存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

HIROSHI WATANABE / TAKACHIHO EP

2020-04-20 23:28:56 | album w
2020,2,19発売
数々の神話や伝説、民話が残っている九州・宮崎。天岩戸がある高千穂町に新たなレーベル「Molten Soul Records」がスタートした。第一弾リリースは、HIROSHI WATANABE(KAITO)。

宮崎・高千穂に古くから伝わる民謡『刈干切唄(かりぼしきりうた)』をHIROSHI WATANABEがエレクトロニックミュージックとして再構築した本作。高千穂をテーマにした神秘的なアンビエントテクノ"Takachiho"、地元に伝承されている神楽をエレクトロニックダブへと昇華させた"Kagura"、村上三絃道・三代目家元を継承した村上由宇月をヴォーカルでフィーチャー、現代と古代を繋ぐような壮大なストーリーが立ち上がる"Kariboshikiriuta"の3曲を収録。

限定ピクチャージャケット、さらにHIROSHI WATANABEが高千穂を訪れた際に撮影した写真を収録したLPサイズ12Pフォトブックレットが付属するスペシャル仕様となっている。 写真も美しい♪

もともとHIROSHI WATANABEはこのブログでも何度もアルバムをアップしてきたけれど、よく聴いているが、今回の曲はレコードを購入して聴いている。最近、レコードをよく買っているなあ・・・
TAKACHIHO EP

A面
 1 Takachiho
  ゆっくりと徐々に昇華されていくような音の揺らぎ
 パーカッション 前後で鳴っているドラム ベース 打ち込みのリズム
 リズムの変化、激しめの鼓動の中、エネルギーが一定のまとまりを保って動いている

 2. Kagura
 笛・太鼓・鉦に打ち込んだリズム音 低音の広がり 最後はHIROSHI WATANABEっぽい感じ

B面
 1 Kariboshikiriuta
 唄にシンセ

日本のお祭りや音頭などをたまに聴きたくなるが、こうした融合がまた広がりを持っている。

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坂本龍一 / PROXIMA

2020-04-18 06:03:14 | 坂本龍一
RYUICHI SAKAMOTOによるサントラ盤

2020,4,10発売

PROXIMA.jpg

映画についてコピペ

監督はフランスの脚本家/監督のアリス・ウィノクール。主演はエヴァ・グリーン。

ストーリーは

フランス人のサラ(エヴァ・グリーン)は、ドイツ航空宇宙センターで訓練を積んでいる女性宇宙飛行士。夫だった宇宙物理学者のトーマ(ラース・アイディンガー)とは別れ、7歳の娘ステラと一緒に暮らしをしているが、娘にもっと時間を割けないことに罪悪感を感じている。ある日、サラは国際宇宙ステーションに1年間滞在する“プロキシマ”と呼ばれるミッションのクルーに選ばれる。男性の中で唯一の女性であるサラは、同僚に自分自身の力を証明するため課された厳しい訓練を受けながら、地球に娘を残す罪悪感とも戦わなければならなかった。

このアルバムもレコードしかなくて購入して聴いている。
async以降の曲はメロディーのある曲はあまりなかったけれど、このアルバムは昔からのサントラ盤と同じで、それぞれ趣のある曲となっている。


A面
1. Launch
2. Stella
3. Exhibition Room
4. Travel
5. Gravitation Test
6. VR
7. Rescue in the Water

B面
1. Training
2. Reunion
3. Looking for Stella
4. Iceskating
5. Unconscious
6. Escape
7. Rocket
8. Embarkment

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坂本龍一 / The Staggering Girl (Original Motion Picture Soundtrack)

2020-04-18 00:22:39 | 坂本龍一
サントラということで楽しみにしていたが、配信かレコードしか発売されていない。
最近、レコードを買う機会が増えて、重い盤が増えると困るあなと思いつつ、データではなく、本当の音の振動を楽しんでいる。
人生で何回聴くかなーと考えつつレコードに針を落として3回連続で聴いてみました。

緑色のカラーレコードで教授らしいなあと思いながらも
この曲というより全体に感じる音の響きを感じながらも
もともとこのサントラのもとになってる作品を全く知らないので、映画を観たりすると感じが変わるのかもしれない。

『The Staggering Girl』は、『君の名前で僕を呼んで』『サスペリア』などで知られるイタリアの映画監督ルカ・グァダニーノの新しい短編映画(35分)。

ストーリーは

画家の母を持ち、今はニューヨークで作家として生活している娘が、久しぶりにイタリアにいる母を訪ねる。

出演はジュリアン・ムーア、カイル・マクラクラン、マルト・ケラー、ミア・ゴス、アルバ・ロルバケルほか。

The Staggering Girl

2020,4,10発売

A面
1. The Staggering Girl
2. Woman in Yellow
3. Woman in Yellow II
4. Casa
5. Woman in Yellow III
6. Night Garden
7. Toni
8. Tangling

