ボケ老人のお粗末２題

　新しい雛の到着は半月ほど前に１２月９日とメールが届いていた。

　それを確認していながら、いつの間にか8日到着と勘違いしてしまって

いた。

　いつもの時間に到着連絡が無かったことから納入元に問い合わせて、

初めて一方的な勘違いであることが判明した。

　以前、会社時代の同期会の案内状を受け取っていながら、一日勘違いして

不参加となり幹事から「ボケ防止の薬でも送ろうか」とのメールを受け取っ

た時のことを思い出した。

(１１月２５日撮影の厳美渓)

　今日はそれだけで終わらなかった。

　携帯からスマホに代えて何かと使いずらい思いをしていたが、今日の

午後になって急に発着共に使えない状態になってしまった。

　ドコモショップに電話して確認したら「電源をOFFにして再起動すれば

大丈夫」とのことだったが肝心の電源ボタンの位置を理解していなかった。

　結局、ショップまでスマホを持参し、ようやく復活させることが出来た。　　

「負の遺産」の解消も現職の責任

　農水省の指導を受けた県の団体指導担当が、直ぐ動くものと思いきや

自分達の犯した重大ミスの反省もないままノンビリと構えているのに呆れ

果てた。

　諦めて一関市の農林部長に面談し、厳美の農事組合法人の違法状態を直ち

に解消するよう求めた。

　餅米の違法仕入れを「指導する」と約束しながら逆に是認したのは何代か

前の農林部長だったので、「負の遺産を解消するのも現職の責任」と主張した。　　

　(野菜を啄む鶏達。雛が到着すると五カ月先輩格になる。)

　明日、新しい雛が到着する。

　その受け入れ準備のため土手の撤去作業は一時休止し、鶏舎の堆肥搬出

に汗を流した。

　しかし、雛用の鶏舎は綺麗になったものの小雨模様の天気で畑の湿気を帯

びた土がクローラに付着し、それが門口を泥道にしてしまった。

　明日の早い段階に掃除しなければならない。