1947年1月8日 - 2016年1月10日
今年発売された「black star」を聴いた時にも書いたけど、あんまり聴いてこなかったミュージシャンなので
じっくりとこのアルバムを聴くのは初めて。
Heroes
1977年10月14日発売 11枚目のオリジナル・アルバム
ベルリンに移住して作られ、次の3作目はスイスで制作されたが、何れもブライアン・イーノが関わっており、
ベルリン3部作と呼ばれるようになる。
「Low」「Heroes」「Lodger 」
ジャケットの写真は、鋤田正義の撮影。ボウイの不思議なポーズは、オーストリアの画家エゴン・シーレの自画像を真似たと言われる。このジャケットは2013年のアルバム『the Next Day』に引用。
歌詞も読みやすい。歌詞カードには12枚の写真も掲載。
佐野元春がデヴィッド・ボウイの中では一番好きなアルバムと先日ラジオでコメント。
1. 「美女と野獣」 (Beauty and the Beast) 3:35
シングル・カットされたポップな曲
今聴いても、全く錆びていない。
2. 「ライオンのジョー」 (Joe the Lion) 3:06
Robert Frippのエレキ・ギターに耳がいく。
3. 「ヒーローズ」 ("Heroes") 6:07
ドイツのバンド ノイ!(NEU!)の曲「Hero」からタイトルを付けたらしい。
ベルリンの壁の側で落ち合う恋人たちを見て書いたと言われている。
英雄的なヒーローではない。
この曲もエレキ・ギターの音色に耳がいく。
4. 「沈黙の時代の子供たち」 (Sons of the Silent Age) 3:18
フォーンも入った
渋いボウイの歌声
5. 「ブラックアウト」 (Blackout) 3:47
ドラムとともに始まるグルーヴ
鳴っている音は?
早口で歌う部分にインパクトがある。
6. 「V-2 シュナイダー」 (V-2 Schneider) 3:10
クラフトワークの「フローリアン・シュナイダー」にちなんで名付けられたらしい。
タイトルは歌うけどインストっぽい 爽やかな曲
7. 「疑惑」 (Sense of Doubt) 3:56
ピアノ、シンセ、声
8. 「モス・ガーデン」 (Moss Garden) 5:04
琴のような音色、シンセのうねり
ブライアン・イーノの色が強く出ている。
9. 「ノイケルン」 (Neuköln) 4:33
アンビエント系の心地よい曲♪
シンセの音だけど、水っぽい音やブレス系の音も。
トランペットの様な音 聴き入ってしまう。
10. 「アラビアの神秘」 (The Secret Life of Arabia) 3:45
パーカッション
女性コーラス