存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

ラーマヤナの歌

2019-05-27 00:02:40 | album r
インドの大叙事詩「ラーマヤナ」

歌詞はよくわからないけれど、
男性ソロ
男性、女性の掛け合いの歌や
ケダケダしい小太鼓のような音に笛の音色も入ってストーリーが展開されていく。

インド的な音階のメロディーというのを感じるのだろうか?
インド的と思わないのか?と
思いながら聴いていたら、所々インドっぽいと思うところがある一方で、どこの歌なんだろう?って思ったりも。
男女の掛け合いは割と面白く、話し言葉が自然と歌の抑揚になっているような所もある。



1 祝祷 2分57秒
男女の歌 シタールに打楽器でムードたっぷり
高い打楽器の音に笛
早いテンポでループする


2 ラーマの幼年期 4分58秒
ゆったりとした男性の歌
笛、シタール、太鼓
女性の歌も入って
メロディアスな歌は楽しい
楽器の演奏で聴いたことのあるメロディーもあり、日本の歌っぽいと思ったり。
口タブラも。銅鑼的な音。

3 ラーマとラクシュマナの悪魔退治 2分46秒
シリアスな歌
低音でうぃー と男性の唸り声
激しい打楽器
高音の笛の音色と弦楽器、タブラ
なよっとした男性の歌

どんどん展開していく感じのテンポ良さが歌詞が解らないのに良い感じ。

4 シーターの婿選び式 4分35秒
シーターはラーマの妻となる人で、魔王に連れ去られる。
女性の歌

男女の歌
滑らかな歌に笛が付いて回る

5 ラーマとシーターの結婚 10分43秒
小さな弦の音色に笛が大々的に演奏される
低音でずっと鳴っているのはシタール?
高い音色の打楽器が活発に連打
笛もテンポアップして

男性の歌は 沖縄で聴いた古い歌っぽい

銅鑼っぽい音
男女の歌


6 喜びに湧くアヨーディヤー 1分51秒
激しく太鼓
男女の元気の良い喜んだ歌


7 カイケーイー妃の陰謀 9分30秒
笛は妖怪人間ベムの始まりのよう
笛と太鼓
口タブラっぽいラップで男女の掛けあい

笛の強弱
リズミカルな笛も面白い
地味にシタール


8 ラーマの追放 3分21秒

9 シーターを発見するハヌマーン 34秒

10 捕まえられたハヌマーン 2分13秒

11 尻尾を焼かれるハヌマーン 5分15秒

12 大戦争 3分8秒
不穏な笛の音色で始まる
高い打楽器の連打
男性の歌
打楽器メイン

男女のコーラスは哀愁があり
口タブラっぽいラップ



13 『ラーマチャリットマーナス』の朗誦 8分44秒
シタールっぽい音色にタブラっぽい打楽器
男性の歌

14 ラーマの賛歌 11分14秒
 「ラーマの讃歌」はパイプを通したような楽器の音色でインドっぽい
 女性の揺れながら歌うような声 軽いこぶしのような歌い方もある。
 タブラっぽい打楽器の音色も
 

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Kelly Moran / Bloodroot

2019-05-26 12:55:18 | album k


2017,3,24発売

続けてKelly Morganを聴いています。

1.iris 01:52
カリンバのような音色にピアノ
適当に掻き鳴らしたようで
素朴な音が残響して
心地よい

2.celandine 03:06
ローリングするように
カリンバというより鉦っぽい音とピアノがミニマルなループ
カリンバが別に鳴ってメロディーはどこかで聞いたことがあるような・・


3.freesia 02:22
一気に掻き鳴らして ループ
ピアノも別に呼応しながら
パースが落ちてきて シンセも鳴って

4.hyacinth 03:24
多い弦のギターを弦を開放で一気に鳴らしたような音
ずれている感じが心地良い。
音がしなる感じもある。


5.liatris 02:10
カリンバに音階の幅があって
ピアノと不思議な不安定な音も
オルゴールを聴いているようでもあり

6.bloodroot 03:27
カリンバっぽい音が多重録音された感じ
ピアノと重なって ズレて
ゆったり
徐々にピアノの音が大きくなって
やがて
フェイド・アウト

