存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

春ねむり / 春火燎原 しゅんかりょうげん

2023-09-18 15:26:23 | album h

春ねむり セカンド・アルバム

歌詞カードは縦書きや横書きがあったりするけれど、歌詞は読みやすい。

この世はクソだけど、生きていくなら美しく生きて、絶えるしかないんだなって思っている春ねむり
彼女の曲で救われる人もいると感じる。

2022,4,22配信
2023,8,30 CD発売


01.sanctum sanctorum 1:43
インスト曲
宗教音楽っぽい

02.Déconstruction  3:47


03.あなたを離さないで 4:16
言っても面倒臭がられるし、割り切って楽な方へ行きたいと思う時の自分のために書いた曲

1:59辺りから 吠える

04.ゆめをみている (déconstructed)
イントロから馴染みある曲なんだけれど
「さよなら、ユースフォビア」(2016年)ヴァージョンから歌詞を書き換えている

歌い方も抑え気味な部分もあって

05.zzz #sn1572  1:36
朗読している宮沢賢治の「よだかの星」

風の音 風で何かが動いている音
アウトロは次の曲へ

06.春火燎原 4:37

ミニマルな声をサンプリングしたような音が裏で鳴っていて
スポークンワーズ
Blinking here と叫ぶ

「みんな死ね」と思ってる自分を消すことはできない、という葛藤がずっとあったけれど
「みんな死ね」と「みんな生きろ」は同じだよ、って思えるようになった という。

07.セブンス・ヘブン 3:47
口ずさむようなイントロの歌詞

楽器が入って、コーラス
ラップ

ここが天国だって思った
君の瞳がとても綺麗だ それだけで良かった

08.パンドーラー 3:05
サンプリングされた早回しの音、ノイズ
硝子を叩くような音

大事な友達のことを考えて作ったメロディーのある歌

破壊は創造の始まり
楽園も地獄も君のもの

09.iconostasis  1:05
コーラス
中高がクリスチャンスクールだったので影響がありそうな曲

10.シスター with Sisters 2:56
ねえシスター いま火を放って

燃え上がる水平線に包まれる
始まりのための終りを始める

アルバムのジャケットのイメージ

11.そうぞうする  3:00
「想像」と「創造」
イントロから心地よい音の変化♪
疾走感もありアジアンテーストなドローン

死ぬより早く生まれ続ける何度も


12.Bang  3:20
攻めて行くエレクトリック・ギター
ドラムス
ラップ
激しく bang bang bang

途中 赤ちゃんの泣き声

映えない愛で歌ってやるよ

13.Heart of Gold  2:17
エレクトリック・ギター

ラップ
ロックン・ロールは鳴りやまない

でも愛とか平和とか歌ってやる

金ピカのハートを探しに行こう
心の荒野を渡って行こう

アウトロのノイズのロングトーンから次の曲のイントロへ

14.春雷 3:39
ラップと歌がマッチして
進化した 春ねむり を感じる

I I I I(アイ)
生きていたいや
命が目覚めて

15.zzz #arabesque  1:40
イントロの美しいハープのような音のメロディーは
ファイナルファンタジーでも始まりそう
ラップ
僕は僕のままであるだけ

16.Old Fashioned  3:22
ピアノ
エレクトリック・ギター
ドラムス、ベース

ヴォコーダーのラップ
ぜんぶたいらげてあげる オールドファッション ドーナツ

関係ないことなんてあるかよ くそったれ

17.森が燃えているのは  2:49
リズムボックスと高速ラップに
ロックン・ロールが混じった

ぼくは全て今夜壊したい

18.Kick in the World (déconstructed)  3:09
原曲よりウィスパー気味で始まる

タイトルを叫ぶ
ハードロックのようなギターよりも叫びのインパクトが強い

少しずれた多重録音のラップ
世界の終りを始める その用意は出来ているか

19.祈りだけがある  3:31
破滅的に荒れてた時に書いた曲

ノイジーな音がマッチする

戦場での痛みを感じて
死ねずに生きている祈りだけがある


20.生きる 4:02

ポップで明るく始まる
力強い
ラップとコーラス

生きているということ
生きて生きて生きて

谷川俊太郎の詩を引用

一瞬だけ感じられる「まだ生きていられる」

21.omega et alpha 1:03
小鳥の囀り
カラスも
シンセ
不意に終わる

 

