霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

藁打ち

2008-12-16 22:01:14 | 産直
今は「しめ縄」作りの真っ最中。
藁をなうためには元を揃えてしごいた藁を木槌で叩いて柔らかくしなければならない。

石の上に藁束を置き木槌で打つ作業は結構な力仕事となる。
昨年まではジイチャンがやっていたが体力の衰えから今年からオジサンに替わった。
ジイチャン、バアチャンが当日なう分の「藁打ち」をするのがオジサンの朝の日課になっている。

それにしても、12月も半ばを過ぎたというのに「しめ縄」の売れ行きが昨年ほどの勢いがない。
まさか世界的な不景気がこの田舎町まで波及して来たとは思えないのだが…・。

バアチャンが手の平の皮を剥きながらも頑張って作っているが、売り行き如何では大手メーカー並に「生産調整」をしなければならないのかもしれない。



「今回の景気減速は、今まで経験したことがないほど急激で、そのスピードは正に未体験ゾーンだ」と指摘する声もあるぐらい大変な不況を迎えている。
好景気の時は「蚊帳の外」に置かれながら、不景気の時はそのあおりをまともに受ける割の悪い立場にだけはなりたくないものと願っている。

コメント (2)
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