霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

雛の調達

2015-02-17 20:31:55 | 家畜
鶏の雛は毎年60~70羽を仕入れているが、産直での卵の販売が順調なことや飼料用米を活用できること等から
今年は80羽に増やすつもりでいた。

ところが、例年今の時季に回覧文書で回って来るJAの注文書が来ないので厳美支店に問い合わせたら「取引先の
養鶏業者が生産を止めたので今年から注文を取らないことになった」と驚きの答えが返って来た。

早急に新しい調達先を探さないと四月末の飼育開始に間に合わなくなるので、慌てて以前照会したことがある関東の
業者に電話をした。
種々調整の結果、最終的に四月末に福島の業者の所に「60日雛」を引き取りに行くことで結着した。


(鶏舎の金網には「冬囲い」としてビニールのカーテンを垂らしている)

夜になって長年養鶏事業一筋で生きて来た大越さん(実家の姉の同級生)に業界の様子を聞いてみたら
「殆どの養鶏業者が生まれたての雛から育てるのが普通で、県内に雛を育てて供給する業者はいない」との
ことだった。

これまで何の心配もしていない「雛の調達」だったが、来年からは少し早めに手を打つ必要がありそうだ。


コメント
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