存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

TOKYO JAZZ FESTIVAL 2008

2008-09-28 06:42:58 | ライブ/コンサート
8月29日~31日東京国際フォーラムで開催
昨夜のは総集編かな。

「Egdes」
日野照正&クインテット
 日野照正のトランペットに
 サックス  多田誠司
 ドラム   和丸
 ピアノ   石井 彰
 ベース   金沢英明

「595」
ロン・カーター・カルテット
髭面のロン・カーターのベース
 ペイトン・クロスリー  ドラム
 ローランド・モラレス-マトス パーカッション(鈴の束のようなものは何と言う楽器かな?)
 スティーブン・スコット     ピアノ


「Benny」
デヴィッド・サンボーン サックス
リッキー・ピーターソン 
ジェームズ・ジーナス 
ニッキー・モロキ 
ジーン・レイク  

上原ひろみ とタップダンサー・熊谷和徳の絶妙なコラボレーション
こういうコラボも面白い。素朴なものだけに、凄さが引き立つ。
「ラプソディー・イン・ブルー」

「東京JAZZ2008」での共演が話題沸騰の上原ひろみとタップダンサー熊谷和徳の東京での単独
公演が急遽決定!
<日時>2008年12月26日(金) 19時開演
<会場>Bunkamura シアターコクーン ※詳細は当サイトにて近日発表予定!


ザ・グレイ・トジャズ・トリオ ハンク・ジョーンズ
ジョージ・ムラーツ ベース
ビリー・キルソン  ドラム

ハンク・ジョーンズ&ロン・カーター WITH NHK交響楽団(指揮 エリック・スターン)
ペイトン・クロスリー  ドラム
「ガーシュイン メドレー」
ジャズを良く知らない僕でも名前を知っているミュージシャン。ハンクさんは90歳になられるとか。
90になっても本業を現役で外国まで出かけて続けている人生は凄いな。

上原ひろみ ソニックブルーム
上原ひろみ(p,keys) トニー・グレイ(b) マーティン・ヴァリホラ(ds) デヴィッド・フュージンスキー(g)
ツインギターを使っているとは知りませんでした。

「ビヨンド・スタンダード」より「朝日の如くさわやかに」

リシャール・ガリアーノ & ザ・タンガリア・カルテット&寺井尚子
寺井さんは代打で参加されたようですが、これはこれで豪華ですね。
リシャール・ガリアーノ(accor)
ジャン・フィリップ・ヴィレ(b)
ラファエル・メイハス(per)
寺井尚子(vln)
「クロードへのタンゴ」

ミッシェル・カミロ・トリオ
ドミニカ共和国出身だったのかー ラテン・ジャズ・ピアニスト
ベースはチャールズ・フローレス
ドラムはダフニス・プリエト
「テキーラ」

ロベン・フォード
ジャンルを越えてギターを奏でる
トラヴィス・カールトン(b)
トス・パノス(ds)

サム・ムーア
70歳を越えているとは思えないヴォーカル。
「ソウル・マン」

スライ&ザ・ファミリー・ストーン
スライ・ストーン率いるグループ
スライ・ストーン(vo, key)、ローズ・ストーン(vo, key)、リサ・バンクス・“ストーン”(vo)、
アンソニー・ステッド(vo)、シンシア・ロビンソン(vo, tp)、マイク・リンタ(tb)、ジェリー・マルティーニ(sax)、
トニー・イェーツ(g)、ピーター・イェーツ(b)、レミリオン・“スパイダー”・デュボース(ds)

初めて聴いたけど、なかなかインパクトのある音楽だ。

フォープレイ
ボブ・ジェームス(p)
ネーザン・イースト(b,vo)
ラリー・カールトン(g)
ハーヴィー・メイソン(ds)
「BALIRUN」
好きな曲です。

東京JAZZ SUPER JAM featuring フォープレイ and デヴィッド・サンボーン

ボブ・ジェームス(p)、ネーザン・イースト(b,vo)、ラリー・カールトン(g)、ハーヴィー・メイソン(ds)、デヴィッド・サンボーン(sax)、リッキー・ピーターソン(key)、サム・ムーア(vo)、ラリー・エトキン(tp)、ダン・シプリアーノ(sax)、大野清(bs)、青木タイセイ(tb)
こういう多様なメンバーで一曲やるのも良いですな。

