霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

この道ン十年

2006-06-29 18:27:57 | 家族
農家の長男に生まれ農業一筋の一生を送って来たジィチャンは、農業のことなら何でも知っているという自負があり、また、喜寿を過ぎたとは思えない若さを誇っている。
農業の経験が浅いオジサンとオバサンはアドバイスを受けることがある。ところがアドバイス通りやって失敗することが時々ある。
その時のジィチャンの弁がふるっている。「Aのやり方をしたから失敗したんだ。Bのやり方でやるべきだったんだ」と最初にAと言ったことなどケロッと忘れ、評論家みたいに立派な解説をする。

言う方はいいが、汗水たらしてやった結果が無駄だと知った方は、疲れがドッと出てくる。
いつも温厚なジィチャンと違い、「時々温厚なこともある」と評されているオジサンは、半分切れかかり「最初から言えよ、このクソジジイ!」と心の中で叫ぶ。

まだ元気だとはいえ間もなく80歳。好むと好まざるに係わらず、モウロクして来ていることは間違いない。そこを念頭においてアドバイスを聞かねばならない。



京カノコ。オバサンはこの花が好きだ。もう盛りを過ぎ産直には出せなくなったが、あまりポピュラーでないことが幸いし、他の生産者と競合することなく出荷分は完売できた。株分けして場所を増やし、来年はもっと数多く出荷できるようにしたい。
少量多品種生産は「すきま産業」が狙い目だ。
コメント (4)
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