霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

愛のままで

2011-10-26 21:13:57 | 家族
彼女のためなら「たとえ火の中、水の中」という気持ちで結婚し、その気持ちが少しも
揺らぐことなく今日で41回目の結婚記念日を迎えた。
「初心」は忘れるのが一般的で、特に夫婦の場合はその傾向が強いようだが二人の
場合はそうはならなかった。

一緒に農業に従事し仕事上でも良きパートナーとなったことが、より一層深いが結び
つきとなった。
手と手を取り合って「共通の目標に向かって進む」。
ただそれだけで十分に満足感、充実感、安心感があった。



また、仕事上では「剛と柔」が組むことによって強力なペアが出来上がった。
この強力ペアをもってすればあと20年は「現役の百姓」で頑張れる気がする。

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秋仕事

2011-10-25 22:18:08 | 経営
三カ月も続いた枝豆出荷が終わって少し気が抜けた状態になった。
日々出荷する目玉商品が無くなって寂しい気持ちもある。

だからと言ってやることが無くなった訳ではない。
遅れ遅れとなっている仕事が山積しているので、それらを一つずつ
片付けなければならない。



最優先は収穫作業。
まずはエゴマ、そしてジャガイモとサツマイモ。
それらを終えたら大豆の収穫が控えている。
その外に「麦蒔き」や田んぼの「秋掘り」、来年の育苗用の「土の運搬」も
急がねばならない。

残念ながら、当分は「失業」の心配はなさそうだ。

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枝豆の総括

2011-10-24 20:29:50 | 野菜
明日で今年の枝豆出荷が最終日となる。
たまたま「おいしい野菜を育てる会」で主催している「直接販売の日」に当たったので三カ月間の
ご愛顧に感謝しながら最後の販売にしようと思っている。

早生品種の「元気娘」から始まって「湯あがり娘」、「かおり豆」、「庄内三~七号」と繋ぎ、最後は
晩生品種の「秘伝」で締めくくった。
当初の目論見通りほぼ三カ月間休み無しで出荷し続けたのは「立派」というしかない。

前半から中盤戦までは「新鮮館おおまち」が主戦場だったが、9月後半からはそれが「道の駅」に
移った。
双方の需要期の山が一緒でないのが「天の助け」となって何とか乗り切ることができた。


(今年のカラタチは大不作だった)

大きな反省点は三つ
・初挑戦した品種の収穫適期が見込みと大きくずれ、それが全体の収穫スケジュールを狂わせ、
 収獲適期を逸して未収獲となった畑が何ヵ所かあった。
・収獲適期を逸した結果、選別に多大の労力を必要とする悪循環を招いてしまった。
・販売見込数だけでなく出荷可能量を考慮した作付け規模にすべきだった。

小さい反省点は他にも山ほどあるが、今回の挑戦で生産と販売の双方で多くのノウハウを蓄積できた。
それらは来年以降に活かせると思っている。
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石倉

2011-10-23 20:59:05 | 穀物
石倉を作ってから35年以上は経過している。
特に必要があって作った訳ではなく「単にミエを張っただけ」と聞いている。

代替わりするまでは米は収穫を終えるとすべて農協に出荷してしまうので
少しばかりの自家消費分の米を保管する倉に過ぎなかった。

そんな無用の長物に近かった石倉が今は穀物倉庫として欠かせない存在
になっている。
厚い石の壁が外気温の変化をかなりの程度シャットアウトしてくれるようだ。

先般の大地震で同種の石倉を保有する農家が被害を受けているのを何件か
見かけたが、今はこの種の石倉を作る職人が居ないためか補修もままなら
ずに放置されている。



乾燥を終えて放置したままとなっていた籾を玄米して石倉に運んだ。
「収穫の秋」を迎えると倉は穀物で満杯となる。

これが徐々に減って行き、来年の稲刈り時分までに空になるサイクル
を繰り返している。

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夕焼け

2011-10-22 20:25:37 | 野菜
夕方、市野々の叔母に卵を届けに行ったら仙台の息子と孫が来ていて焼肉パーティに
誘われた。
この種の誘惑には滅法弱いので直ぐに仲間入りしてしビールまでご馳走になった。

呑むと帰り足に不自由することになるが、そんなことは呑んでから考えればいいこと。
呑んで会話も弾んで楽しいひと時を過ごすことができた。



「秋の日はつるべ落とし」で太陽が沈むとたちまち暗くなる。
のんびりと夕焼けを眺めたりしていると真っ暗な畑での収穫作業となってしまう。

写真は三日前のもので、一日雨が降り続いた今日の収穫は諦めた。
コメント (2)
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