バド仲間のWさんは30代後半からバドミントンを始めた。
女性ながら身長は170を超えるが決して運動神経がいい方ではなかった。
仲間入りした時はあまりの下手さ加減に「いずれ諦めて辞めて行く人」と思って見ていた。
しかし、週三回の練習にほぼ欠かさず参加し続け「牛歩の歩み」ながらも着実に上達し続ける
姿を見て自分の見る目の無さを反省させられた。
それでもまだまだ弱点が多く、Wさんをゲームで苛めるのが私のバドの楽しみの一つでもあった。
ところが、仲間入りしてから五年経過した最近になってその実力が急成長して来た。
間隔を置いて時々練習に参加する度に彼女の急成長振りに驚かされることが多くなっていた。
今日は雨の土曜日となったので一カ月振りにフォルティシモの練習に参加し、驚愕した。
常に後ろ居ると思っていたWさんが既に私を追い越して上級者の仲間入りをせんばかりの
実力者に豹変していた。
力関係が逆転し今度は私が苛められる立場になりそうだが、これまでの彼女の弛みない努力に
感服している者としては甘んじてその屈辱に耐えねばならない。
後山の畑の駐車場にも大きな栗の木がある。
暗くなる前に収獲を済ませねばならないのに、まずは「栗拾い」から始まるのが日課と
なってしまった。
女性ながら身長は170を超えるが決して運動神経がいい方ではなかった。
仲間入りした時はあまりの下手さ加減に「いずれ諦めて辞めて行く人」と思って見ていた。
しかし、週三回の練習にほぼ欠かさず参加し続け「牛歩の歩み」ながらも着実に上達し続ける
姿を見て自分の見る目の無さを反省させられた。
それでもまだまだ弱点が多く、Wさんをゲームで苛めるのが私のバドの楽しみの一つでもあった。
ところが、仲間入りしてから五年経過した最近になってその実力が急成長して来た。
間隔を置いて時々練習に参加する度に彼女の急成長振りに驚かされることが多くなっていた。
今日は雨の土曜日となったので一カ月振りにフォルティシモの練習に参加し、驚愕した。
常に後ろ居ると思っていたWさんが既に私を追い越して上級者の仲間入りをせんばかりの
実力者に豹変していた。
力関係が逆転し今度は私が苛められる立場になりそうだが、これまでの彼女の弛みない努力に
感服している者としては甘んじてその屈辱に耐えねばならない。
後山の畑の駐車場にも大きな栗の木がある。
暗くなる前に収獲を済ませねばならないのに、まずは「栗拾い」から始まるのが日課と
なってしまった。