霜後桃源記  

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批判封じの諺

2016-02-06 18:20:10 | 社会
「郷に入りては郷に従え」は田舎暮らしの長い住人が「評論家気取りのしたり顔」で話すことが
多い諺で、しかも大半はよそ者の「批判封じ」に使われている。

しかし、その言葉の意味するところは「風俗や習慣はその土地によって違うから、新しい土地に
来たら、その土地の風俗や習慣に従うべきだ」ということであって、国が制定した法律に反する
「悪習まで許容すべし」との趣旨でないことは言うまでもない。


(鶏舎の清掃を兼ねて堆肥をトウモロコシ畑予定地に撒き始めた)

この諺は英訳の方が趣旨を良く理解できる。
When in Rome do as the Romans do.
(ローマにいるときにはローマ人がするようにせよ)
Every country has its law
(どの国にもそれぞれの法がある)

要するにこの諺の「郷」は一国をもイメージしているもので、田舎の小さな一集落のみを指して
いる訳ではない。

田舎の小さな集落で、国内法を無視して「北朝鮮ルール」をいきなり適用されても従えないのは
当然ことである。
的外れな批判をする輩にこそ「郷に入りては郷に従え」と言ってやりたい。
コメント
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