ドブロクは「豊作を祈願するための神聖な酒」とのことなので、自分に
ピッタリの酒と受け止めている。
特に、餅米で造ると旨味が増して口当たりも良く、ついつい「呑み過ぎ」
となるのが難点で、ドブロク造りは10年間ほど中断していた。
それでも、ビール党だったこともあって特段不都合は無かったが、近年、
日本酒党に変身しつつあり、酒代も馬鹿にならなくなっていた。
そんな嗜好の変化に対応し「ドブロク造り」を再開することにした。
仕込んでから四日目に試飲したら、大吟醸を凌ぐ「驚愕の旨さ」で、また
しても呑み過ぎてしまった。
そして、翌日からは「夜のドブロク」が愉しみとなり、帰宅すると直ぐに
ドブロクに手が伸び、作業日誌やブログ作成等々のルーテインが疎かになり、
怖い奥方様から「レッドカード」を呈示されてしまった。