 

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脇田もなり / UNI

2023-09-18 09:25:03 | album w

2023,9,6発売
4THアルバム

全曲のプロデュースはDorian

テーマ的には、内に秘めた思いみたいなところを表現したかった
できるだけ自分の本音を伝えたい、自分の感情的な部分に焦点を当てたい
とのこと。


1.IRIS 2:22
ゆったりとしたエレクトロニカ

もなりの歌声で聞こえてくる歌詞
多面体
雨はやんで

2.UNI 4:25
脇田もなりのシティーポップはとても良い
ディスコ的要素はダンスに繋がるのかも。
ファーストアルバムからスマッシュヒットしないのは何故って思っている。

どぉしたい、ねぇ?

3.PLACE 4:07
9th Single
7インチ・シングル「PLACE」
水辺に座っている後ろ姿のジャケ
エメラルドグリーンと山吹色が印象的

パーカッション ヴォーカル
休符
ファンキーなグルーヴ


4.ONDO 4:49
9th Single
7インチ・シングル「PLACE」B面

ゆったりとしたパーカッション
シンセ
シタールの音色

曖昧な体感温度

5.めくるMake Love 4:08
ヴォーカルで始まる
バラード

ただ愛に溺れたい

6.La Shangri La 4:12
アシッドハウス
10th Single

繰り返されるアウトロ

7.Sweet Pain 5:01
バラードで失恋の甘い痛み

8.もなりの8ビート 3:38
11th Single
8ビートで

可愛らしいヴォーカルもクールな面もあって
英語歌詞の部分も良い感じ

愛をもっと絡めさせたくて

ちょっと一緒に乗って見たら沢田研二の「おまえにチェックイン」みたいになってしまった自分…

 

 

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2023,9,12 番匠谷紗衣 ツイキャス

2023-09-12 22:56:27 | 番匠谷紗衣

 

夏の通り雨 / 番匠谷紗衣

配信の画像が止まる(音声は大丈夫)
充電器が線が長すぎて直ぐに切れる

今月
24日に京都 SOULECAFE
IN MY ROOM
VOL3があります
三回目なんですけど、定期的にやろうって思ったのは、ピアノとアコースティック・ギターだけでワンマンでするのを続けてやっていきたいなって思うようになった。自分の部屋に招待するという意味にとるかもわからんけど、自分の内面に 14歳くらいから歌を作って歌っているけど、自分の逃げ場みたいに辛いことから逃げる場所。自分の内面にあるところに歌があって、そういう所にみなさんに来て聴いてもらいたい。
こんな曲を今やってますよって紹介したりしたい。

とても暖かいご夫婦がやっておられるカフェで
車でも電車でも行きやすい場所ですし

東京でも・・

9月29日13時から大阪のロフトプラスワン
ファンイベントを何とか組み込んで今年もやります

ファンイベントは特別ゲストが来たり
今までは
サイケル・ジャクソン
松田さえこ「青い珊瑚礁」を少し歌う
一緒に歌おうってステージに上がってもらって歌ってもらったり・・

何をさせられるか分かりませんよ

ここにある光/番匠谷紗衣

アルバムは十何曲か出来ていて、レコーディングも進んでいる。
ギターは後で入れるので、先に歌録りするものの、弾き語りで歌ってないと調子でないって思ったりした。
今までの曲にアレンジを加えたり音を足したりしてる。
プロの人たちはパソコンに取り込んで曲を操作していってるけど何してるかさっぱりわからないけど凄い。
アルバム作りながら新しく作った曲も入れる予定。
コロナになってあまり露出もしてなかったけど、自分の活動の中で今のアルバム作りは自信にもなってるし、話したいことはいっぱいあるけど、沢山の曲
みんなに聴いて欲しい。

