存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

TOKYO MELODY

2015-03-30 22:15:45 | 坂本龍一
久しぶりに『TOKYO MELODY』のVTRを見返していた。
『音楽図鑑』のリマスター盤(2015年)が再度見返すきっかけとなった。

30年前の教授
ピストルのオモチャの音を聴いているシーンで始まる。
1985年放映されたっけ?
ネットにはYoutubeなどにアップされているようで、このVTRの価値も以前とは変わってしまったかな。

映像は、80年代の日本の様子が解像度の悪いVTRの映像ともともに
高度な資本主義の発達した国になって
政治に対しては反抗を考えないし、
でも文化には飢えを
テクノロジーはどんどん高度になっていって
肯定も否定もしたくないし、自然に帰れとか逆行もしたくなけど、テクノロジーの綻びがあって、そこに発展する可能性があるんじゃないかって思っている。

非日常的な空間が日常的に続いている東京
常に音楽が流れている。


ソロ・アルバムについて

30数曲あって、どうするかとても迷っている
CMとか次のアルバムにとっておくとか考えている。

メモリーディスク(大型のフロッピーディスク)に入った情報
をコンピュータで呼び出す。

教授がFairlight CMIの使い方を説明してたりするもの。これで使われた未発表曲。

久しぶりに煙草を吸う教授の映像を見た。



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momoism:遊佐未森

2015-03-30 00:22:28 | album y
1993,5,21発売
7枚目のアルバム
最初と最後の曲以外は野見祐二がコンピュータ・シンセサイザーのプログラミングで参加。

アルバム・タイトルは、当時、彼女の周囲でほっぺが桃みたいな赤ちゃんが何人か生まれて幸せいっぱいに。
悲しいニュースが流れ、こんなふうになってしまうために生まれてきたはずじゃないと強く思い、人の心の優しさや掌の暖かさを歌っていきたいとの思いで『momoism』となったようだ。




1. オルガン
遊佐未森のオルガン演奏
気持ちが落ち着きます

2. ロンド
作詞 三浦順子 作曲 遊佐未森
鐘の音で始まる。シンセのストリングスが広がる。
色んな音が鳴っている。広がっていく感じがする。

3. 森とさかな
作詞 三浦順子 作曲 遊佐未森
バグ・パイプっぽい音で始まる。
リズムや音的にはテクノっぽさが出てるかな。

4. ハープ
作詞 三浦順子 作曲 遊佐未森
ワルツ
斉藤葉のハープ
に歌がメインとなるところはうっとり。

5. 桃
遊佐未森の作詞・作曲
やわらかな五月の風に生まれてくる天使の子
ヴォーカルの美しさが引き立つ

6. 土の話
作詞・作曲 外間隆史
ギターは高野寛
民族音楽のような声に鳥肌が立った。

7. 虫の話
作詞 遊佐未森・外間隆史 作曲 外間隆史
アコースティック・ギターとシンセのストリングス的な音をバックに
スポークン・ワーズ的に始まる。
美しい遊佐未森の歌声で独特の世界が始まる。

8. 一粒の予感
作詞 三浦順子 作曲 遊佐未森
プログラミングされた音でアップテンポに
流れるように歌う
裏のエレキ・ギターなどが効いている

9. 水辺にて
遊佐未森の作詞・作曲
ゆったり美しい曲

10. エピローグ
作詞 三浦順子 作曲 遊佐未森
おやすみなさい
おかえりなさい
日本語には美しく優しい挨拶があると改めて感じる優しい曲

11. 月夜の散歩
遊佐未森の作詞・作曲
歌詞は少なく、リズムが面白い

12. ブルッキーのひつじ
遊佐未森の作詞・作曲
ストリングスとトイピアノかな?
イントロから可愛らしい。hey
ヨーデルも少々
『ブルッキーのひつじ』というジー・シー・ブレス作の童話からインスピレーションを受けた曲。



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HOPE / 遊佐未森

2015-03-29 10:41:01 | album y


1990年9月21日 発売の4枚目のオリジナル・アルバム。

ジャケットのロバと遊佐未森の写真が歌詞カードにも
FUmiko Hiranoさんのイラストがあり
「夢の扉」という夢の話が掲載されている。
アート・ワークも楽しめます。

1.Forest Notes
作詞 工藤順子、作曲 外間隆史
季節感はないけど、初めてのものに臨む季節にピッタリかも

2.雨上がりの観覧車
作詞 工藤順子、作曲 外間隆史
最近、観覧車に乗ってないけど、歌詞のように、ふとこういう思いをすることがあるかもしれない。
少しそわそわする曲。

3.いつの日も
作詞 井上妙、作曲 遊佐未森
イントロは祭囃子が始まりそうだけど、歌い始めて、鈴木さえ子のファンタジーっぽい曲を感じた。

4.雪溶けの前に
作詞 工藤順子、作曲 中原信雄
メロディーラインが魅力的
25年ほど前にリアルタイムで聴いていた人には、どう感じられたんだろう?

5.Holiday Of Planet Earth
作曲 外間隆史、中原信雄、遊佐未森
イントロのタイプを打つような音から沖縄っぽい感じのメロディーが一部
笛っぽい演奏
歌っている部分もあるけど歌詞は掲載されていない。

6.夢をみた
作詞 井上妙、作曲 外間隆史
自然と通り過ぎる音楽

7.午前10時午後3時
イントロのアコースティック・ギターとコーラスが良い感じ。

8.君のてのひらから
遊佐未森の作詞・作曲

イントロから素晴らしい。このメロディーライン好き♪
白鳥座の「鬼無里村から」っぽい

9.夏草の線路
作詞 工藤順子、作曲 外間隆史
バグパイプっぽい音も
爽やか、感傷的な面も

10.Echo of Hope
作詞・作曲 Phirip Judo・外間隆史

なんだこの歌は?
メロディーが予想しない方へいって、ビックリ
でも、こういう感じも良い感じ♪

11.野の花
作詞 工藤順子、作曲 外間隆史
ゆったりとした曲





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音楽図鑑 2015 deluxe edition

2015-03-27 21:41:02 | 坂本龍一
2015,3,15発売
遂に聴くことができました。
発売日から何度も聴いています♪
楽器や技術の進歩とともに曲作りも変化していったアルバム。



ディスク:1
1. TIBETAN DANCE
2. ETUDE
3. PARADISE LOST
4. SELF POTRAIT
5. 旅の極北
今回、聴こえ方が少し変わった。凄い!

