存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

David Bowie / Heroes

2016-02-28 16:45:26 | album d
David Bowie
1947年1月8日 - 2016年1月10日

今年発売された「black star」を聴いた時にも書いたけど、あんまり聴いてこなかったミュージシャンなので
じっくりとこのアルバムを聴くのは初めて。

Heroes
1977年10月14日発売 11枚目のオリジナル・アルバム
ベルリンに移住して作られ、次の3作目はスイスで制作されたが、何れもブライアン・イーノが関わっており、
ベルリン3部作と呼ばれるようになる。
「Low」「Heroes」「Lodger 」

ジャケットの写真は、鋤田正義の撮影。ボウイの不思議なポーズは、オーストリアの画家エゴン・シーレの自画像を真似たと言われる。このジャケットは2013年のアルバム『the Next Day』に引用。
歌詞も読みやすい。歌詞カードには12枚の写真も掲載。
佐野元春がデヴィッド・ボウイの中では一番好きなアルバムと先日ラジオでコメント。




1. 「美女と野獣」 (Beauty and the Beast) 3:35
シングル・カットされたポップな曲
今聴いても、全く錆びていない。

2. 「ライオンのジョー」 (Joe the Lion) 3:06
Robert Frippのエレキ・ギターに耳がいく。


3. 「ヒーローズ」 ("Heroes")      6:07
ドイツのバンド ノイ!(NEU!)の曲「Hero」からタイトルを付けたらしい。
ベルリンの壁の側で落ち合う恋人たちを見て書いたと言われている。
英雄的なヒーローではない。
この曲もエレキ・ギターの音色に耳がいく。

4. 「沈黙の時代の子供たち」 (Sons of the Silent Age) 3:18
フォーンも入った
渋いボウイの歌声


5. 「ブラックアウト」 (Blackout)      3:47
ドラムとともに始まるグルーヴ
鳴っている音は?
早口で歌う部分にインパクトがある。

6. 「V-2 シュナイダー」 (V-2 Schneider) 3:10
クラフトワークの「フローリアン・シュナイダー」にちなんで名付けられたらしい。
タイトルは歌うけどインストっぽい 爽やかな曲

7. 「疑惑」 (Sense of Doubt) 3:56
ピアノ、シンセ、声

8. 「モス・ガーデン」 (Moss Garden) 5:04
琴のような音色、シンセのうねり
ブライアン・イーノの色が強く出ている。

9. 「ノイケルン」 (Neuköln)     4:33
アンビエント系の心地よい曲♪
シンセの音だけど、水っぽい音やブレス系の音も。
トランペットの様な音 聴き入ってしまう。

10. 「アラビアの神秘」 (The Secret Life of Arabia) 3:45
パーカッション
女性コーラス




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META : METAFIVE

2016-02-27 14:09:39 | album m

実は発売日近くに購入して時々聴いてはいるんですが、YMOやTEI TOWAを聴いてきた僕としては、ちょっと濃いなーって思ってついつい全部まとめて聴くということがしにくいアルバム。そう思っていたところ
『MUSIC MAGAZINE 20162月号』を読んでいると、TEI TOWAや高橋幸宏さんたちも同様な思いがあるようで、
「ミニカツ丼って言ったのに、これでミニかよ!」というほど7曲でお腹いっぱいになっていっぺんに聴けない・・

じっくりと聴くと、YMOっぽい要素を感じると思います。

METAFIVEのファースト・アルバム
2014年の高橋幸宏のバック・バンドでのライヴがアルバム化(『TECHNO RECITAL』)されてから一夜限りで終わらずにバンド化された。バンド名は全員で6人だけどFIVEでいくことに。
ジャケットはTEI TOWAのアルバム「CUTE」のジャケットを手掛けた五木田智央(まりん砂原と同い年)

2016,1,13発売
METAFIVE
高橋幸宏×小山田圭吾×砂原良徳×TOWA TEI ×ゴンドウトモヒコ(権藤知彦)×LEO今井



01. Don’t Move
LEO今井・TOWA TEI作詞、小山田圭吾・LEO今井・TOWA TEI作曲

META METAFIVEの言葉で始まる


02. Luv U Tokio
LEO今井・TOWA TEI作詞、砂原良徳・TOWA TEI作曲

PVは細谷理沙 1997年3月19日生まれの魅力的な女性
思わず見入ってしまう。




「TECHNOPOLIS」での「TOKIO」を彷彿させる「TOKIO」を聴くと何とも言えない思いが過った。
パロディーなら良いけど、懐メロみたいには聴きたくないという思い。
ノリの良いポップな曲。音を聴いていると気付くとグルーヴに乗っている。格好良い!って思うかも。

