既に耐用年数を過ぎ、骨組みが錆びたり朽ちたりして崩壊が近づいている四号ハウスの解体を
廃品回収業のTさんに依頼した。
雪の重みで潰れたりすると解体作業が困難を極めるので「転ばぬ先の杖」のつもりだった。
就農当初、門口にあったハウス一棟を解体したことがあり、多大な労力を要した苦い経験があり、
今回は当初から「外注」と決めていた。

所要日数は四日を見込んでいる。
Tさんにはいつも「阿吽の呼吸」で依頼しているので、解体費用は発生する鉄類の廃材等で
「チャラ」かと思っている。
しかし、無理なら相応の謝礼を支払うつもりでいる。
それが信頼関係を維持し、長い付き合いをする「最善の道」と信じている。