6. M.A.Y. IN THE BACKYARD
7. 羽の林で
8. 森の人
9. A TRIBUTE TO N.J.P.
10. REPLICA
11. マ・メール・ロワ

12. きみについて
教授のヴォーカル・ヴァージョン。演奏は、CMでの印象が強く、勢いのあるメロディーはとても教授っぽいと思っていた。

13. 夜のガスパール
高橋幸宏のドラムと教授の演奏。思ったほどピーンと来なかった。不思議と夜っぽいイメージは湧いてくる。

14. 青ペンキの中の僕の涙
このリズムの感じは、とても好き。
ピアノのメロディーも魅力的だし、希望の河っぽさもある。

15. TIBETAN DANCE (VERSION)
これは海外で発売されていた教授のアルバムより10秒ほど長い。


ディスク:2
1. M2 BILL
確かに素材的な感じがする。山下達郎のコーラスでホッとする。

2. M4 TOD
ウーリツァーが効いている。ダニー・ハサウェイが弾く感じが好きで真似をしていたらしい。
マイナーになるところが、当時の教授っぽい感じがするかも。

3. SELF PORTRAIT - 04A FEATURING MINAKO YOSHIDA
吉田美奈子の声が入っていて、オリジナルとは感じが変わる。
これもこれで一つの曲だけど、オリジナルの方が好き。

4. 両眼微笑 - 0011-02
「デモ・テープⅠ」とは異なるヴァージョン。アコースティック・ギターが入ったこの軽めのタッチも良い感じ。

5. M11 BRUC
清水靖晃のサックス3種類、ベース・クラリネットに教授のキーボード。
可愛らしい感じ。
アンチ・ロマン派なのに、敢えてロマン派ぽく書いたのか?

6. M16 UNTITLED
骨格のリズムと一部の音だけで構成されていて、これから音を重ねていく段階のもの。
これにどんな音が重なるのか聴いてみたい。

7. 旅の極北 - 0016-03
オリジナルから清水靖晃サックスなどを引いたような教授の作った音だけの骨格に肉付けしたヴァージョン。
オリジナルと聴き比べると、すっきりと成り立っているけど、やはり、どこか物足りなさを感じる。
でも、このヴァージョンだからこそ聞き取りやすい音もあって、面白い。

8. M23 BALLAD
バラードっぽい感じなので、このタイトルを付けたようだ。
ポップスの枠組みを意識して作ってある。『HOSONO HOUSE』が好きでフォーク・ロックぽいものを意識したとか。
細野さんっぽさもある。

9. 羽の林で - 0013-04A
ヴォーカルと山下達郎のギターが入っていないヴァージョン。
ガムラン的な曲として、これはこれで良い感じ。
歌のメロディーが頭の中で出てきて不思議な感じ。

10. マ・メール・ロワ - 0014-02-MAY16
トイピアノや近藤等則のトランペット、ひばり児童合唱団のコーラスなどは入っていないヴァージョン。

11. M31 TOKYO MELODY
エリザベス・レナード監督のドキュメント映画『TOKYO MELODY』で
教授がFairlight CMIの使い方を説明してたりするもの。これで使われた未発表曲。
メロディーが刻みよいコミカルな要素もあり、ジュゴグの演奏で感じるグルーヴもあるかも。

12. M33 UNTITLED
教授が語るように、確かに最近の教授っぽい。
昔からきっと低い周波が集まったものが好きだったんだろうと回想する教授。
人の声のような途切れのない音の繋がり。


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The Best of 'Playing the Orchestra 2014' 坂本龍一

2015-03-27 18:07:00 | 坂本龍一
2015,3,25発売
行きたくても行けなかったライヴの1つ。
こうして音源を聴けるのは嬉しいけど、ライヴが一番です。

藤倉大 氏のかかわったBallet Mecaniqueが話題になっていて、じっくり聴けて嬉しい限り。
『音楽図鑑』と同時に聴いていると時間がすぐに過ぎてしまいます。
『year book』も時間が過ぎちゃうなあ。今年発売されるアルバムは比較的高く、内容は良いんだけど・・・






ディスク:1

1. Still Life (Niigata)
2. Kizuna (Ishikawa)
3. Kizuna World (Aichi)
4. Aqua (Aichi)
5. Bibo no Aozora (Aichi)
6. Castalia (Niigata)
7. Ichimei - No Way Out (Aichi)
8. Ichimei - Small Happiness (Aichi)
9. Ichimei - Reminiscence (Aichi)

ディスク:2

1. Bolerish (Niigata)
2. Happy End (Nagano)
3. The Last Emperor (Niigata)
4. Ballet Mecanique - orchestrated by Dai Fujikura (Aichi)
5. Anger - from untitled 01 (Tokyo)
6. Little Buddha (Aichi)
7. Blu (Tokyo)
8. Yae no Sakura (Tokyo)
9. The Sheltering Sky (Niigata)
10. Merry Christmas Mr. Lawrence (Tokyo)
11. Parolibre (Aichi)



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