アルバムタイトル曲

7.calla 01:21
カリンバの音が勢いよく立って始まる
ピアノも
残響が徐々に小さくなって
楽器が入って
残響

8.statice 03:21
カリンバのようなハープのような擦れたような音
単音で鳴っている音に重なって
カリンバの音色でメロディー
低音のピアノ

9.aster 02:51
カリンバの音
硬質のピアノの音
サティっぽさもあるのか
残響

勢いよく音が鳴ったり止まったり
シンセが小さく鳴ったまま

10.limonium 02:01
不安な感じでカリンバがループ
低音のピアノ
擦れたようなカリンバっぽい音は
強めに

11.heliconia 05:04
一音一音カリンバはゆっくりと鳴り
ブーンとシンセの音

スチームっぽい広がり
静かなシンセの音がフェイドアウト


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KELLY MORAN / Ultraviolet

2019-05-25 11:07:46 | album k


2018、11,2発売


KELLY MORAN (ケリー・モーラン)

キーボード演奏、マルチプレイヤー、作曲家、プロデューサー。

Oneohtrix Point NeverのM.Y.R.I.A.D.ツアー(『Age Of』のリリースにともなって開催)でのアンサンブルに参加していた。ということで偶然耳にして心地よいので聴いている。

以下のインタビューはコピペ。

「私は森の中でうずくまっていた。風や動物の音を聞いていて、全てが響きあって私を取り囲んでいた」。
「私は自分自身にこう問いかけてた。“どうやったらこんな風に感じる音楽を作れるんだろう。自然で、強いつながりを感じて、寄り添ってくるような音楽を”」。

『Ultraviolet』はジャズやドリームポップ、クラシックな構成、ブラックメタル、暗闇と光、様々な要素が一体となった神秘的なアルバムとなっている。「自分のアーティストとしての表現のプロセスを再検証することで、自分を自由にする事ができた」とモーランは語る。

01. Autowave
ハープのような、カリンバのような弦が緩み気味のギターを鳴らすように始まる。
低音のシンセはシンフォニックな要素もある。

02. Helix
先行シングル曲
カリンバがエコーがかかった感じ
ハープの要素も入って
弦を弾くスピードが速まり
低音で流れるシンセが次第に大きくなって
幅のある音 透明感のある音

変えることが出来ない大きな流れの中にいて
ソワソワする感じがする
繰り返されるループの中で少しずつ変化していって


03. Water Music
カリンバっぽい音 途切れ途切れに鳴って
かぶり気味に鳴り始めて ピアノも入って
シンセの音色
リズムが変化して

逆回転するような音


04. Nereid
長めの曲
滝から落ちてくる水のように次々とハープっぽいカリンバっぽい音が演奏される
エレクトロニカっぽいシンセの音色に重ねて
次々と鳴るカリンバっぽい音

05. In Parallel
徐々に鳴っている カリンバっぽい音が大きくなってくる
反響に合わせてシンセの音色も重なって
ゆったりとしたシンセの滑らかな変化 エレクトロニカっぽいシンセに
ピアノ
風が吹いて波が立ったり消えたり

割と激しくハープを鳴らして
低音のシンセ


06. Halogen
カリンバの素朴な音色
残響も
ピアノが時折鳴って
カリンバの音は無作為に鳴ってる感じもする
ノイズとメロディーの境界を行ったり来たりしてる感じで心地よい

07. Radian
ピアノとカリンバの一音一音が重なって始まる
裏で細かく揺れながら鳴っているシンセの音

低音のシンセ
弦をかき鳴らすような音とピアノ

ミニマルっぽい




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Bjork / Volta

2019-05-24 20:20:20 | album b
ふとビョークを聴きたくなるけど、そう言えば以前からチラチラと聴いてアップしかけては
そのままになっていたので、じっくりと聴いてみた。

ビョークの6TH オリジナル・スタジオ・アルバム
Volta
2007,5,2発売

Voltaというタイトルは電池を発明したアレッサンドロ・ヴォルタの名前に由来。
エネルギーを沢山感じさせるアルバムになったから。
ビョークが偶然と思ったのはガーナに流れるヴォルタ川の名前にも感じたらしい。