03. Maisie's Avenue
LEO今井の曲

流れていくよう ポップな曲
「浮気な僕ら」っぽい印象もある

04. Albore
LEO今井 作詞、砂原良徳・TOWA TEI・LEO今井 作曲

声の多重録音で始まる
鄭東和っぽい雰囲気
エンディングのキラキラの感じも良い

05. Gravetrippin'
LEO今井 作詞、権藤知彦 作曲

リズムは迫りくる感じ 

06. Anodyne
LEO今井・高橋幸宏 作詞、高橋幸宏 作曲

幸宏っぽいメロディー、攻殻機動隊をymoでした時の音っぽさもある
日本語の歌詞が優しく気持ちを撫でていく

07. Disaster Baby
LEO今井の曲

勢いがあり、ヴォーカルも音も気持ちよく入ってくる。
この曲も格好良いかな。
エンディングはちょっとノイジーな音

08. Radio (META version)
TOWA TEIの曲
オリジナルよりも音が足されていて、バンドっぽくなったともいえるが、YMOを聴いて来たテクノの音の要素もあって楽しい。
玉城ティナの声

09. W.G.S.F.
権藤知彦の曲

イントロの弦の音
幸宏っぽい。
勢いのあるヴォーカル、演奏だけど所々止まりかけな感じがまた良い。

10. Split Spirit (META version)
LEO今井・高橋幸宏 作詞、小山田圭吾 作曲

電子ドラムにイントロの音が心地よい
生演奏とテクノの矢継ぎ早の演奏というか
ヴォーカルはむしろ静かな感じ

11. Whiteout
LEO今井 作詞。砂原良徳 作曲

ゆったり
ベースっぽい音にドラム、フォーン
鄭東和っぽさも感じる曲

12. Threads
LEO今井 作詞、高橋幸宏 作曲

イントロからこういう音とメロディーで始まる 高橋幸宏の音楽は素晴らしい。



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MUSIC STATION 2016,2,26

2016-02-26 20:36:10 | TV番組
遂に水曜日のカンパネラが登場

びびんぱ さんのBLOGで知り
早くも2年ほど過ぎている。

コムアイが割と普通の23歳女子大生っぽく見えた。
嵐のメンバーの桜井君をバックにコムアイがタモリと話しているのは、現実味がなかった映像。

TVのフレームを考えた演出ということで
紙芝居風でもあり、紙で作った人形劇風でもあり、『桃太郎』を歌いながら演じるコムアイ

そして4人のダンサーがLEDスティックで文字を浮かび上がらせたり、コムアイの前に並べてみたりしながら
『ラー』を歌い、カレー飯のキグルミも登場

ら! でアップで終了した。

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Music Exists Disc2:TENNISCOATS

2016-02-24 20:33:51 | album t


2015,11,26発売
Music Exists Disc1発売から3か月で
Music Exists Disc2を発売

ワープロ打ちされた歌詞を1曲目の途中から鉛筆で訂正して
以降は手書き
絵や猫を抱いた写真

1. 曲は未来 Kyoku wa Mirai
安心する彼らのサウンドがある。
少しノイジーな反響音
リコーダーっぽい音
ピアノの伴奏にアコースティック・ギターの繰り返す演奏が心地よい

曲がきこえる あしたのきょく

2. トランポリンの風 Trampoline no Kaze
パーカッションの音はカホンかな?アコースティック・ギターを叩いている?
金属の摩尼車を回すような音

気持ちの良い朝に聴きたくなる歌

3. ときのうた Tokinouta
震えるようなイントロの音
さや の擦れた感じに歌う声
鉄琴(グロッケン)、フルート、アコースティック・ギター
水面に落ちる雫の音

4. 海詩 Umiuta
ハーモニカにギターのようなサントゥールのようなハープっぽい音

あっちの海 こっちの海 いつ終わるんだ

5. ニューニューペノッピオン Newnew Penoppion
YMOの「希望の河」を聴きたくなった

6. フロ Furo
風呂に入らず3週間 の歌
フルート、アコースティック・ギター

7. ゆきゆきゆ Yukiyukiyu
ユーフォニウム
ゆきゆきゆき♪ と楽しい

8. 七本木 Nanahongi
子供の頃に歌っていたようなリズムとメロディー
トロンボーン
タンバリンの鈴? とアコースティック・ギター

9. さいはて Saihate
タンバリンとアコースティックギター
歌が始まるまで4:30ほどの演奏
まったり
カフェでゆったり聴いていたい♪

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Music Exists Disc1:TENNISCOATS