メイン会場以外でも外で世界の様々なミュージシャンが演奏をして、無料で見ることができるようになっていたようで、ミュージシャンもアピールする良い場になっている感じでした。

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オールスター感謝祭08 / globe

2008-09-27 22:56:05 | TV番組
稲垣さんの番組を見終えてチャンネルをかえると
globeが「get wild」を演奏している。
宇多田ヒカルや小田和正のものまねが出演していたので、これもものまねだと思っていたら
本物だった。
最近の小室哲哉の動向は目立たず、厳しい状況にあるという噂もあったが、
久しぶりに生出演で演奏しているのを見て、何だか少しほっとした。

get wildをニューシングルとして発売するようだ。

それにしてもテレビを見すぎている。0:00からまた見る予定だし・・

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地球街道 後編 / 稲垣潤一

2008-09-27 22:30:32 | TV番組
ノールカップ(ノルウェーの北岬)を目指してランクルを走らせる。(トヨタ自動車の提供)

北極海に面してフィヨルドの海岸線沿いを北上

スモールフィヨルドという漁港でタラバガニ漁
脚だけを残して他は全て捨てて、塩茹でに。カニみそを食べる習慣はないらしい。

気温は9度 樹木はなく、ツンドラが広がっているのだろうか?緑の地表が広がる。

画家であり、オブジェを作る女性アーティストの家に
孤独な土地、でも外に出ると生きていることを実感する事ができる。
鷲の羽根一本をプレゼントされた稲垣。白夜の夜。

マーゲロイ島へ海底トンネル7キロ(海面下 最深部は200m)を通って約6分で上陸。

8月中旬 気温は7度
ワインディングロードのアスファルトを移動。
トヨタの番組らしいなあ。

ヨイク(サーミ人の歌)
リレハンメル・オリンピックでも歌った歌手ヴァールさん、本業はトナカイの放牧。

トナカイがトンネルの上の海を島に渡る写真を見て話をしている。
7月中旬から耳の形を所有者の形に切るシーン(世界不思議発見の時の映像と同じだった)
丁度、放牧しているトナカイを集めている小屋を訪問したことになる。

春にヨイクを歌うのは、トナカイが子供を産みに移動する。楽しい歌。
心を落ち着かせるものも、高揚させるものもある。

ヨイクと前回購入したドラムでコラボ
日本からの訪問者を歓迎する即興曲
低音部分はホーミーっぽく聞こえる。

ヨイクは途切れることなくループする歌らしい。

霧が出ていて見えなかったが、二日後に晴れた映像も流れている。
北極海の水平線。
この短い番組はラッシュで短く映像が流れるので、ちょっと物足りない。



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笑顔のまんま / BEGIN

2008-09-27 04:33:47 | album b
昨夜 明石家さんまとBEGINの三人がソファーに座って話をしている番組「僕らの音楽5」を少し見た。

すると、話題は今年7月26日に始まった『FNS27時間テレビ!! みんな笑顔のひょうきん夢列島』(フジテレビ)で明石家さんまがメインで出演し、ビートたけし、島田紳助をはじめとするひょうきん族のメンバーや現在のお笑いで有名になってきたメンバーから、これから売れるかもしれないメンバーまで、更には木村拓哉も登場して、横澤プロデューサーの呼びかけに応じて作られた番組のようだ。この番組は時々チャンネルを回してみていたが、BEGINの曲は知らなかった。

「さんまのまんま」のエンディングの曲を作って欲しいとさんまが、リクエストしたらしいが、時間内に急遽作り上げて、BEGINの三人は生放送で依頼を受けて、その番組内で楽曲を完成させて生演奏するという離れ業をやったらしい。キムタクもすごく良い曲ですよ。とさんまに連絡してきたので、さんまは「おまえやったら」と言うと、「まゆげの太い人じゃないと無理ですよ」と応えたらしい。

曲は、BEGINの曲の中でもヒットする可能性を秘めた、良い感じの曲だと思ったし、
歌詞が さんまのことを歌った内容だが、
まるで
明石家さんまのレディース・サンデース・ジョッキーやヤングタウンなどを聞いて来たファンであるかのように
「生きてるだけで 丸儲け」や
27時間テレビで度々話題になっていたことも歌詞になっていて、
おそらくさんまにしてみれば 素敵な曲になっていると思う。

