サラリーマン時代は、いつも焦燥感や不安感が付きまとっていた。
就農後は、それが消え満足感、幸福感、充実感の方が優っていた。
一体全体それは「何処から来ているのか?」と常々疑問に思いつつ、明確な根拠を見い出せないままと
なっていた。
「農業は生命の産業」だから、或いは「農業の魅力はお金では計算できない」等では、ややピント外れの
ような気がしていたし、「いつも家族と一緒だから」もやや限定的過ぎる解釈に思えた。
今のところ、先日紹介したデンマーク語の「ヒュッゲ」が一番近いような気がしている。

今日も雪原から赤カブを収穫した。
夫婦一緒なら、これもヒュッゲの範疇かと思われるが、午前中は晴天だったにも関わらず、午後の畑は雪が
チラつき風も冷たかった。
歳を考えたら、こんなヒュッゲは避けるべきかもしれない。