年末に息子がコンビニで買って来た「タブーに挑戦する月刊紙」が「田舎暮らし」を取り上げていた。
一般的によくある「田舎礼賛」の記事ではなく「絶望的な地獄」、「不便&村八分」等田舎を全否定する
言葉が躍っていた。
新聞の論説と異なり「深堀りに欠けた浅薄な内容」となっている面は否めず、客観的視点で書いたもの
とは到底思えなかったが、部分的に本質を突いている面もあって興味深く読んだ。
(釜茹で後、冷水に浸している大根)
その内容の一部「なぜか田舎は持ち上げられる」の記事全文を以下に紹介したい。
山林と水田のある風景が日本人の原風景で郷愁もかきたてられる的なことがよく言われますが、そもそも郷愁を
かきたてられるのは、都会に住んでいる人たちです。
主に田舎を舞台にした作品を見て憧れたりもするようですが、そんなものは作られた田舎であって大嘘です。
そもそも山と田んぼは気持ちの悪い虫たちで溢れかえっていますし、フィクションの世界の住人のような善人は、
田舎にはほぼいません。
そこにいるのはよそ者を忌み嫌う排他的な人たちです。ついでに言えば、圧倒的に不便なのです、物見遊山で
行ってみる分には楽しいかもしれませんが、住むのは無理です。