続けて羊文学を聴いています。
このジャケットを発売当時見ていたんですけれど、当時は、あんまりピーンと来てなくて、GOTCHが紹介していたのは、いつだったのか忘れてしまったけれど・・・
「ざわめき」より前の作品ですね。
歌詞カードは冊子で読みやすいです。
2018,7,25発売 インディーズ時代のファースト・アルバム
1. エンディング
第一人称は僕
君と終わりにしたい
シューゲイザーという感じかな
(90年代初頭に巻き起こったシューゲイザーとは、ジーザス・アンド・メリー・チェインを源流とするムーヴメントのこと
〈Shoe=靴+Gazer=見る人〉をいう意味、下を向きながら轟音ギターを掻き鳴らすUKロックの一部分の総称。)
2. 天国
そっちはどう?
調子はどう?
ヴォーカルとともに始まる
電話の呼び鈴
四つ打ちのスティックの音に
ギターの演奏
声のサンプリング
3. 絵日記
ドラムス
ギターのフレーズにベース
ポップに
アイスクリーム溶ける
後半の歌い方の変貌にドキッとした
魅力的なバンドだ
4. 夏のよう
バラード
一人称は僕
同じ世界に住んでいるんだけど、羊文学が作る別の世界を見ている感じがする
口笛も入って
5. ドラマ
青春時代が終われば 私たち生きている意味なんてないわ
アップテンポに演奏する中、淡々と歌う
トゥルルルー
6. RED
エレクトリックギター、ドラムス、ベース
イントロの演奏だけで、このままインストで良いなと思う。
ヴォーカルが始まると、歌の世界
一人称は僕
愛について 向き合って息苦しくなっている歌
エレクトリック・ギターのドローンっぽい長めの音の演奏
ロングトーンのヴォーカル
滔々と歌う6:03くらいの長さ
7. Step
イントロのエレクトリック・ギターのメロディーと音を思わずリピート
小刻みにテンポよくドラムスとベース
アンニュイな塩塚モエカのヴォーカルがポップで魅力的
わたしまだ 壊れたままでいたい
それでも
笑ってゆけるようになるだろう
8. コーリング
エレクトリック・ギターのイントロ
ドラムスとベースが入って来て 46秒
ヴォーカル
一人称は僕
君のことはもう忘れるって決めた
行く
大人になっていく僕ら
9. 涙の行方
エレクトリック・ギターのカッティング
いつまで一人で生きて行けるか
出会いは別れの始まり
全ての事は私の歴史になっていく
私は私でもうすぐ誰かの歴史になっていく
それでもいつか あなたの笑顔になっていけ
その人しか救わないような風が吹いている感じがする
10. 若者たち
ドラムス、切り込んで来るエレクトリック・ギター
スクロールしながらベースとともに シンバルが鳴り続けている中
不意にギターの素朴な音になり
51秒のイントロ
一人称は僕
君がいれば全部諦める
痛みなど掻き消すくらいに
途方もない愛で
僕ら、夜を越えよう
あの人の語る 政治、思想、概念が曖昧でよくわからないまま
僕らは適当に相槌を打って忘れます
歌うくらいは余裕があったらなあ
ドローンっぽく鳴らすギターもあり
不安や期待や戸惑いの中でも
若者の青い感じを上手く表現している
11. 天気予報
エレクトリック・ギターのイントロ
ポップ
予報が外れることもある
憧れた未来予想がドキドキする未来を未来を運ぶか
いつか来る時代に憧れた彼らの火をワクワクするような未来で繋ぐかい?
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