B面
1. Roma
2. Dance
3. Dance - Ambient Version

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湯木慧 / 蘇生

2020-04-16 23:00:08 | album y
湯木慧 / 蘇生

2018,10,27発売

16歳~18歳当時に制作し、現在は廃盤で入手困難な自主制作盤3部作に収録されていた楽曲のリメイク音源を中心に、
未収録音源「ニンゲンサマ」、ボーナストラックとして、野外でレコーディングした新曲「ハートレス-路地裏録音-」を
加えた全11曲の新録音源を収録。
歌詞や収録曲は手書きの文字。

2018,6,5で20歳になるということで
インディーズ時代の曲
廃盤したCDからの音源の蘇生でもあり、
失いかけていた感情の蘇生でもあり、
湯木慧 自身の蘇生でもある。

ジャンルに囚われず湯木さん本人が敬愛するクリエイターともコラボレーション。
湯木さん自身がアレンジャーを決め、アレンジをお願いした。とのこと。
Yamato Kasai(from Mili)、ササノマリイ、MI8k、ピコン、佐藤洋介の5人がそれぞれアレンジャーとして
参加している。
再アレンジ、弾き語りで「蘇生」する。
蘇生

<収録曲>
01.キズグチ reborn by MI8k
MI8k(miyake)によるアレンジ
アレンジ的には面白いとは思うけど
弾き語りの方がインパクトがあるかも。

人を信じられなくなった時。一つ信じられるような唄を

02.ニンゲンサマ reborn by Picon
ボカロPのPiconによるアレンジ

わっはっは、わっはっは 笑い声あげて
と始まる強い歌い出し

03.キオク reborn by Sasanomaly
シンガーソングライター、Sasanomalyによるアレンジ

忘れたくない思い出や経験=心の穴
砕けていく大切な記憶を忘れたくない、埋めたくないと願う。

歌詞がなかなか良いな。

04.カゲ reborn by Yamato Kasai (from Mili)
音楽制作集団Miliのメンバー、Yamato Kasaiによるアレンジ
ストリングスが効いてる

その笑顔に嘘はないのかい?

周りを見渡せば、自分を見失う人、押し殺すことで居場所ができるというの

05.ミチシルベ reborn by Yosuke Sato
Yosuke Satoによるアレンジ
ストリングスとピアノ

この声が届くように、この思いが伝わるように

06.ソセイ
57秒の虫の音とアコースティックギター

06.ソンザイショウメイ - 弾き語り -
アコースティックギターで弾き語り

簡単な人生の中で
自力で生きていこうとする意志 力強い 

07.ヒガンバナ - アコースティック -
アコースティックギターをかき鳴らしてる感じ、エモーショナル♪
浜省聴きたくなってきたな。エンディングも決まってる。

ちょっと舌を回して歌ってる

嫌々って歌うとこも印象的

08.ナナジュウヨンオクノセカイ - 弾き語り -

死にたい なんて思う時がある
死ねない なって負ける夜がある

遠い国で餓死する人がいる いじめられて死ぬ人がいる
比べられて価値を決められて
生きてるだけで幸せって
生きることをはき違えないで

ファルセットも入って、丁寧に歌う

09.モウジョウミャク - アコースティック -
廻りまわって また生まれる

10.イチゴイチエ - 弾き語り -
前曲との関連を感じる始まりの歌詞

大切さっていつからか一方後ろを歩いてくる

飾らなかった毎日は未来での力になるかな

[BONUS TRACK]
11.ハートレス - 路地裏録音 -

どうか、生きて、生きて、生きて、生きて
怒って、泣いて、もがいて、愛して
感情を絶やさないで
生きるために最後まで…伝えて

何時も出会っていたホームレスのおじさんが救急車で運ばれそうになってた時に 
本心はわからないけれど生きたいように見えなかった。
誰もが生きたいという世界になれば良いなと思ってそのあと書いた曲。

その後、そのおじさんを見かけたので助かったようだ。

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角銅真実  / oar

2020-04-15 19:36:10 | album k
角銅真実を見かけたのはceroだったかもしれないけど、おそらく聴くきっかけはGOTCHがどっかで紹介していたからだったと思う。
試聴している間に、是非もっとアルバム単位でじっくりと聴いてみたくなった。


以下はプロフェールをコピペ

角銅 真実 | Kakudo Manami

長崎県生まれ、音楽家 打楽器奏者。

東京藝術大学 音楽学部 器楽科 打楽器専攻 卒業

マリンバをはじめとする色々な打楽器、自身の声、言葉、身の回りの気になるあらゆるものを用いて、音楽といたずらを紡いでいる。

その形はインスタレーション、アートプロジェクトでの作品制作にも及び、演奏だけにとどまらない作家としての自由な表現活動を国内外で展開している。

ソロでの活動の他、
2016年夏よりバンドceroにてコーラスとパーカッションでのサポートメンバーとしての活動や、
さまざまなライブサポート(Doppelzimmer,野田薫,古川麦etc…)
テレビ番組収録などの演奏活動、番組内の音楽やCM・映画音楽のスタジオワーク・楽曲演奏、
作曲家の新作初演・現代音楽をはじめとするコンサートでの演奏、ダンス作品や映像作品・各種CMへの楽曲提供・音楽制作も行なっている。

