大豆の収穫を終えた市野々の畑で電気柵の撤去を始めた。
5m間隔で立てた支柱から二本の電気線を外してリールに巻き取りながら
畑を一周し、その後に支柱を回収するためにもう一周する。
単純な仕事だが、老化の進展と共に足腰に結構な負担となり、時間も
掛かるようになった。
春になったら再度設置するので電源となるバッテリーと機械本体のみを
外して冬を超す方法もあるかもしれないが、これから始まる秋耕や来春の
耕起作業の邪魔になるので面倒でも撤去せざるを得ない。
高価な支柱を数カ月間雪の下に放置すると劣化が早まる可能性もある。
(11月25日撮影の厳美渓)
春から秋の間も、電気柵を設置していると草刈りや中耕除草等の際に邪魔
になるので一手間余分な作業が加わるが、イノシシ等の被害から作物を守る
ために電柵は欠かすことの出来ない「守り神」となっている。