2016-02-22 22:00:13 | album t
青葉市子さんがコメントしていて気になってYoutube見ているうちにはまりました。
フォーク、サイケ、アヴァンギャルドとか言われているけれど、ピアニカを金網にぶつけながら演奏するのも音楽の一部となっていて楽しい。

テニスコーツ
以下はアマゾンよりコピペ

1996年頃に結成。主要メンバーはさやと植野隆司、しばしば他のミュージシャン、アーティストなどと共同制作、ライブ共演を行うためメンバー編成は流動的。

1999年に『テニスコーツのテーマ』を自主レーベル『majikick』よりリリースして以降は、
『エンディングテーマ』(02/noble)、
1stアルバム『ぼくたちみんなだね』(04/ROVER・majikick)、
2011年には実質的な2ndアルバム『ときのうた』(majikick)を発表。
そのほかにも現在までに10枚のオリジナル作品を国内外でリリース。
また、共作アルバムを国境やレーベルにかかわりなく多数リリースしており
スウェーデンのバンドTapeとの『タンタン・テラピー』(07/WEATHER)、
ザ・パステルズとの『トゥー・サンセッツ』(09/domino)、他にもジャド・フェア、下山やパスタカスなど枚挙にいとまがない。
植野隆司は不定形ユニット「プカプカブライアンズ」、ソロ活動や数々の客演、
さや は二階堂和美とのユニット「にかスープ&さやソース」やディアフーフのサトミ・マツザキとのユニット「わんわん」(oneone) などでも活動している。




2015,8,26発売

Music Exists Disc1
テニスコーツ主催レーベル「majikick」設立祝20周年!テニスコーツの20作目の節目となる本作はテニスコーツ2人で作り上げた原点回帰的作品。

・テニスコーツの20作目となるアルバム(単独作品としては11作目)2011年「ときのうた」以来4年ぶりとなる、主宰するmajikickでの制作/リリースになります。
・majikick recordsは20周年を迎えました。
・演奏はほぼテニスコーツの2人のみで行いセルフレコーディングしました。
・録音・ミックス:さや
・マスタリング:宇都宮泰

鉛筆で手書きされた歌詞、色鉛筆の絵

1.しか Shika
アコースティック・ギターにピーンと鳴っている音はトイ・ピアノっぽい
歌い始めの変わった入り方をする歌
ピアノも時々

2.光輪 Korin
市子ちゃんがコメントしていて初めてみた動画はこの曲
大道芸人の舞台裏から撮影した映像にこの歌が重なっていて不思議な光景だけど
何とも言えない味わいがあって

価値を見いだせなくて ストレスで声が出ちゃうようなとき
きっと染みてくる

3.ラタンカ Ratanka
最初聞いたときは光輪に似た感じの曲
ワンフレーズ目のメロディが胸に迫ってくる

ラタン ラタン

アコーディオンのような楽器の音は何だろう?この音がかなり良い♪


4.4弦がない Yongen ga Nai
見た光景をぼそっと歌ってみる
ボブ・マーレーのBOXのジャケットで抱えているアコースティック・ギターには4弦がない

5.フルラー Furura
歌詞を一語一語区切って歌う
バッティング・センター あたりから曲調も変わる
こういう感じを曲としてしまうのも彼らの魅力だと思う。
コトリンゴっぽい雰囲気も

6.もち Mochi
リズム・ボックスかな
きゃりーぱみゅぱみゅ の「のりことのりお」などで感じる魅力も

7.傷年 Shonen
覆面かぶって餌の粉を屋上で撒いている
変な歌詞の歌

8.土の上 Tsuchi no Ue
パーカッションが入って
「お腹空いてない?」

弦が少し緩いようなアコースティック・ギターに
トロンボーン

これも不思議な感じの曲だなー

9.びいとん Biton
アコースティック・ギターにピアニカ
トロンボーン
エンディングのループも心地よい

10.Heritage
牛乳瓶を鳴らしたような音でリズム
どこか懐かしいメロディー


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