谷中HAGISOでの個展とコンサート”なにかな?”(2015)のほか、
越後妻有アートトリエンナーレ2015ではレジデンスアーティストとして滞在制作を行なったほか、
2016 ,2017は東京都美術館で行なわれたTURNフェスにて同プロジェクト内で制作したサウンドインスタレーションの作品を展示した。

2016~2018年と続け、ドラマーの石若駿の”Song book1,2,3,4”に歌詞提供と歌唱で参加。

2017年 7月、自身初のソロアルバム”時間の上に夢が飛んでいる”をリリース。

2017年、イギリス ロンドンのサーペンタイン・ギャラリーでアーティストのBahbak Hashemi-Nezhadのプロジェクト“On What Ground”の音楽を担当。

2018年、ポーランド ワルシャワ のKrolikarnia 美術館で展示されたインスタレーション形式の映画、Square/Karolina Bregla の音楽を担当。
8月に2nd ソロアルバム”Ya Chaika”をリリース。

最近は、原田知世さんのソロアルバム”L’Heure Bleue”に、2曲 歌詞を提供、ツアーに参加。
ORIGINAL LOVEの最新アルバム”bless you!”にパーカッションとビブラフォンで参加。

歌ったり叩いたり作ったり、様々なかたちで活動をしています。

角銅真実 『oar』
タイトルは海を漕ぐオールの意味
角銅名義ではソロ3作目 メジャーデビュー作

打楽器やピアノなどの楽器演奏をして来たけれど、ceroなどのアーティストと歌を伴う音楽をしてきたことや
「もともとわたしにとって音楽を作ることは生きてることをサンプリングするっていうか、生きていることの態度を表すという感覚があるのですが、その中でも歌とか言葉をより自分に近いものとして扱うという変化です。」
「石若(駿)くんと一緒に演奏するSONGBOOK TRIOのライヴや、『Songbook』シリーズの制作をやるようになって、自分で歌を自分の声で自分の言葉で歌うという機会の中で変わった部分はあるかもしれない」
ということで変化があったようだ。

歌を通して人に聴いて欲しいと思ったアルバムになったとのことです。

ジャケよく見ると鼻輪されてるんですね。
oar.jpg


Release Date:2020.01.22 (Fri.)
Label:Universal Music

1. December 13
後ろで鳴っている音が魅力的
鳥の声っぽいのやアコースティックギターやチェロ、金属を鳴らしているような音
角銅さんの歌声も魅力的

2. Lullaby
この曲もストリングスやピアノをはじめ、様々な楽器やサンプリングされた音が鳴っていて良い感じ。
鈴木さえ子っぽさもある。

朝の声
で突然終わる

3. Lark
朝は来るよ
で始まる

波に浮かんでいるようなグルーヴ
はっぴいえんどの「無風状態」っぽさもある

4. November 21
歌詞はなく、角銅さんのスキャットとギター、ピアノ、コーラス
言葉にならない思いが巡って
これがまた良い感じ。

5. 寄り道
クラッシックギターで始まる

素朴で矢野顕子っぽい
字余り気味で歌ったり
ピアノ、マンドリン

6. わたしの金曜日
浅川マキ作詞、山下洋輔の作曲
浅川マキが好きとのこと。

酔っぱらって終電だったけれど見知らぬ街の駅で降りて
名前の知らない男の人にもう会えないかもしれないけれど「並んで歩く」と表現する。
ここはどこですか?

確かに面白い曲
ストリングスも心地よい。

7. Slice of Time
マリンバで始まる

英語の歌詞
スポークンワーズという感じ
多重録音的に声が重なっていく

8. October 25
アコースティックギターで始まる

夜の方が明るいね


9. 6月の窓
アコースティックギターで始まる
弾き語り
ピアノの音が聞こえてきてドキッとした
ストリングスも入って
口笛
ボトルやビブラフォン

素朴な歌に聞こえるけど
色んな音が独立して明確で透明

10. January 4
ピアノ、アイロンバール、アコーディオン
割と好きな感じ

11. いかれたBaby
佐藤伸治の作詞作曲
ピアノと歌のみ

悲しい時にうかぶのは いつでも君の顔だったよ
悲しい時に笑うのは いつでも君のことだったよ

12. Lantana
最初
シャボン玉 飛んだ
の曲がふいに思い浮かんだ

ウィスパーな歌声に
ピアノ
ストリングス

13. いつも通り過ぎていく
インスト曲

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