春一番

「春一番」は、関東以西で使える言葉で、東北は単に「春の嵐」というのだとTVの気象情報士が話していたという。
　ナヌ！東北蔑視か？などと考えていたら一昨日の「春一番」を迎えた。ハウスの屋根が吹き飛ぶのではないかと思われるぐらい凄い風が一日中吹き荒れた。なるほど、これは「春一番」などと気取って呼ぶような風ではないな、と妙に納得してしまった。
　昨日は、「春の嵐」で一部壊されたハウスを、ジィチャンが早速修復してくれた。


　写真は、「春の嵐」でも倒れなかった枯れた松。この周辺ではいずれ松は全滅するのではないかと思われるぐらい松食い虫の被害を受けている。この冬の大雪や強風で随分倒れたが、この二本の松はまだ頑張っている。心配なのは、倒れる方向によって近くにあるタラノメが被害を受けることだ。先日も、折角生長したタラノメが松の倒木で三本も折られてしまったばかりだ。
先に切り倒せば?　と考えるところだが、枯れている木は切っている途中で折れたり、倒れる方向が不規則だったりで非常に危険なのだ。