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上原ひろみ/Hiromi's Sonicwonder   /  Sonicwonderland (初回限定盤)(DVD付)

2023-09-11 23:58:26 | album u

2023,9,6発売をフラゲ

ジャケにはスタジオでの録音の様子を撮った写真やアルバム用のアーティスト写真が何枚も

Hiromi's Sonicwonder
上原ひろみ(p, key)
アドリアン・フェロー(b)
ジーン・コイ(ds)
アダム・オファリル(tp)

★2023年5月25日~28日、カリフォルニア州ニカシオ、スカイウォーカー・サウンド・ステージにて録音 

ジャケットのイラストレーションは、1970年代より数多くの名盤を手がけてきた
ルー・ビーチ(Lou Beach)
1947年ドイツ生まれ。幼少時に両親とともにアメリカに移住し、ミネソタ、カリフォルニアなどで育つ
ウェザー・リポート『ヘヴィー・ウェザー』、ワールド・ワイド版ファースト・アルバム『イエロー・マジック・オーケストラ』のジャケット

1. ウォンテッド  7:15
WANTED

ピアノの伴奏
キーボード
ベース、ドラムス
やがてトランペット

 

2. ソニックワンダーランド 8:17
SONICWONDERLAND

イントロから流れてくるレトロな「コンピューターゲーム」っぽい感じ
シンセのコミカルなニュアンス
アルバムタイトルの曲

3. ポラリス  10:05
POLARIS
北極星

トランペット
静かにピアノ

ピアノとトランペット
哀愁のある感じ

ジャズっぽいピアノのタッチから
ドラムス、シンセ
フュージョンっぽい感じもあったり

4. ゴー・ゴー 7:06
GO GO

ノードの低音
チャン チャン チャ ラ ラン 

フォーン、ドラムス、ベース
ピアノ

ビルボードで演奏しているシーンが浮かぶ
独特のグルーヴ
浮遊感があったり

5. アップ 9:00
UP

ピアノで激しく
ドラムス、トランペット、ベース
キーボードの音色も

トランペットの演奏も難しそう
1曲の中で変化していく
ジャズの魅力が増すグルーヴ

ドラムスが暫く続く
ピアノの迫りくる演奏
トランペットも入って。ベース

6. レミニセンス feat. オリー・ロックバーガー  6:27
REMINISCENCE
回想

バークリー音楽大学時代のクラスメイト
英国のシンガー・ソングライター/鍵盤奏者のオリー・ロックバーガーがヴォーカル

上原ひろみの曲で歌入りって違和感があるけれど
こうしたのもあっても良い

優しいタッチで 穏やかに回想する


7. トライアル&エラー 7:24
TRIAL AND ERROR

抜けて行くキーボードの音
ドラムス、ベース

トランペットが入って

家全体が反響している感じがして

トランペットとベースがMUTE BEATっぽさもあったり

8. ユートピア 7:19
UTOPIA

ピアノがメインで広がるユートピア
キーボードと控えめなパーカッション
ピアノにうっとり
寝そう

9. ボーナス・ステージ 5:13
BONUS STAGE

このユニットならではの曲が続いているけど、
コミカルで楽しい
心軽やかな

10. レミニセンス (日本盤ボーナス・トラック / 初回限定盤・通常盤のみ) 7:11
REMINISCENCE

ライヴでは、ヴォーカルがいなければ、インストの曲になるのかな

 