2001年の「ヴェスパタイン(Vespertine)」
映画「Dancer in the Dark」出演、同映画のサントラ盤「Selmasongs」を経ての作品で内省的。このアルバムの発売後にビョークが半年ほど住んでいるNYで911テロが起きる。

2004年の「メダラ(Medulla)」
ヒューマン・ビート・ボックスによる作品で、内省的。
下の子供が生まれた頃で、家で過ごすことが多かったようだ。

2007年の「ヴォルタ(Volta)」
外に出て新しい経験、冒険をする時期に感じたようだ。




1. Earth Intruders
津波で襲われたインドネシアの村を訪問して、飛行機でティンバランドと作業するために飛行機を乗り継いでいる時に夢を見た。人の津波がワシントンのホワイトハウスを飲み込んでしまう。彼らが世界を支配して、権力のバランスを正すという夢を見て、ティンバランドが作ったbeatに乗せて曲を作ったとのこと。

足音
民族楽器でリズム。エレクトロニカにビョークの歌声。
確かに民族音楽を聴いてる感覚になる。
鳥の声や船の汽笛のような音もサンプリングされている。
心地よい♪

2. Wanderlust

抑えきれない放浪欲
港から旅立つ
前曲の流れのまま

歌が入って、フォーンも入って
5分過ぎの音はYMOの「tokyo town page」っぽい
波の音

3. The Dull Flame Of Desire
アントニー・ヘガティーとデュエット。
アイスランドのブラス・セッションで始まる。
次第にドラムスが入ってくる。
ライトニング・ボルトのBrian Chippendaleに依頼してアルバム完成後にビョークの曲に合わせて即興演奏をしてもらって、その後、2か月編集して重ねたらしい。

ブラスとアントニーの迫力からか、スケールの大きな曲となっている。

4. Innocence
ティンバランド
エレクトロニカなドラムと音の変化
ポップな歌
電子ドラム、引っかかるような音、声をサンプリングして加工した音でリズム。


5. I See Who You Are
中国琵琶で奏でられる。娘のために書いた子守唄。
エレクトロニカな音も重なって
静かにビョークが歌っている。
トタンを叩くような音も。

とても良い感じ♪

6. Vertebrae By Vertebrae
水の流れる音、風の音、
フォーンが徐々に迫ってくる感じで


7. Pneumonia
ゆったりフォーンが鳴ってループ、ビョークが口ずさむ
ヴォリュームが大きくなって

哀しみを克服するんだ
心を閉ざして生きるべきではない

8. Hope
ティンバランド
コラの音色
おそらくチェチェンの妊婦による自爆テロがあった。彼女のことでテロに巻き込まれたという報道があったが、ビョークは彼女は「自分が世界を変えることが出来る」という希望を持っていたのではないかと思ったという。

ビョークの多重録音の歌
コラの音色が心地よい。軽めに弾いたお琴っぽい音。


9. Declare Independence
恋人から酷い仕打ちをされていた女友達に宛てた「自立しなさい」という曲。
同時に、デンマーク領のグリーンランドとフェロー諸島の住民に捧げた曲。
ビョークの祖国アイスランドはデンマークから独立している。

汽笛っぽい音 エレクトロニカの低音滲む

ノイジーな音
4つ打ちの強めのリズム
Higher, Higherのコーラス
シャウトしてる声
もともとパンク系だったことを思い出した。

10. My Juvenile
アントニー・ヘガティーとデュエット。
弦の美しい音色とアントニーとビョークの歌の魅力たっぷり

私の少年に対する感謝の気持ち

 11.I See Who You Are(Mark Bell mix) (日本盤ボーナス・トラック)
エレクトロニカ的なミックス



LFOのマーク・ベルをはじめティンバランド、アントニー&ザ・ジョンソンズのアントニー・ヘガティー、マリのコラ奏者、トゥマニ・ジャバティ、コンゴの電気リケンベ(親指ピアノ)バンド、コノノNo.1、中国琵琶奏者のミン・シャオ・ファン、ライトニング・ボルトのBrian Chippendale、ソニック・ユースやジム・オルーク絡みで知られるChris Corsanoといったアーティストなどが参加。



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Magnetic Punk: The tape innovations of Open Reel Ensemble

2019-05-24 18:29:55 | 音楽
Open Reel Ensembleの実演 解説 楽しい♪





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