霜後桃源記  

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山の環境整備

2006-03-13 18:55:58 | 山菜
今日の午後は、少し離れた場所にある杉山の枝打ちに出かけた。
冬場は雪で道が塞がれるため、機会を作れず気になっていた。行けるところまで軽トラックで行き、残りは脚立を持って歩く覚悟で向かった。途中の50mぐらいが雪で塞がれていたが、車の腹をつきながらも4WDの威力を借りて強行突破した。
杉林は、外側に面している木の枝打ちをしないと林全体が暗くなり、他の植物の生育が難しい。山での熊の餌不足は、植林した杉の手入れしないため、実をつける広葉樹が育たないことが原因とも言われている。この林もその例に漏れず、暗い林となっていた。
かなり太くなった枝もあり、鋸で切り込みを少し入れただけで重みで折れ、脚立と一緒に倒されそうになる危険もあった。しかし、一本切り落とす度に明るくなるのがハッキリと判り、棲んでいる動植物は「アサガキタナとオモンベナァー」と思いながらの楽しい作業となった。
南斜面で日当たりが良いので、タラノメ、コシアブラ、ワラビも期待している場所だ。



枝打ち作業の中休みとして、林の前にある土手でのバッケ(フキノトウ)採りをしようと、ハサミを準備して行った。家の周辺は採り尽しているが、ここはまだこれからのようだ。結構出ていて10分程度のつもりが小一時間かかってしまい、枝打ちは途中放棄となった。
熊の餌のより自分の餌の確保が優先してしまった。

コメント (5)
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