笑いをあげるからあなたの笑顔を下さい

良いなと思いました。でも8月5日に配信が始まっただけで、CDでは売っていないようだ。
最近はCDの売れ行きも厳しいようだし。このメディアも良いんだけどねえ。

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翼 / 武満徹

2008-09-26 21:28:32 | album t
久しぶりに武満徹を聴きたくなった。

1 ストリング・アラウンド・オータム (1989年)
作曲: 武満徹
サイトウ・キネン・オーケストラ, 今井信子
指揮: 小澤征爾
何故か、落ち着くこの曲。変化する秋のせいかな?
タイトルは
「 沈め 詠うな ただ黙して 秋景色をたたむ 紐となれ 」
という大岡信の詩に基づいている。

2 そして,それが風であることを知った (フルート、ヴィオラとハープのための)(1992年)
作曲: 武満徹
今井信子, 吉野直子, ニコレ(オーレル)
この曲のタイトルは19世紀アメリカの詩人・エミリー・ディキンソンの詩からとられているらしい。

ハープのイントロ、時折楽器を本来の演奏方法ではないやり方で音を出しているのではないかと思われるような音もこの曲に変化をもたせているが、武満自身はドビュッシーの晩年のソナタを念頭に作曲しており、影響を受けつつも、同時にドビュッシーとは異なる武満自身の音響世界を描出させたいと考えて作られた作品。

How slow the wind(1991年)と対を成す曲でもあり、自然の風と人間が無意識の心で感じる気配を主題としている。



 海へⅢ(アルト・フルートとギターのための)(1989年)
(3:夜 4:白鯨 5:鱈岬)

作曲: 武満徹
吉野直子, ニコレ(オーレル)

何と、これは81年にグリーン・ピースの鯨保護キャンペーンのために書かれたものらしい。
「夜」のアルト・フルートは、尺八かな?と思うような音色。


6 スタンザⅡ(ハープとテープのための)(1971年)
作曲: 武満徹
吉野直子のハープ

この曲は ある真昼間の情景らしい。ハープの音だけではなく、鳥の囀りや人々の話す声などサンプリングされたような音も使われていて、坂本龍一に影響を与えた曲なんだろうなと感じた。

7 径 -ヴィトルド・ルトスワフスキの追憶に-(トランペットの独奏のための)(1994年)
作曲: 武満徹
ホーカン・ ハーデンベルガーのトランペット
トランペットの音の強弱があり、ちょっと驚くかもしれない。
92年にルトスワフスキと会った時に「旋律の事をもっと真剣に考えるべきだし、新しい旋律を生むための努力を惜しんではならない」と語っていたらしく、彼の死を知って悼んで書かれたファンファーレ。

 遮られない休息
(8:ゆっくりと悲しく、語りかけるように 9:静かに、残酷な響きで 10:愛のうた)
作曲: 武満徹
小賀野久美 のピアノ
タイトルは瀧口修造の「妖精の距離」の中の同名の詩のイメージに基づいて作曲されている。

静かで残酷な響きはどんなのかを聴いてみたくなりませんか?


 リタニ -マイケル・ヴァイナーの追悼に-
(11:Adagio 12:Lento misterioso)
作曲: 武満徹
小賀野久美
1950年に作曲された「二つのレント」を友人のマイケル・ヴァイナーの追悼に改作して、
タイトルも59年に「リタリ「にした。
原曲を作った頃に武満は重症の結核で病床にあることが多く、マイケルの死の報せをきいて茫然自失の中で、昔書いたこの曲を思い出し、原譜もなく、若干のスケッチが残っているだけだったが、それをたよりに、記憶の糸を手繰り寄せながら、新しい粉飾を加えずに再作曲したらしい。
 
13 ◯と△の歌(混声合唱のためのうた)
作詞・作曲: 武満徹
指揮: 関屋晋
晋友会合唱団

14 死んだ男の残したものは
作詞:谷川俊太郎
作曲: 武満徹
指揮: 関屋晋

15 翼
作詞・作曲: 武満徹
指揮: 関屋晋

今、聴くからなのか、混声合唱は賛美歌でもないニュートラルな自然な音楽に聴こえてきて、前衛的と思えるタイトルとは違って特殊な刺激は感じない。

久しぶりに このアルバムを通して聴いたけれど、もう廃盤になっているようですね。

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