霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

分離課税

2016-02-02 21:26:08 | 経営
昨年は売上はほぼ例年並みだったが倉庫等の補修や堤土手の修復工事等で経費が嵩み単年度でみた
農業収支は大赤字となった。
しかし、長年保有していた株式の売却益が出たのでそれらと合わせれば収支がほぼトントンになるものと
思いながら税務申告の準備を始めた。

我が家の税務申告は計理事務処理が簡単な「白色申告」で、国税局のHPの「所得税申告作成コーナー」で
作成後に紙ベースで税務署に提出している。
面倒な減価償却費も含めて必要なデータを入れるだけで自動的に税額を計算してくれるので助かっている。


(ヘソ大根作りの第二弾が始まった。茹で上がった大根を釜から取り上げているところ)

例年と異なるのは株式譲渡だけなのでそれほど時間を掛けずに終えるつもりだった。
ところが、最終的に計算される税額がゼロになるとばかり思っていたら過去に経験したことがない大きな
金額になるのでビックリしてしまった。

計算プロセスは画面には現れないので相談コーナーに電話で照会したら担当の税理士さんが「株式譲渡は
分離課税となるため総合課税のように農業収支とは合算されない」と即答してくれた。

「分離課税」や「総合課税」という言葉は聞いたことがあってもその違いは全く理解していなかった。

理屈を調べて「なるほど」と納得できる仕組みであることが分かり、そんな初歩的な知識も無い自分を
恥じるしか無かった。

コメント (2)
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