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TOWA TEI / TOUCH

2023-09-10 07:58:03 | album t

2023,9,6発売

前作「LP」続編の「TOUCH」
ソロ12枚目、全12曲収録。

THANK YOU ALWAYSには
YUKIHIRO TAKAHASHI ,RYUICHI SAKAMOTO,HARUOMI HOSONO

同時発売で何枚も一気に聴けず、少しずつ聴いている。
ファーストアルバムから、もっと以前にはDeee-Lite、原点としては「サウンドストリート」のデモテープから
Sweet Robots Against the Machine 名義は3枚。
「SUPER CROOKS」というアニメのサントラは聴いたことがない。
TEI TOWAの曲は聴いている。教授や矢野顕子の影響なのか、彼の作り出す音楽は、新世界を感じることもあるし、とても内面的なスマッシュヒットなものもあって、おそらくほぼ全部聴いている。

もともと美大系なので音楽の専門家というよりも
ジャケットに拘っているイメージも強い。
だから良いってのもあるんだけどね。

TOUCHは、コロナもあり、軽井沢で一人過ごす時間が増えて、SNSでもレコードの写真がアップされたりしていたように、レコードに触れる時間が長くなり、レコードに触れているというのもアルバムのタイトルに反映されているようだ。
過去に作った曲が世界各国のテレビやラジオ(クイズ番組やバラエティー番組など)で使われている。意図していない二次仕様。
今回は敢えてそっち向けに音楽を作ることにして作ったものを同時発売の二枚に振り分けたとのこと。基本一人で作ったものだけが「TOUCH」。「ZOUNDTRACKS」も一人で作ったものも入っているが、「ZOUNDTRACKS」はデモテープ集のようなものとしてカセットテープでもリリース。


01.IMMUNITAS   2:26
テリマカシ
Deee-Lite的な感じもあったり ループ
一音一音楽しんでいる
TEI TOWAっぽさが溢れるグルーヴ

02.EAR CANDY   2:45
高木完の日本語ラップを入れるのは初めてとのこと。
英語も入ってます。
FUNKY MUSIC
SPICYMUSIC

明るい感じの
原田郁子 LITTLE BIG(KISHAN&MAYA)のヴォーカル

電子ドラムの音

03.HOLD ON!   3:54
低音ビリビリ
高音の滑る音
鉦っぽい音色

ちんどん屋を思い起こすフォーンのうねり

細野晴臣&水原佑果

04.O.P.A.     4:18
ヴォーカルはTAPRIKK SWEEZEE
鉦、低音フォーン
ぽわーん
滲んでいく感じ
ギターは小山田圭吾

メロディーラインは心象風景のようでもある

05.HAND HABBIT 3:03
グラシアス、アディオス
権藤知彦のPLUGELHORNとバリ島の竹の楽器RINDIK

 

06.SEA CHANGE 1:59
STEP IN THE ASIAっぽい始まり


07.BEAUTIFUL 3:31
ウーリツァー
サンプリングされた複数の声
シンセのイコライザーを弄りながら変化するような音
桑田佳祐の「よし子さん」っぽさも

08.MY BABY   2:18
エレクトロニカなリズムと音色
引っ掛かるようなリズム
ファンファファファ
TEI TOWAっぽいグルーヴ

ヴォーカル IA


09.SNOW SLOW   3:37
サンプリングされた声
フォーン
パーカッションのリズムに
入ってくる音の音色
ゆったりゆっくり

10.AKASAKA   3:44
何だかんだとある中でもコミカルさを感じる
ガムランっぽい金属音も

11.RADIO (DJ)   3:27
10年前の「LUCKY」で収録され、METAFIVEでも収録され、今回は高橋幸宏が亡くなった後で収録された。
BAKUBAKU DOKIN、玉城ティナらの歌やコーラスも さらっとした感じで思わず口ずさむ

12.CREPSUCULE 4:12
低音

マルガリータ下さい

ゆったりとした曲だけど
ドローン的に鳴ってる感じもあり
アジアのお祭りの音が遠くで鳴ってる感じもあり

参加アーティスト:カシーフ CORNELIUS 権藤知彦 清水靖晃 高木完 高橋幸宏 TAPRIKK SWEEZEE TUCKER 原田郁子 細野晴臣 水原佑果 森俊二 他
ARTWORK : SUSUMU KAMIJO

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