霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

一歳児の歩き初め

2006-03-05 06:40:26 | 生活
昨日、厳美の「道の駅」で「一歳児あるき初め」のイベントが開催された。 今年で5回目を迎えるこのイベントに市内は勿論仙台や遠野などからも含め74人が参加した。
 この地方では昔から、子供の一歳の誕生日に一升餅を背負わせて歩かせる風習がある。
 そのイワレについては「苦労に見立てた餅を背負わせることで、我慢強く成長することを願う」等の諸説があるようだ。

 オバサンの子供達は上の三人は、奥手で誕生日にはまだ歩かなかった。末っ子の娘が唯一の有資格者となった。当時、横須賀に住んでいたが、一関から送ってくれた一升餅を目出度く背負わせることができた。
しかし、約2kgはある一升餅が幼児にはかなりの重さ。オバサンが手を離した瞬間、背中の重さに耐えられず、引っくり返ってしまったことを覚えている。
そんなこともあり、昨日のイベントでは、親が後で支えながら歩かせているのが多かった。
子供にとっては大いに迷惑な風習かも知れない。

 
昔、餅は最高のご馳走であり、慶事があると餅をついて食べる風習があった。年寄りが居る我が家ではその伝統をしっかりと受け継いでおり、結婚式等は勿論、田植えや稲刈りが終わった時とか、遠来のお客様をもてなす時に餅をついている。
しかし、今のお客様が餅をふるまわれて喜ぶかどうかは分からせない。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする