6 ラジオ・デイズ
7 Us
8 夜空の果てまで
9 壊れた振り子
10 世界は誰の為に (album ver.)
11 コヨーテ、海へ
12 黄金色の天使
6月13日に発売される佐野元春のニューアルバムが彼のHPで少しずつ
紹介され始めている。詳しくはサイドのMoto Lionをクリックして下さい。
昨日、佐野さん本人が アルバム コヨーテに寄せて コメントを発表しています。
それは、HPの最新ニュースで確認できます。

架空のサウンドトラック アルバム
コヨーテは、アメリカ先住民族のトーテミズム思想を受けて表現されている。
絶望しないでただ自分自身として生きる素朴なものを求めている。
コヨーテは宗教でも知的な遊戯でもないとする彼のコメントを読んで頂きたい。

荒んだ気持ちにため息することに
きっと、落ち込んでいく想いに打ちひしがれている自分よりも
佐野元春を通して自分自身を鼓舞して
自分自身を見つめなおして
また今日の 明日の自分を続けていく
少し変えていく
そういう要素があるように思えてならない。

コメント (4)
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